初級から上級のメニューの中で
私の生徒さんで、だいたいいつも評価が分かれるパンがあります。
それが、中級の「ババ・オ・ラム」と「サバラン」。
どちらも焼いた後の生地をシロップにたっぷり浸して仕上げるパンです。
パンというより「お菓子」かな
私はあの甘くてしみしみ(変な表現?)した食感が面白くて大好きですが・・・
苦手な方にしてみたら、そもそも「パンを浸す」という行為に抵抗があるようで
「食わず嫌い」な方もいらっしゃいます。
今日の生徒さんの一人がその「苦手な方」。
いや~~、食べてみたらわかるって~
絶対美味しいから
と、無理矢理テンションが上がるように仕向けつつ、レッスンしました。
サバランは作り方が面白いよね。
液状になっている生地を型に流し込んで焼きます。
ほら~~、飾り付けしたら美味しそうでしょ
トッピングのかわいい色合いに、思わず歓声が上がります。
「よしっ、いけるかも(心の声)」
もう一つのメニューは「チョコマロン」。
こちらはチョコシートを折り込んだ人気のパン。
生地が破れないように四苦八苦していましたが・・・
きれいに成型できましたね。
トッピングはアーモンドスライス。
ボリュームもあり、迫力満点
さて、サバランの評価はどうでしょうか・・・
苦手な彼女の方は、残念ながら・・・やっぱりダメみたいです
チョコマロンは「文句無し」って感じでしたが。
その代わり・・・
お楽しみメニューで作った「グラハムスコーン」が大好評。
こういうシンプルなものが好きなのね・・・
なんにせよ、良かったです
お持ち帰りのサバランはご家族に食べてもらってね。
ちなみに、ウチのダンナはしみ系のパンが大好きです。
今朝も「今日のレッスンはサバランやるよ」と言ったら
自分が食べられるわけではないのに、すごく喜んでいました。
ほんと・・・
全てにおいて、興味深いパンですね