comodo日和

comodoとは音楽用語で「気楽に」という意味です。パン作りにまつわる出来事を気負わずに綴っていきます。

老麺生地

2012-11-15 18:06:26 | 日記

今日は上級クラス6回目のレッスン。

クリスマスが近いので、やはりメニューを入れ替えました。

イタリアのクリスマスのパン「パネトーネ」と

簡単、お手軽にできる「イングリッシュマフィン」をチョイス!

 

「パネトーネ」はバターや卵がたっぷり入っていて、

とてもリッチなお菓子のようなパン。

 

そして、注目すべきは「老麺生地(ろうめんきじ)」を使う事。

生徒さんも興味津々です

 

↓これが「老麺生地」。

前日の夜捏ねて発酵させておきましたよ。

この生地を本捏ねの時に混ぜるのです


老麺というのは、発酵種の一種で中国などが発祥とのこと。

「老」は歳を重ねた(良い表現だ)、「麺」は小麦粉

の意味があるそうですよ。

 

長時間低温で発酵させた、ちょっと古めの生地を混ぜ込むことにより、

パン生地の発酵力が増して、なおかつ風味も出るという効果があります。

できた生地は2~3日は冷蔵保存できるので、パン作りにおいて効率的な

面もありますね。ちょっと管理は難しいかな・・・?

 

いろんな製法があるもんですね・・・

上級でパン作りのさらなる奥深さを知ることになります。

 

さてさて・・・

↓パネトーネはしっかりと腰高に丸めることがポイント。

とじ目もしっかり。

約60分発酵後、クープを入れて・・・

焼き上がりました

ちょっと焼き色が濃かったかも・・・

 

↓上級では生徒さんにも器械に触っていただきます。

ちび丸くん・・・ちょっと古い型ですが頑張って働いてます!

 

「イングリッシュマフィン」はコーングリッツをたっぷりつけて

色白(半生っぽく)に焼きます。

 

真ん中を割って軽くトーストし、サンドイッチにしていただきました

とても好評でしたよ

 

お楽しみメニューは「オムレット」。

ご自分の分を作っていただきました。

口金部分をシートに押しつけないで、ふっくらと巻いていくのがポイント

やっぱりカワイイ

 

今日も楽しいレッスンでした。

来月は・・・

外はいよいよ雪景色かもしれないね

 

 

 

 




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