昨日は会社の仲間と飲み会がありまして、ブログ更新できずにすみませんでした。
と、言っても私下戸なので、コーラで付き合ってたんですが…。
さて、今日はブルーノートレーベルの中で、黒人なのですが、知性的なピアニスト、「デューク・ピアソン」のデビューアルバム「プロフィール」を紹介します。
非常に煌めいた音色のピアノで、それでいて、ビバップやファンク、ブルース、ラテンなどのエッセンスを散りばめながら、知的に奏でる「ピアソン」の魅力が満載の好アルバムです。
アルバムタイトル…プロフィール
パーソネル…リーダー;デューク・ピアソン(p)
ジーン・テイラー(b)
レックス・ハンフリーズ(ds)
曲目…1.ライク・サムワン・イン・ラヴ、2.ブラック・コーヒー、3.タブー、4.アイム・グラッド・ゼア・イズ・ユー、5.ゲイト・シティ・ブルース、6.トゥー・マイル・ラン、7.ウィッチクラフト
原盤…ブルーノート ST-84022 発売…東芝EMI
CD番号…TOCJ-4022
1959年10月29日録音
演奏について…一言で言うと、オープニング曲「ライク・サムワン~」から、エンディングの「ウィッチクラフト」まで、「ピアソン」の技巧とスピリットが充分に堪能できる、完成度の高いアルバムです。
まず、眼を引く?のは、あらら不思議リズムの3曲目「タブー」。
リズム二人が、変則的なラテンリズムで、序幕を開けると…そこに見えたのは…。
「ピアソン」が華麗に、そしてセンシティブにシングルトーンでアドリブを弾いている。
そして、この音、この雰囲気は、誰かに似ている。
そうだなぁ、そうだ「ジョン・ルイス」に似てるんだ。
知的ピアノの権化に似てるんだもの、このフレーズ、トーン…すごくセンス良いよね。
まじに「ミルト」のヴァイブ抜きの、MJトリオって感じで、私…この演奏大好きです。萌えぇですね。
4曲目「アイム・グラッド~」は、4ビートバラードで、取分けシングルトーンで「ピアソン」が、ロマンティックにじっくり聴かせる。
すごく女性的な、品のあるピアノだなぁ。
この人の技術とスピリットって、まじにすごいと思う。
いつまでも聴いていたい、「ピアソン」のポエムの世界…夢の中のコンサートです。
6曲目「トゥー・マイル~」は、「ピアソン」作曲の、ややアップテンポのマイナー・チューンで、いかにもブルーノートらしいサウンド(作り)だ。
「ピアソン」のファンキーで、バッピシュなアドリブソロも勿論買いだが、ウォーキング・ベースぶいぶいの「テイラー」と、アルバム中では最もエキサイティングなドラムソロを敲く、「ハンフリーズ」も、素晴らしい名演を繰り広げている。
このアルバムでのベスト演奏かなぁ。
5曲目「ゲイト・シティ・ブルース」では、「ピアソン」は、その名の通りブルージーにブロックコードで弾き上げて、「ピアソン」…こいつはとても器用なピアニストで、どのテンポ、楽曲でも変幻自在に同化し、上手に消化して行く。
バックの二人「テイラー」「ハンフリーズ」は、手堅く、しかし「ピアソン」をサイドからガッツリ固めた好サポート演奏です。
オープニング曲「ライク・サムワン~」では、4ビートからワルツへのリズム・チェンジなど「ピアソン」が、(デビュー作だと言うのに)のっけから、緊張することなく、早速やってくれてます。
流石、大物新人ですね。
そして、「ピアソン」の奏でるメロディは、とても叙情的で、キラキラ輝いていてピアノトリオの魅力を余すことなく、伝えてくれます。
2曲目「ブラック・コーヒー」…「ピアソン」は、「ペギー・リー」の超名盤をイメージさせる、アンニュイな雰囲気を上手に醸し出しているが、それ以上に目立つのは、ここではガッツリとした硬派なベースを弾く「テイラー」が主役でしょう。
エンディング「ウィッチクラフト」は、「ピアソン」の、転がす様な珠玉のシングルトーンに耳を奪われる。
「テイラー」のベースソロは心優しく、「ハンフリーズ」のリズムキーピングも寛ぎの塊りで、ハッピー・エンドでフィニッシュですよ。
と、言っても私下戸なので、コーラで付き合ってたんですが…。
さて、今日はブルーノートレーベルの中で、黒人なのですが、知性的なピアニスト、「デューク・ピアソン」のデビューアルバム「プロフィール」を紹介します。
非常に煌めいた音色のピアノで、それでいて、ビバップやファンク、ブルース、ラテンなどのエッセンスを散りばめながら、知的に奏でる「ピアソン」の魅力が満載の好アルバムです。
アルバムタイトル…プロフィール
パーソネル…リーダー;デューク・ピアソン(p)
ジーン・テイラー(b)
レックス・ハンフリーズ(ds)
曲目…1.ライク・サムワン・イン・ラヴ、2.ブラック・コーヒー、3.タブー、4.アイム・グラッド・ゼア・イズ・ユー、5.ゲイト・シティ・ブルース、6.トゥー・マイル・ラン、7.ウィッチクラフト
原盤…ブルーノート ST-84022 発売…東芝EMI
CD番号…TOCJ-4022
1959年10月29日録音
演奏について…一言で言うと、オープニング曲「ライク・サムワン~」から、エンディングの「ウィッチクラフト」まで、「ピアソン」の技巧とスピリットが充分に堪能できる、完成度の高いアルバムです。
まず、眼を引く?のは、あらら不思議リズムの3曲目「タブー」。
リズム二人が、変則的なラテンリズムで、序幕を開けると…そこに見えたのは…。
「ピアソン」が華麗に、そしてセンシティブにシングルトーンでアドリブを弾いている。
そして、この音、この雰囲気は、誰かに似ている。
そうだなぁ、そうだ「ジョン・ルイス」に似てるんだ。
知的ピアノの権化に似てるんだもの、このフレーズ、トーン…すごくセンス良いよね。
まじに「ミルト」のヴァイブ抜きの、MJトリオって感じで、私…この演奏大好きです。萌えぇですね。
4曲目「アイム・グラッド~」は、4ビートバラードで、取分けシングルトーンで「ピアソン」が、ロマンティックにじっくり聴かせる。
すごく女性的な、品のあるピアノだなぁ。
この人の技術とスピリットって、まじにすごいと思う。
いつまでも聴いていたい、「ピアソン」のポエムの世界…夢の中のコンサートです。
6曲目「トゥー・マイル~」は、「ピアソン」作曲の、ややアップテンポのマイナー・チューンで、いかにもブルーノートらしいサウンド(作り)だ。
「ピアソン」のファンキーで、バッピシュなアドリブソロも勿論買いだが、ウォーキング・ベースぶいぶいの「テイラー」と、アルバム中では最もエキサイティングなドラムソロを敲く、「ハンフリーズ」も、素晴らしい名演を繰り広げている。
このアルバムでのベスト演奏かなぁ。
5曲目「ゲイト・シティ・ブルース」では、「ピアソン」は、その名の通りブルージーにブロックコードで弾き上げて、「ピアソン」…こいつはとても器用なピアニストで、どのテンポ、楽曲でも変幻自在に同化し、上手に消化して行く。
バックの二人「テイラー」「ハンフリーズ」は、手堅く、しかし「ピアソン」をサイドからガッツリ固めた好サポート演奏です。
オープニング曲「ライク・サムワン~」では、4ビートからワルツへのリズム・チェンジなど「ピアソン」が、(デビュー作だと言うのに)のっけから、緊張することなく、早速やってくれてます。
流石、大物新人ですね。
そして、「ピアソン」の奏でるメロディは、とても叙情的で、キラキラ輝いていてピアノトリオの魅力を余すことなく、伝えてくれます。
2曲目「ブラック・コーヒー」…「ピアソン」は、「ペギー・リー」の超名盤をイメージさせる、アンニュイな雰囲気を上手に醸し出しているが、それ以上に目立つのは、ここではガッツリとした硬派なベースを弾く「テイラー」が主役でしょう。
エンディング「ウィッチクラフト」は、「ピアソン」の、転がす様な珠玉のシングルトーンに耳を奪われる。
「テイラー」のベースソロは心優しく、「ハンフリーズ」のリズムキーピングも寛ぎの塊りで、ハッピー・エンドでフィニッシュですよ。
実はテレパシー送っていたんですよ。
と言うのも、「ケニー・ドリュー」が大好きな方なら、高確率で「デューク・ピアソン」は、はまるのでは?と思っておりまして…やはりgarjyuさんのストライクゾーンだったんですね。(笑)
面白そうなアルバムを見つけたら、また紹介させて頂きます。
ブルーノートの中でも、穏健派、知性派(何せ、後年はブルーノートで製作側の仕事していたのですよね。)でしょうかね。この1枚を含め3枚ほどしか聴いていないのですが、全てお気に入りです。中古屋にいっても、ピアノのコーナーではデューク・ピアソンとケニー・ドリューのところは見ることにしています。