紫のオルフェ~何でもかんでも気になる音楽、名曲アルバム独り言

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東西の融合「グランド・エンカウンター」~ジョン・ルイス

2007-02-25 22:02:43 | ジャズ・ピアノ・コンボ
まず、最初に今晩の「日の丸飛行隊」、復活嬉しかったですね。
最後の葛西のジャンプの時は、神に祈りましたよ。
いやぁ、良かった良かった。

さて、今日は通称「イースト・コースト・ジャズ」と「ウェスト・コースト・ジャズ」が融合されたとされる名盤、「ジョン・ルイス」の「グランド・エンカウンター」を紹介します。

パーソネル…☆ジョン・ルイス(p)いわずと知れた、モダン・ジャズ・カルテットのピアニストであり、室内楽的ジャズを奏でる中枢人物である。
      ☆ビル・パーキンス(ts)西海岸を代表する白人テナー
      ☆ジム・ホール(g)パーキンスと同じく、西海岸で活躍していた白人ギタリストの第一人者。
      ☆パーシー・ヒース(b)ジョン・ルイスの片腕?として、モダン・ジャズ・カルテットのリズム・セクションを担う男。
      ☆チコ・ハミルトン(ds)黒人だが(失礼)自己のバンドを含め、西海岸でライトなジャズを演っていたブラシワークの鉄人。

曲目…1.ラブ・ミー・オア・リーブ・ミー、2.言い出しかねて、3.イージー・リヴィング、4.2度東3度西、5.スカイラーク、6.恋をしたみたい

演奏曲について簡単に解説しましょう。
西と東の融合と言ったが、MJQ自身が東海岸のジャズとは言え、至って西海岸的な演奏&解釈のバンドなので、ミルト・ジャクソンの代わりに、パーキンスのテナーとホールのギターが加わったと見るべきである。
どの曲も片意地張らず、リラックスした洒落た演奏である。
ピアノトリオの部分などは、まんまMJQと言えそうな演奏で、至る所でルイスが統制を取っているのが分かる。

前から言ってますが、美少女のジャケットも秀逸であり、この「くつろぎのジャズ」演奏も大いに有りですぞ。


      


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