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今日は現代タンゴの傑作である、アストラ・ピアソラ作曲のファイヴ・タンゴ・センセーションズを紹介します。
この曲は、ピアソラが現存していた時に、現代音楽のスペシャリストの弦楽四重奏団として有名な、「クロノス・クヮルテット」のために作曲され、捧げられた名曲です。
アルバムタイトル…ファイヴ・タンゴ・センセーションズ
パーソネル…アストラ・ピアソラ(バンドネオン)
クロノス・クヮルテット
David Harrington(vl)
John Sherba(vl)
Hank Dutt(viola)
Joan Jeanrenaud(cello)
曲目…ファイヴ・タンゴ・センセーションズ
1.眠り、2.愛、3.不安、4.目覚め、5.恐怖
演奏について…まず、主役は当然バンドネオンを演じるピアソラである。
やはり自作曲なのか、或いは曲調からそう感じさせるのかは分からないが、とにかく全曲を通じての緊張感は筆舌しがたい。
各曲の表題を感じるのに十分な曲調と演奏がされているのも素晴らしく、1曲目は「ピアソラ」と「クロノスQ」が紡ぐ繊細な表現力に、緊張感を保ちつつも安らぎを享受できる演奏である。
2曲目は激しい「愛」では無く、心の中に秘めた強い愛が表現されており、静かだが芯の強い愛だ。
3曲目の「不安」も分かり易い見え見えの不安ではなく、微妙な不安の心理状況が描かれている。
4曲目の「目覚め」は不安から中々目覚められず、やっと目覚めるまでが良く分かる。
そして、クライマックスの5曲目「恐怖」は、ピアソラの鬼気迫る超絶的な名演奏で、それに追従するクロノスの演奏も激しく、ベストトラックだと思う。
この曲は、ピアソラが現存していた時に、現代音楽のスペシャリストの弦楽四重奏団として有名な、「クロノス・クヮルテット」のために作曲され、捧げられた名曲です。
アルバムタイトル…ファイヴ・タンゴ・センセーションズ
パーソネル…アストラ・ピアソラ(バンドネオン)
クロノス・クヮルテット
David Harrington(vl)
John Sherba(vl)
Hank Dutt(viola)
Joan Jeanrenaud(cello)
曲目…ファイヴ・タンゴ・センセーションズ
1.眠り、2.愛、3.不安、4.目覚め、5.恐怖
演奏について…まず、主役は当然バンドネオンを演じるピアソラである。
やはり自作曲なのか、或いは曲調からそう感じさせるのかは分からないが、とにかく全曲を通じての緊張感は筆舌しがたい。
各曲の表題を感じるのに十分な曲調と演奏がされているのも素晴らしく、1曲目は「ピアソラ」と「クロノスQ」が紡ぐ繊細な表現力に、緊張感を保ちつつも安らぎを享受できる演奏である。
2曲目は激しい「愛」では無く、心の中に秘めた強い愛が表現されており、静かだが芯の強い愛だ。
3曲目の「不安」も分かり易い見え見えの不安ではなく、微妙な不安の心理状況が描かれている。
4曲目の「目覚め」は不安から中々目覚められず、やっと目覚めるまでが良く分かる。
そして、クライマックスの5曲目「恐怖」は、ピアソラの鬼気迫る超絶的な名演奏で、それに追従するクロノスの演奏も激しく、ベストトラックだと思う。
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