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つい先日、「E・ドルフィー」が参加した、オールスターセプテットを紹介しましたが、今回は「ボブ・ブルックマイヤー」を前面に押し出した、オールスターセクステットのアルバムをご紹介します。
そうそうたるメンバー構成に、ビックリ!しちゃいますよ。
それでは詳細を…
アルバムタイトル…ボブ・ブルックマイヤー・アンド・フレンズ
パーソネル…リーダー;ボブ・ブルックマイヤー(tb)
スタン・ゲッツ(ts)
ハービー・ハンコック(p)
ゲイリー・バートン(vib)
エルヴィン・ジョーンズ(ds)
ロン・カーター(b)
曲目…1.ジャイブ・フート、2.ミスティ、3.ザ・リンクル、4.ブラケット、5.スカイラーク、6.サムタイム・アゴー、7.あの娘に慣れた、8.フー・ケアーズ
1964年5月25日~27日 NY録音
演奏について…まず、このレコーディングを企画した、名プロデューサー;テオ・マセロに感謝を言いたい気持ちになる。
まぁ、私個人的な見解だが、このメンバーの中で、リーダー;「ボブ・ブルックマイヤー」が、(名実ともに)一番地味なプレイヤーだと思う。
正直他のミュージシャンは皆、泣く子も黙る?スーパー・スターばかりだ。
しかし、「テオ・マセロ」はオール・スターズを引き立たせる、一歩引いて演奏を出来る男、「ブルックマイヤー」をリーダーに選んだ。
すごい眼力だと思う。
通常バラバラになりそうな企画物が、みごとなコンボ(セクステット)として機能している。
では曲紹介と聴き所を言いましょう。
まず、冒頭「ジャイブ~」は「バートン」の独壇場、だが楽器自体が上品なので決して場を乱したりはせず、廻りと調和を見せる。
2曲目名曲「ミスティ」は「ゲッツ様」渾身のバラッドに酔いしれよう。
3曲目ブルックマイヤー自作の「ザ・リンクル」がベストトラックだろうか?
バートン、ゲッツ、ハービー、エルヴィン、そしてブルックマイヤー自身も洒落たソロを演じる。
4曲目「ブラケット」も3曲目同様の各人のソロが素晴らしいが、ここでは取分けエルヴィン、カーター、ハービーのリズムセクションが抜群の冴えを見せる。
5曲目はゲッツとブルックマイヤーが紡ぐ美しいバラードに、バートンも良化の化学反応を示す。
6曲目「サムタイム~」は、フロントラインを聴くと、寛ぎのワルツなのだが、ドラムスのエルヴィンとハービーの二人だけは非常にモーダルな演奏をしており、特にエルヴィンはコルトレーンカルテットにいる時のようなリズムを奏でていて面白い。
7曲目「あの娘~」もホーン二人のバラッドを聴く曲だ。
そして、ラストの8曲目「フー・ケアーズ」は、一歩引いて演奏している「ブルックマイヤー」に対して、それを手厚くケアーする「ゲッツ」。
一方、ここでも「ハービー」と「エルヴィン」そして「カーター」のバック3人は燃えたモーダルなソロを取る。
そうそうたるメンバー構成に、ビックリ!しちゃいますよ。
それでは詳細を…
アルバムタイトル…ボブ・ブルックマイヤー・アンド・フレンズ
パーソネル…リーダー;ボブ・ブルックマイヤー(tb)
スタン・ゲッツ(ts)
ハービー・ハンコック(p)
ゲイリー・バートン(vib)
エルヴィン・ジョーンズ(ds)
ロン・カーター(b)
曲目…1.ジャイブ・フート、2.ミスティ、3.ザ・リンクル、4.ブラケット、5.スカイラーク、6.サムタイム・アゴー、7.あの娘に慣れた、8.フー・ケアーズ
1964年5月25日~27日 NY録音
演奏について…まず、このレコーディングを企画した、名プロデューサー;テオ・マセロに感謝を言いたい気持ちになる。
まぁ、私個人的な見解だが、このメンバーの中で、リーダー;「ボブ・ブルックマイヤー」が、(名実ともに)一番地味なプレイヤーだと思う。
正直他のミュージシャンは皆、泣く子も黙る?スーパー・スターばかりだ。
しかし、「テオ・マセロ」はオール・スターズを引き立たせる、一歩引いて演奏を出来る男、「ブルックマイヤー」をリーダーに選んだ。
すごい眼力だと思う。
通常バラバラになりそうな企画物が、みごとなコンボ(セクステット)として機能している。
では曲紹介と聴き所を言いましょう。
まず、冒頭「ジャイブ~」は「バートン」の独壇場、だが楽器自体が上品なので決して場を乱したりはせず、廻りと調和を見せる。
2曲目名曲「ミスティ」は「ゲッツ様」渾身のバラッドに酔いしれよう。
3曲目ブルックマイヤー自作の「ザ・リンクル」がベストトラックだろうか?
バートン、ゲッツ、ハービー、エルヴィン、そしてブルックマイヤー自身も洒落たソロを演じる。
4曲目「ブラケット」も3曲目同様の各人のソロが素晴らしいが、ここでは取分けエルヴィン、カーター、ハービーのリズムセクションが抜群の冴えを見せる。
5曲目はゲッツとブルックマイヤーが紡ぐ美しいバラードに、バートンも良化の化学反応を示す。
6曲目「サムタイム~」は、フロントラインを聴くと、寛ぎのワルツなのだが、ドラムスのエルヴィンとハービーの二人だけは非常にモーダルな演奏をしており、特にエルヴィンはコルトレーンカルテットにいる時のようなリズムを奏でていて面白い。
7曲目「あの娘~」もホーン二人のバラッドを聴く曲だ。
そして、ラストの8曲目「フー・ケアーズ」は、一歩引いて演奏している「ブルックマイヤー」に対して、それを手厚くケアーする「ゲッツ」。
一方、ここでも「ハービー」と「エルヴィン」そして「カーター」のバック3人は燃えたモーダルなソロを取る。
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