最近、「J・コルトレーン」、「E・ドルフィー」の魂を削ったハードなアルバムばかり紹介していましたので、筆者を含めて皆様が肩凝りになっているのでは?と思いまして、今日はライトに聴く事ができる名盤を選びました。
アルバムタイトル…「コンコルド」
パーソネル…モダン・ジャズ・カルテット
ジョン・ルイス(p)
ミルト・ジャクソン(vib)
パーシー・ヒース(b)
コニー・ケイ(ds)
曲目…1.ラルフズ・ニュー・ブルース、2.オール・オブ・ユー、3.四月の思い出、4.ガーシュイン・メドレー、5.朝日のようにさわやかに、6.コンコルド
1955年7月2日録音
演奏について…あと30分すると、52年前の今日に録音されたアルバムと言うことですが、(そう考えると古いなぁって思いますね。)しかし今聴いてもこのアルバムの価値は普遍で、決して古臭くは有りません。
特に名曲の名演として、5曲目「朝日のようにさわやかに」の終盤、「ジョン・ルイス」の弾くアドリブは、古今東西のジャズ・アドリブの中でもベスト1だと、ジャズ評論家、寺島先生が申している超名演です。
私もこんなに美しいアドリブ・メロディがあったのかと、先生同様に感じていますので、皆様も機会があったら是非一聴をお薦めします。
4曲目「ガーシュイン・メドレー」も、「ミルト」のヴァイブと「ルイス」のピアノの絡みが何とも言えず美しく、心が切なくなるぐらいに哀愁に富んだメロディと、アドリブソロが時の過ぎるのを忘れさせるほでです。
ジャズのヴィーナスと言えるぐらいの美演奏です。
オープニング曲「ラルフズ~」は、巷で室内楽的ジャズ・コンボと異名をとる、正にMJQらしい精緻な名演。
ぶいぶい言わすジャズとはおよそカテゴリーが違い、これこそスーツでコンサート会場に来る紳士の聴くジャズでしょう。
3曲目「四月の思い出」は、非常にアップテンポな曲調で進行して、この解釈と演奏が有るので、MJQがBGMを演る、ただのグループ・サウンズでは無く列記とした「ジャズ・コンボ」ですよ、と主張をしている演奏です。
とにかく4曲目と5曲目を是非聴いて下さい。
結婚したい彼女がいる方なんか、BGMに最高にお薦めですよ。
「彼女が貴方を惚れ直す事間違い無し」とまで言ったら、言い過ぎでしょうか?(笑)(爆笑)。。。
アルバムタイトル…「コンコルド」
パーソネル…モダン・ジャズ・カルテット
ジョン・ルイス(p)
ミルト・ジャクソン(vib)
パーシー・ヒース(b)
コニー・ケイ(ds)
曲目…1.ラルフズ・ニュー・ブルース、2.オール・オブ・ユー、3.四月の思い出、4.ガーシュイン・メドレー、5.朝日のようにさわやかに、6.コンコルド
1955年7月2日録音
演奏について…あと30分すると、52年前の今日に録音されたアルバムと言うことですが、(そう考えると古いなぁって思いますね。)しかし今聴いてもこのアルバムの価値は普遍で、決して古臭くは有りません。
特に名曲の名演として、5曲目「朝日のようにさわやかに」の終盤、「ジョン・ルイス」の弾くアドリブは、古今東西のジャズ・アドリブの中でもベスト1だと、ジャズ評論家、寺島先生が申している超名演です。
私もこんなに美しいアドリブ・メロディがあったのかと、先生同様に感じていますので、皆様も機会があったら是非一聴をお薦めします。
4曲目「ガーシュイン・メドレー」も、「ミルト」のヴァイブと「ルイス」のピアノの絡みが何とも言えず美しく、心が切なくなるぐらいに哀愁に富んだメロディと、アドリブソロが時の過ぎるのを忘れさせるほでです。
ジャズのヴィーナスと言えるぐらいの美演奏です。
オープニング曲「ラルフズ~」は、巷で室内楽的ジャズ・コンボと異名をとる、正にMJQらしい精緻な名演。
ぶいぶい言わすジャズとはおよそカテゴリーが違い、これこそスーツでコンサート会場に来る紳士の聴くジャズでしょう。
3曲目「四月の思い出」は、非常にアップテンポな曲調で進行して、この解釈と演奏が有るので、MJQがBGMを演る、ただのグループ・サウンズでは無く列記とした「ジャズ・コンボ」ですよ、と主張をしている演奏です。
とにかく4曲目と5曲目を是非聴いて下さい。
結婚したい彼女がいる方なんか、BGMに最高にお薦めですよ。
「彼女が貴方を惚れ直す事間違い無し」とまで言ったら、言い過ぎでしょうか?(笑)(爆笑)。。。
何故なら、理由はいつも言っていますが、ライトなジャズとヘヴィーorフリー&アヴァンギャルドなジャズとでは、ジャズの歴史的重みは多少違うかもしれませんが、「音楽」と言う素晴らしい媒体を奏でる事に関して、なんら変わりがないからです。
加えて、MJQの演奏には、ジャズの本質である「アドリブ」は必ず存在しますし、ジャズルーツの一つである「ブルース魂」も同じく存在します。
私大好きな「J・コルトレーン」ですが、彼の問題作「アセンション」よりも、MJQの「ジャンゴ」や「ラスト・コンサート」の方が名盤・名演と思っています。
格調が高く、大人の雰囲気のMJQは大好きです。《コンコルド》も昨年良く聴いていました。ミルト・ジャクソンとクラシック(というかバロック音楽)の素養もあるジョン・ルイスが肝でしょうか。
クラシック派には入りやすい音楽ですね(逆にジャズ本格派からは、軽視されていたりもするんでしょうか?)。