ジャズ初期の歴史的なレコーディングであり、アルバムでもあるのが、今日紹介の「サッチモ・アット・シンフォニーホール」です。
言うまでも無く、ジャズの大巨人、「サッチモ」こと「ルイ・アームストロング」が率いる「ザ・オールスターズ」が、シンフォニー・ホールで演奏した、伝説的なライブ録音です。
録音は悪いですが、ビ・バップ、ハード・バップ、モード、フリーへと繋がっていく、ジャズの基本的な演奏は、この頃に確立されて行きました。
日頃、私が紹介している音楽に比べて、一寸、古臭い感じも否めませんが、それはそれで、古き良き時代の貴重な演奏を聴くのも、中々おつな物です。
アルバムタイトル…サッチモ・アット・シンフォニーホール
パーソネル…リーダー;ルイ・アームストロング(tp、vo)
ジャック・ティーガーデン(tb、vo)
バーニー・ビガード(cl)
ディック・キャリー(p)
アーヴェル・ショウ(b)
シドニー・カトレット(ds)
ヴェルマ・ミドルトン(vo)
曲目…DISC 1
1.マスクラット・ランブル、2.ブラック・アンド・ブルー、3.ロイヤル・ガーデン・ブルース、4.ラヴァー、5.アラバマに星堕ちて、6.アイ・クライド・フォー・ユー、7.シンス・アイ・フェル・フォー・ユー、8.二人でお茶を、9.身も心も、10.ステイク・フェイス
DISC 2
1.マホガニー・ホール・ストンプ、2.明るい表通りで、3.ハイ・ソサイエティ、4.家へ帰らないか、5.ザッツ・マイ・ディザイア、6.C・ジャム・ブルース、7.ハウ・ハイ・ザ・ムーン、8.ボフ・ボフ
1947年11月30日 ボストン・シンフォニー・ホールにて録音
原盤…DECCA DL 8037 発売…MCAビクター
CD番号…MVCR-20015~16
演奏について…ライブ録音で、2枚組の超大作、それも古い演奏なので、曲数も多いと来たもんだ!
最初に言っておきます、正直、全曲の紹介なんて出来ないっぽいので、気になる曲とお薦め曲だけにしておこうかな。
まず、DISC1の方ですが、オープニング曲「マスクラット・ランブル」…いかにも「サッチモ・オールスターズ」のお出ましと言うのが如実に分かる1曲。
「サッチモ」のトランペット、「ティーガーデン」のトロンボーンの絡みもバッチリ、ピアノ「キャリー」のサロン風寛ぎ演奏も良いし、ベース「アーヴェル・ショウ」のソロもかっこいいです。
2曲目「ブラック・アンド・ブルー」…このDISC1で、一番のお薦め曲です。
哀愁たっぷりの「サッチモ」のトランペットがとにかく泣ける。
その後の、ご存知、だみ声での情感がこもったヴォーカルも最高です。
この曲は「黒い皮膚」の悲哀の歌であり、この時代、シンフォニー・ホールで演奏した事の誇りと、白人に対する揶揄も感情がこもった要因でしょう。
4曲目「ラヴァー」は「ティーガーデン」のトロンボーンをフューチャーした曲で、とにかく抜群のテクニックに目を見張るばかり。
時代が古くても、トロンボーンの演奏には、他のホーン楽器のよりも、技術的な差異は少ないみたいなので、今でも第一級の名演でしょう。
5曲目「アラバマに星堕ちて」では、前曲で技巧高きトロンボーンを吹いた「ティーガーデン」のバラッド・ヴォーカルが堪能できる。
バックの伴奏が終始「サッチモ」が吹くトランペットで、何と言う豪華な組合せでしょう。
中間での「ティーガーデン」のトロンボーン・ソロも、伸びやかで大らかな音色にうっとりします。
2曲目と双璧の名演・名唱です。
6曲目「アイ・クライド~」7曲目「シンス・アイ~」の2曲共、「女サッチモ」こと「ミドルトン」が、のびのびと歌うヴォーカル曲です。
8曲目「二人でお茶を」9曲目「見も心も」の2曲は、クラリネット「ビガード」が素晴らしいアドリブ・ソロを取ります。
8曲目では、後半にドラム「カレット」との、対話「合戦」が繰り広げられ、9曲目では、ベース「ショウ」が、かなりハードなベース・ワークをするのが聴き物です。
「ビガード」は、真面目に超絶テクニシャンで、今聴いても実力充分なアーティストですね。
10曲目「ステイク・フェイス」は、ドラムスの「シドニー・カトレット」のアドリブ・ソロが聴き物なのですが、「M・ローチ」「A・ブレイキー」「フィリー・ジョー」「エルヴィン」「T・ウィリアムス」モダン・ジャズのスーパー・ジャズ・ドラマー達と技巧を比べると、やはり名人と言えども、チョッチ古臭い感じがする。
しかし、この当時のドラム・ソロとすれば、画期的で超絶技巧だったのは、伺い知る事はできる。
DISC2の詳細、解説は、明日に続く…。。。
言うまでも無く、ジャズの大巨人、「サッチモ」こと「ルイ・アームストロング」が率いる「ザ・オールスターズ」が、シンフォニー・ホールで演奏した、伝説的なライブ録音です。
録音は悪いですが、ビ・バップ、ハード・バップ、モード、フリーへと繋がっていく、ジャズの基本的な演奏は、この頃に確立されて行きました。
日頃、私が紹介している音楽に比べて、一寸、古臭い感じも否めませんが、それはそれで、古き良き時代の貴重な演奏を聴くのも、中々おつな物です。
アルバムタイトル…サッチモ・アット・シンフォニーホール
パーソネル…リーダー;ルイ・アームストロング(tp、vo)
ジャック・ティーガーデン(tb、vo)
バーニー・ビガード(cl)
ディック・キャリー(p)
アーヴェル・ショウ(b)
シドニー・カトレット(ds)
ヴェルマ・ミドルトン(vo)
曲目…DISC 1
1.マスクラット・ランブル、2.ブラック・アンド・ブルー、3.ロイヤル・ガーデン・ブルース、4.ラヴァー、5.アラバマに星堕ちて、6.アイ・クライド・フォー・ユー、7.シンス・アイ・フェル・フォー・ユー、8.二人でお茶を、9.身も心も、10.ステイク・フェイス
DISC 2
1.マホガニー・ホール・ストンプ、2.明るい表通りで、3.ハイ・ソサイエティ、4.家へ帰らないか、5.ザッツ・マイ・ディザイア、6.C・ジャム・ブルース、7.ハウ・ハイ・ザ・ムーン、8.ボフ・ボフ
1947年11月30日 ボストン・シンフォニー・ホールにて録音
原盤…DECCA DL 8037 発売…MCAビクター
CD番号…MVCR-20015~16
演奏について…ライブ録音で、2枚組の超大作、それも古い演奏なので、曲数も多いと来たもんだ!
最初に言っておきます、正直、全曲の紹介なんて出来ないっぽいので、気になる曲とお薦め曲だけにしておこうかな。
まず、DISC1の方ですが、オープニング曲「マスクラット・ランブル」…いかにも「サッチモ・オールスターズ」のお出ましと言うのが如実に分かる1曲。
「サッチモ」のトランペット、「ティーガーデン」のトロンボーンの絡みもバッチリ、ピアノ「キャリー」のサロン風寛ぎ演奏も良いし、ベース「アーヴェル・ショウ」のソロもかっこいいです。
2曲目「ブラック・アンド・ブルー」…このDISC1で、一番のお薦め曲です。
哀愁たっぷりの「サッチモ」のトランペットがとにかく泣ける。
その後の、ご存知、だみ声での情感がこもったヴォーカルも最高です。
この曲は「黒い皮膚」の悲哀の歌であり、この時代、シンフォニー・ホールで演奏した事の誇りと、白人に対する揶揄も感情がこもった要因でしょう。
4曲目「ラヴァー」は「ティーガーデン」のトロンボーンをフューチャーした曲で、とにかく抜群のテクニックに目を見張るばかり。
時代が古くても、トロンボーンの演奏には、他のホーン楽器のよりも、技術的な差異は少ないみたいなので、今でも第一級の名演でしょう。
5曲目「アラバマに星堕ちて」では、前曲で技巧高きトロンボーンを吹いた「ティーガーデン」のバラッド・ヴォーカルが堪能できる。
バックの伴奏が終始「サッチモ」が吹くトランペットで、何と言う豪華な組合せでしょう。
中間での「ティーガーデン」のトロンボーン・ソロも、伸びやかで大らかな音色にうっとりします。
2曲目と双璧の名演・名唱です。
6曲目「アイ・クライド~」7曲目「シンス・アイ~」の2曲共、「女サッチモ」こと「ミドルトン」が、のびのびと歌うヴォーカル曲です。
8曲目「二人でお茶を」9曲目「見も心も」の2曲は、クラリネット「ビガード」が素晴らしいアドリブ・ソロを取ります。
8曲目では、後半にドラム「カレット」との、対話「合戦」が繰り広げられ、9曲目では、ベース「ショウ」が、かなりハードなベース・ワークをするのが聴き物です。
「ビガード」は、真面目に超絶テクニシャンで、今聴いても実力充分なアーティストですね。
10曲目「ステイク・フェイス」は、ドラムスの「シドニー・カトレット」のアドリブ・ソロが聴き物なのですが、「M・ローチ」「A・ブレイキー」「フィリー・ジョー」「エルヴィン」「T・ウィリアムス」モダン・ジャズのスーパー・ジャズ・ドラマー達と技巧を比べると、やはり名人と言えども、チョッチ古臭い感じがする。
しかし、この当時のドラム・ソロとすれば、画期的で超絶技巧だったのは、伺い知る事はできる。
DISC2の詳細、解説は、明日に続く…。。。
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