本来ならば、「バド・パウエル」や「アル・ヘイグ」等と並び称される程の名ピアニストが、今日紹介する「ドド・ママローサ」なので有る。
しかしながら、「ママローサ」は、非常に過小評価されていて、この録音の後の消息も不明との事。
全盛期には、「チャーリー・パーカー」との共演も多数有り、加えてこの素晴らしい演奏(アルバム)を残したのに、評価されてないなんて…「信じられな~い!」
このアルバムを聴いて見ると、ピアノ・トリオ・バップの、極みの様な演奏が目白押しで、また、「ママローサ」の演奏テクニックも、実に素晴らしいんです。
機会があったら、是非聴く事、そして手に入れる事をお薦めします。
アルバムタイトル…ドドズ・バック!
パーソネル…リーダー;ドド・ママローサ(p)
リチャード・エヴァンス(b)
マーシャル・トンプソン(ds)
曲目…1.メロー・ムード、2.コテージ・フォー・セール、3.エイプリル・プレイド・ザ・フィドル、4.エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー、5.オン・グリーン・ドルフィン・ストリート、6.ホワイ・ドゥ・アイ・ラヴ・ユー?、7.アイ・ソート・アバウト・ユー、8.ミー・アンド・マイ・シャドウ、9.トレイシーズ・ブルース、10.ユー・コール・イット・マッドネス
1961年5月9日、10日
原盤…ARGOー4012 発売…ビクター・エンターテインメント
CD番号…MVCR-20057
演奏について…各曲の詳細を書いたのに、最後に今日も投稿ミスをしてしまった。
全部、記事が消失です。
しかし最近、体調が悪いのかなぁ?
こんな野暮な事が続くなんて…。
ですから、各曲の詳細を書くのは今回は諦めます。
「ドド・ママローサ」…「バド・パウエル」程、ぶっ飛びの天才では無いが、どちらかと言えば「レッド・ガーランド」に近い、ジャズ・ピアニストらしいミュージシャンなんですが、シングル・トーンとブロック・コードの配分、バランスがとても良いのが特徴です。
また、バラード演奏における表現が、甘すぎないで、「ビル・エヴァンス」の様な冷静さと知的さを見せ付ける部分が所々有るんです。
さて、全曲の解説はもう出来ないので、特に聴いて欲しい曲を記載しておきます。
まず、4曲目「エヴリシング~」の、スローな4ビートバラッドでの、甘過ぎない、しかしクール過ぎない、中庸のウェル・バランスのピアノ演奏…良いですよ。
こう言う演奏って、実は真の実力者しか、出来ない気がするんですよ。
「ドドママ」のバラードパフォーマンスの素晴らしさを堪能して下さい。
9曲目「トレイシーズ~」では、良い意味でも、或いは悪い意味でも?毒気が薄らいだ?「バド・パウエル」の全盛期の様な演奏がなされる。
「ドドママ」の演奏するピアノのタッチやアドリブのフレーズが、「パウエル」に良く似た感じなんですが、「バド」の様にぶっ飛んではいないんです。
また、バックの二人、ベース「エヴァンス」とドラムス「トンプソン」のアドリブ・パートも中々センスがあって、アルバム中での「トリオ演奏」としての完成度は、このトラックが一番高いと思います。
7曲目「アイ・ソート~」も4曲目と同様に、とても高貴な、甘ったるくはないけど、思索過ぎてもいない、絶妙なバランスの感じのピアノ演奏が聴けます。
2曲目「コテージ~」…「ドドママ」の人間的な寛大さ、懐の深さが垣間見れる、寛ぎのブルーズ・バラッド。
メロディの崩し方や間の置き方等、つまりアドリブのセンスが抜群でして、何か聴いているとジャズ・ピアノ演奏の規範って感じで、納得する演奏なんです。
5曲目「オン・グリーン~」の演奏は、「ガーランド」っぽい感じのノリが、聴いていて気持ちいい。
「ドドママ」が、ブロック・コードをガンガン弾いて、対抗する「エヴァンス」のベースもかなり高揚して、二人がバウトしております。
おかずを付けて、ラテン・リズムを刻む「トンプソン」の演奏も○です。
これ以外の曲も、goodな演奏が多いので、絶対に聴いて(買って)損はしないです。
しかしながら、「ママローサ」は、非常に過小評価されていて、この録音の後の消息も不明との事。
全盛期には、「チャーリー・パーカー」との共演も多数有り、加えてこの素晴らしい演奏(アルバム)を残したのに、評価されてないなんて…「信じられな~い!」
このアルバムを聴いて見ると、ピアノ・トリオ・バップの、極みの様な演奏が目白押しで、また、「ママローサ」の演奏テクニックも、実に素晴らしいんです。
機会があったら、是非聴く事、そして手に入れる事をお薦めします。
アルバムタイトル…ドドズ・バック!
パーソネル…リーダー;ドド・ママローサ(p)
リチャード・エヴァンス(b)
マーシャル・トンプソン(ds)
曲目…1.メロー・ムード、2.コテージ・フォー・セール、3.エイプリル・プレイド・ザ・フィドル、4.エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー、5.オン・グリーン・ドルフィン・ストリート、6.ホワイ・ドゥ・アイ・ラヴ・ユー?、7.アイ・ソート・アバウト・ユー、8.ミー・アンド・マイ・シャドウ、9.トレイシーズ・ブルース、10.ユー・コール・イット・マッドネス
1961年5月9日、10日
原盤…ARGOー4012 発売…ビクター・エンターテインメント
CD番号…MVCR-20057
演奏について…各曲の詳細を書いたのに、最後に今日も投稿ミスをしてしまった。
全部、記事が消失です。
しかし最近、体調が悪いのかなぁ?
こんな野暮な事が続くなんて…。
ですから、各曲の詳細を書くのは今回は諦めます。
「ドド・ママローサ」…「バド・パウエル」程、ぶっ飛びの天才では無いが、どちらかと言えば「レッド・ガーランド」に近い、ジャズ・ピアニストらしいミュージシャンなんですが、シングル・トーンとブロック・コードの配分、バランスがとても良いのが特徴です。
また、バラード演奏における表現が、甘すぎないで、「ビル・エヴァンス」の様な冷静さと知的さを見せ付ける部分が所々有るんです。
さて、全曲の解説はもう出来ないので、特に聴いて欲しい曲を記載しておきます。
まず、4曲目「エヴリシング~」の、スローな4ビートバラッドでの、甘過ぎない、しかしクール過ぎない、中庸のウェル・バランスのピアノ演奏…良いですよ。
こう言う演奏って、実は真の実力者しか、出来ない気がするんですよ。
「ドドママ」のバラードパフォーマンスの素晴らしさを堪能して下さい。
9曲目「トレイシーズ~」では、良い意味でも、或いは悪い意味でも?毒気が薄らいだ?「バド・パウエル」の全盛期の様な演奏がなされる。
「ドドママ」の演奏するピアノのタッチやアドリブのフレーズが、「パウエル」に良く似た感じなんですが、「バド」の様にぶっ飛んではいないんです。
また、バックの二人、ベース「エヴァンス」とドラムス「トンプソン」のアドリブ・パートも中々センスがあって、アルバム中での「トリオ演奏」としての完成度は、このトラックが一番高いと思います。
7曲目「アイ・ソート~」も4曲目と同様に、とても高貴な、甘ったるくはないけど、思索過ぎてもいない、絶妙なバランスの感じのピアノ演奏が聴けます。
2曲目「コテージ~」…「ドドママ」の人間的な寛大さ、懐の深さが垣間見れる、寛ぎのブルーズ・バラッド。
メロディの崩し方や間の置き方等、つまりアドリブのセンスが抜群でして、何か聴いているとジャズ・ピアノ演奏の規範って感じで、納得する演奏なんです。
5曲目「オン・グリーン~」の演奏は、「ガーランド」っぽい感じのノリが、聴いていて気持ちいい。
「ドドママ」が、ブロック・コードをガンガン弾いて、対抗する「エヴァンス」のベースもかなり高揚して、二人がバウトしております。
おかずを付けて、ラテン・リズムを刻む「トンプソン」の演奏も○です。
これ以外の曲も、goodな演奏が多いので、絶対に聴いて(買って)損はしないです。