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たれぞ~様に「仙台の地域限定品は何ですか?」と訊ねられて、はたっ?と考え込んでしまいました。地元民が「これは全国にあるものと思い込んでいる、日常食べているモノ」が地域限定品かなぁと勝手に定義しまして(笑)幾つか考えてみました。
○仙台味噌
たぶん”白味噌と赤味噌の中間の味”なんだと思います。県外のお味噌をたくさん食べた訳じゃないのですが、そんなにしょっぱく無いし、かつ甘くも無いです。伊達政宗さんが戦に持って行って、諸公に好評で全国に広まったという話が、まことしやかに伝えられていますが、果たして本当かどうかは判りません。
○ササニシキ
「ひとめぼれ」にだいぶ取って代わられてますが、昭和生まれの仙台人はササニシキを食べて育ってますから(笑)べたべたしない、さらっとした炊き上がりです。
○日本酒
お米とお水が美味しい土地なら、大概は銘酒といわれるお酒がありますが、仙台にも幾つも美味しい日本酒のお店があります。「勝山」に「天賞」、「一の蔵」は全品美味しいですが、中でも「すず音」は微発砲の日本酒なので、まるでシャンパンのようで超美味!佐浦の「浦霞」も全品美味しいです(笑)それと石巻の叔母のお気に入りが「墨廼江」、石巻の酒屋さんなんですが確かに美味しいです。
「ふかひれ」と「牛たん」は、そんなに古くから(要するに私が子供の頃・笑)仙台名物と言われていた訳じゃないんですよ。しかも庶民がたびたび口にするもんでも無いですしね~。「牡蠣」と「冷やし中華」は、私が食べられない事もあって、名物なんでしょうが名店は知りません。
○九重(ここのえ)
玉澤本舗さんという老舗の和菓子屋さんの飲み物(?)です。
ちいさいツブに柚子やブドウの味が付いていて、お湯で割って飲みます。しばらくすると、ツブがふやけてお湯に柚子の味と白いツブ(米菓子だと思います)がふわっと浮いて、優しい甘さの飲み物です。次男はこれをそのままぽりぽり食べるのが好きな困った人です(笑)
○支倉焼き(はせくらやき)
「萩の月」ばかりが目立ちますが、私はこちらのみっしりとした白餡&くるみが好きなんですよ。「ふじや千舟」という老舗の和菓子屋さんは、確かこれ一点で勝負しているんじゃないかな?お店によってはでっかい(フライパン大の大きさ)の支倉焼きがあったりします。
○三色最中(さんしょくもなか)
「白松が最中」さんの名物和菓子。こし餡&ごま餡&白餡の味が一度に食べられちゃうという素晴らしい発想!(笑)
○仙台駄菓子(せんだいだかし)
木町通りにある、まさに老舗「熊谷屋」さんの和菓子。こうせん、ねじきり、あんたま、しほがま、みそぱんなどなどいったい何種類あるのかは不明(笑)大崎八幡神社のお祭りにお店が出て、そのつど買っていた記憶があります。
「太白飴」という優しい味の昔ながらの白い飴もあります。これまた老舗の「兵藤飴老舗」さんの飴。やっぱり大崎八幡神社のお祭りにお店が出るのです。どんと祭の日は、夜遅くまで本店を開けているので、お参りの帰り道に買って帰るという話を、おじいちゃんから聞いたような・・・。
○しおがま
餡の入っているモノもあるんですが、普通はごま味やシソ味のしかくい和菓子です。お米と砂糖を混ぜたのを型に詰めて作るので、たぶん四角なんだと・・・。さくさくぽろぽろとした食感なので、お茶がないと喉に詰まる!(爆)
たぶん、まだまだ気が付かないで食べている地域限定品があると思いますが、今回はこのくらいでお開きにしま~す♪