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三谷 幸喜脚本 TVドラマ 『オリエント急行殺人事件 第一夜&第二夜』 感想(ネタバレ注意)

2015年01月13日 20時41分27秒 | 
 録画していた「第二夜」を、用足しをしながらとぎれとぎれで観て、ようやく最後までたどり着いた~と思ったら、ありゃりゃ?えええ?無罪放免しちゃうの?!と脱力。なんだかもう「第一夜」の終わりが、実に滑らかに「第二夜」に導かれていたので、これは愉しみ♪と期待していたワクワクを返して~という気持ちです。「第二夜」は、正直言っていらなかったなぁ・・・もっと”三谷さんならではのアレンジ”を期待していたんですよ。

キャストもばっちりで、海外の舞台を日本に置き換えた努力もわかる、でも、「第二夜」をわざわざ作って引っ張ったんだから、もっと予想外なラストにしちゃうえば良かったのに、がっかりです。ポワロは、死の間際まで犯罪だけは許さなかったのになぁ。

ちなみに、これだけ有名な作品でも、放送前のCMや番宣などで犯人が伏せられていたのが以外でした。新しい読者のための配慮の基準って、何年間まで有効なんでしょうね。


<余白>勉強の合間に「第一夜」を観ている私から、あれこれ熱く語られた次男が、原作小説を読破しました(笑)古い文庫版なので、読みづらかったと思うんですが、当時の時代背景(作品が書かれた当時の、英人が外国人をどう見ていたかとか、貴族と平民の身分の差とか)などが、興味深かったようです。
コメント
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