あぁ、栄冠は君達に輝く。

　戦いはこれからなんですけどね、彼ら高校球児全員と大会スタッフの皆さんの、こうやってスタートラインに立てた喜びに、惜しみない拍手を贈ります。おばちゃん、もう泣いちゃったよ（笑）

★高校野球の宮城大会開幕、「未来へ進む」と宣誓　sports/hsb/2011/prelim/news/20110709-OYT1T00328.htmより引用

　夏の高校野球の宮城県大会が９日、東日本大震災で大きな被害を受けた東北３県で最も早く、仙台市宮城野区の日本製紙クリネックススタジアム宮城で開幕した。

昨年より１校少ない７７校が出場し、このうち校舎損壊などの被害があった１４校は「被災地校」として交通費補助などの支援を受ける。開会式では、自宅を津波で流された柴田高（柴田町）の佐藤裕次主将（３年）が「人は支え合い、協力し合うことで希望を見いだし、未来へ進むことができる」と力強く選手宣誓した。

開会式では、石巻工高が「あきらめない街・石巻！！　その力に俺たちはなる！！」と書いた横断幕を携え入場。石巻高は「感謝　見せろ　石巻魂」、宮城農も「感謝を力に」とした幕などを掲げた。震災犠牲者に黙とうをささげた後、昨夏準優勝の気仙沼向洋には、津波で流された準優勝盾の代わりに新しい盾が贈られた。

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　ちょうど『ベスト・アメリカン・短編ミステリ ２００９』の、「ビーンボール」（ロン・カールソン作）を繰り返して読んでいるところなので、アイ・ラブ・ベイスボール！と叫びたくてたまらんです。野球に限らずですが、スポーツには人を励ますちからや、再生させるちからがあると思います。

ちなみに、この短編集全作超おすすめですが、野球好きならぜひ「ビーンボール」をお読み下さい。映画『フィールド・オブ・ドリームス』と同じくらい、胸が熱くなれます。主人公が、リトルリーグの”美しい試合”を観て思わず涙する場面から幸福な結末まで、辛い時に繰り返し読んでは励まされる、そんなお話です。