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…つらいです。胸が痛くて、ニュースで流れても最後まで聞く事ができません。どうして…と。残念でなりません。
北海道の高校生の男子が、携帯電話の掲示板に他の生徒の中傷を書き込んだと、
高校で事情を聞かれた後、その夜に自殺したと…
停学処分。 それはその高校の方針ですので、なんとも言えませんが、
男子生徒が、書いたという遺書が、部分的に紹介されました…その記事をみると…
先生から言われた言葉に、深く傷ついてしまった。
先生の言葉に救いがなかったと、感じてしまった。 のではないかと、思えました。
…言葉に傷つく、本当に辛いです。
きっとこの男子生徒も、掲示板の書き込みに、相手を傷つける言葉を書いてしまったのかもしれません。
先生たちは、その書き込みと同じ言葉を自分が言われたら、自分だって傷つくだろう、…ということを、その生徒に伝えたかったのかもしれません。
でも、そのようには男子生徒には伝わらなかった…のでしょうか。
先生が「死ね」と言ったかどうか、ではなくて…
先生の言葉に 「あなたを思っているよ」 との気持ちがこもっていたかどうか。
あなたを思っているから。 …だからこんなに強く、あなたを責めているんだよ、と…
その気持ちが、男子生徒にも伝わっていたのなら…
自ら命を絶つことなどなかったのではないか、と思ってしまいました。
私も含めて、子供へかける言葉の根っこには、「あなたを思っている」という気持ちがあるべきだと、
あらためて思いました。
もちろん、どんなに子供を思う気持ちがあっても、それは必ずしも、相手に伝わらないかもしれませんが…
でも、大人が子供を守る。
その気持ちは、すべての大人の根底にあるべきものだと思いました。