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SpiMelo! -Mie Ogura-Ourkouzounov

L’artiste d’origine Japonaise qui mélange tout sans apriori

自転車通勤路-paysages vu par mon velo

2010-10-08 18:59:29 | Conservatoire-音楽院紹介
Quelle journée magnifique!!

パリ郊外で教えているスュシー・アン・ブリー音楽院の会合があったので、朝からいつものように自転車で向かった。
RERに乗りたくない一心で始めた自転車通勤だが、あまりに美しい通勤路。はまってしまった。いつも大好きな道だけど、今日のような秋のような、春のようなマジックなお天気の朝だと、
ますます素晴らしい!今回はばりばり写真で攻めるぞ。あんまりフランスの写真って紹介してなかったし。。。

Je vous présente les paysages pour aller à mon travail,Conservatoire Municipal de Sucy en Brie(Val de Marne).
Sans que je me suis rencontré avec mon vélo,je n'aurais jamais pu découvrir tout ça...

Je conduis vers l'est.Vers la lumièreちょうど東に向かうから、光に向かって進む感じ!

       モントルイユの蚤の市がちょうどはじまるところ。おはようございま~す
       Le marché aux puces de Montreuil.


渋滞しているパリ環状高速道を横目に見ながら。。(これを見るたび超いい気

On traverse le périph..Oh-là-là,c'est bien bouchoné

  Et,on arrive au bois de Vincennes.Avec mon VTT. ヴァンセンヌの森を抜けます!これは私の愛車MTB
  
    
通勤者や学生、ゆっくり新聞を読むおっちゃん、犬の散歩、ジョギング、そうじの人。。。などなどなど。それぞれが気ままに利用中。世の中はこんな朝早くからこんなきれいな景色の中で動いているのか。
ミルクがかった光が降りて、感動的な風景。
Super lumière du matin.
ヴァンセンヌの森にそって、東へ進む。向かって左は瀟酒な住宅街森なので、けっこう巨大。人っこひとりいないところも沢山ある。

   対向車、じゃなく対向馬!
   Tiens!Les chevaux.

このあといろんな街を抜け、広大なサンモール市中をまっすぐ突っ切り、マルヌ川を渡ります。これ、通勤のクライマックスAprès d'avoir passé Montreuil,Vincennes,Fontenay-sous-bois,Nogent-sur -Marne,Joinville-le pont,Saint-Maur des fossés,je traverse le pont sur la Marne.Que c'est beau!!
     


いよいよスュシー・アン・ブリー村(と私は呼ぶ)に入ります!
ひと世代前までは農場と牧場だけだったという。でもイマではパリからほど近い平和な衛星都市として、人口は2万人に膨らんでいます。でも未だにまさしく村、な雰囲気。「ブリー」は、もちろんあの有名なブリーチーズのブリー地方です。

Entrée dans la ville de Sucy-en Brie! Cette ville que maintenant j'ai commencé à bien connaître, garde toujours l'ambiance du petit village.

コンセルヴァトワールはスュシー城の中にあります。お城、というのは常にその地域の一番高い場所にあるもの。ということで、この激坂を登りきらなければなりませぬ。。どれくらいの労力で上がれるか。。それが健康のバロメーター
Maintenant,il faut monter ce côte super dur pour arriver au château dans le ciel  そして天空の城、スュシー城が見えて来た!

着いた~パリから15km.On y est arrivé au château de Sucy.18km de Paris! (訂正サイクルコンピュータで測ったら実際は18kmでした。)

紅葉がきれいに見える教室。窓からはパリ方面を一望できる
Vue vers Paris du château(conservatoire)au couché du soleil. 美しい夕暮れ時。

そして帰り道。疲れた心を闇夜に解き放つサイクリング。夜9時くらいって、みんななにしてるんだろう。灯りの灯った窓マドを見ながら思う。。Paysage de la soirée de la route.

夜風に運ばれてくる季節の変わり目のにおいって、必ず子供の頃ピアノやフルートのレッスンからの自転車の帰り道を思いだす。。。なぜか。Le vent porte l'odeur du changement de la saison.

ウイークデイのこんな時間、走り回っているのは私とピザの配達くらいなものなのでした。おしまい

Et au retour,9h du soir,il n' y a que moi et des porteurs de pizza qui sont sur la route.Qu'est-ce qu'ils font les autres

La semaine festivaliere 2010

2010-06-06 21:39:22 | Conservatoire-音楽院紹介
  
La semaine festivalière au Conservatoire Municipal Jacques Ibert du 19e arrondissement

La classe flûte de Mié OGURA& la classe de violoncelle de Florien LAURIDON(Clavecin:Kaé HATANO) présente

Concert Musique Baroque

Lundi 14 Juin 2010 à 20h30 Salle Debussy (Gratuit)

programme:J.S. Bach "Suite Orchestrale No.2",C.Ph.E.Bach "Sonate en trio en Mi Majeur",J.H.Kapsberger "Colasione et Canarios"

バッハの管弦楽組曲第2番、今年クラスのみんなで学んできたこの曲を発表!クラヴサンの畑野佳恵先生とチェロのクラスの協力を得て、完全バージョンでやります。
ヴァイオリンやヴィオラのパートはフルートにアレンジしたので、自分の楽器のパート以外を吹くことで、この曲をもっと深く知ることができればと思います。
しかし、末恐ろしい音楽。編曲、指揮をすることで、私もものすごい勉強になりました。

その息子、カールフィリップのトリオも、その音楽的な自由さがほんとうに素晴らしい。

カプスベルガーは16世紀の作曲家とは言われないと分からないほど、今風な、ロックやポップスの香りのする作曲家。ドイツ人だけどヴェネチアというオリエントとの交流の場で育ったことがこんな作風を生んだのかな。


Concert de L'atelier d'improvisation de Mié OGURA

Mardi 15 Juin à 19h30 dans le hall (Gratuit)

pièces de C. Corea,J.Coltrane,Th.Monk,W.Montgomery,Red Chili Peppers,J.M.Machado

今年の即興科アトリエの総集編。みんなのこの1年の成長がみられる、といいなあ

Conservatoire Municipal Jacques Ibert 81,rue Armand Carrel 75019 Paris (Métro jaurès)


そして今年度最後のパリでのアタナスとのデュオ・コンサートのご報告

Concert Duo Mie Ogura & Atanas Ourkouzounov

Dimanche 13 juin 2010 à 18h30 au Lucernaire

53,rue Notre Dame des Champs - Paris 75006
métro ligne 12-Notre Dame des Champs

tél/0145445734
entrée 15 euros

Pièces de Bela Bartok ,Chick Corea,Toru Takemitsu,Gyorgy Ligeti,Ivo Papasov,Ourkouzounov.

このコンサートが終わったら、いよいよアメリカはテキサス州、Guitar Fondation of Americaのフェスティヴァル出演のため、旅立ちます。
近いうちにアメリカ・ツアーの予定も載せますね。




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Atelier d'improvisation en concert!

2010-02-19 21:49:44 | Conservatoire-音楽院紹介


パリ19区音楽院即興科アトリエがついにコンサート・デビュー!

Jean-Marie MACHADO/Portrait
Scène ouvert aux élèves des classe de Jazz du CRR et CMA

~パリ地方国立音楽院&パリ市立音楽院ジャズ科合同による「ジャン・マリー・マシャド作品集」

2月18日(木) 19時30分  Paris Auditorium de Saint-Germain

2月20日(土) 17時  CRRパリ地方国立音楽院 Auditorium/ 14 rue de Madrid 75008 Paris
                                    (Métro :Europe)  

 
マシャドさんはパリ・ジャズ界屈指のピアニスト&エキゾチックな作風の作曲家。

今回はジャズの典型的なBigBandから私たちのアトリエのような変わり種の楽器編成も含め、彼の作品に焦点を当てて演奏しようという企画です。

作品を演奏するといっても、典型的なジャズの作品。テーマとハーモニー以外は演奏者の裁量に任され、各所に即興演奏を入れたり、アドリブソロを入れたりと、生徒達やアレンジャーである私の力量を存分に発揮しないと作品として成り立たない。

きのうのParis Auditorium de Saint-Germainで行われた一回目のコンサートでは、生徒達がはじめてのインプロヴィゼーションの経験であるにも関わらず、本当に緊張感のある渾身の演奏で、初めてにしては上々な出来!

即興、というと現在のクラシック音楽の世界では特殊なもの、ととらえられがち。

演奏者は曲の解釈を、ジャズマンは即興演奏を、作曲家は作曲を、というように、完全な分業化をみんな当たり前だと思ってやっています。

だけどバッハだって、ベートーベンだって、モーツァルトだって、リストだって、クラシックの歴史上の大作曲家はみな大即興家で、大演奏家でもありました。

バッハが王の前で王に与えられたテーマで即興演奏して大成功を収め、後日「音楽の捧げもの」として作品として書き上げたことは有名です。

ああ、もしこの時代の録音が残っていたとしたら。。。あの「音楽の捧げもの」の即興演奏はきっと、楽譜に書かれた以上のものであったのではないでしょうか。丁度あのキース・ジャレットのケルン・コンサートのように


私は現在の音楽家が即興で演奏することの醍醐味を経験することで、ジャズをやるにせよクラシックの演奏家になるにせよ、
その経験が必ず音楽をもっと本物に、呼吸しさわって感じることのできるような生きたものに、していくことと信じています

のこる演奏会は明日、CRRにて5時から。入場無料です。

パリ在住のみなさん、ぜひぜひ生きた音楽を聴きに、お越しください



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来週はフェスティヴァル週間です!

2009-06-08 03:54:31 | Conservatoire-音楽院紹介
パリ市立19区ジャック・イベール音楽院では、6月15日(月)からの一週間、「音楽フェスティヴァル週間」となります!
なんとこの音楽院には年末試験がなく、先生、生徒一丸となり、このフェスティヴァルをやって、盛大に一年を終えるのです。
試験を控え緊張する生徒の姿ではなく、コンサートに向けて懸命にリハをやっている生徒の姿、というのはいいものです。

さてさて、毎日楽しいコンサート・イヴェントが盛りだくさん!

私のクラスでは、2つのコンサートを企画、猛練習中であります

6月15日(月)18時~Salle Jouvetにて 『バロックから現代まで』ー私のフルート・クラス&Florian Lauridonのチェロ・クラス&畑野佳恵先生のチェンバロのクラスのコラボレーションでの室内楽コンサート

曲目/ヘンデル「ソナタイ短調」、ヴィヴァルディー「忠実な羊飼いよりソナタ第2番」、福島和夫「冥」、シュトックハウゼン「Tierkreis」、久石譲「天空の城ラピュタ」より「君をのせて」など

  
    フルート・クラスで一番小さいスーザンちゃん。
こんな小さい子も含め、上は21歳までいます。

6月19日(金)20時30分~ Auditoriumにて『リズム・コラボレーション』ーDaniele Kitantouの「ボディー・パーカッション」のアトリエと、私の即興演奏科アトリエのコラボレーション。

曲目/Ficara(アフリカ音楽)、 Baba Salem(アルジェリア音楽)、Watashi(ブラジル Trio Esperenza)、久石譲「天空の城ラピュタ」より「君をのせて」、Cruella De Vil(ディズニー映画「101Dalmatiens」より)、Cantaloup Island(ハービー・ハンコック)など

   
   
    「ボディー・パーカッション」のクラスの生徒達。
去年より新設されたこのクラスも、即興演奏科同様、たぶんパリ市立音楽院としては初めてですね。

他のクラスとの交流は、私のクラスの生徒達の耳を豊かにしてくれることを祈っています。

ただ譜面台に向き合って受動的に音楽を学ぶだけでなく、「体」で好きな音楽を聴き、「体」で自発的に音楽を創造できるような動的な音楽環境を作っていけると良いですね!

興味あるかたは無料ですので、ぜひおいで下さい。

Conservatoire Municipal Jacques Ibert > 81 rue Armand Carrel (19e) Metro:Jaures

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MUSICORA

2009-03-23 18:16:30 | Conservatoire-音楽院紹介
今日はMUSICORA(パリ・ルーブルで年一回行われる春恒例の楽器展示会)のパリ市スタンドにて、
即興演奏科のクラスのミニコンサートをやりました。

すごい人、人、人だかり!


私の教えているパリ市立19区ジャック・イベール音楽院では、昨年5月より即興演奏科を設けました。

どんなことするクラスなの?どういうスタイルで?などよく聞かれるのですが、このクラスでは、まず世界中の即興を言語とする音楽のスタイル(ヨーロッパ的に全て記譜されている以外の音楽、例えばジャズ、アフリカ音楽、インド音楽、中南米の音楽etc)を学び、自分たちなりに消化して、即興を交えて演奏する、という試みをやってます。
13歳から26歳までの、さまざまなレベルの、いろんな楽器の生徒がいます。

私の職業柄、やっぱりフルートは多いです。でも、ベースやパーカッション、その他も募集中。。!!


パリ市立、または連携しているパリ地方国立音楽院の生徒であれば、誰でもこのクラスを受講することができます。
またコンサートがあればご報告いたします。興味のある方、聴きに来てくださいね!




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