goo blog サービス終了のお知らせ 

いもりんのヒルズ的生活+貧乏昔話

教師から起業家へ。無一文の外国人夫との超ビンボーな暮しから脱出、奮闘の末つかんだ、ちょこリッチな生活をおバカ調で公開。

わたしはこんな失礼な目にあったことがある③

2008年12月09日 07時09分35秒 | 糟糠の夫:season1(過去の話など)
私たちは入籍後、何ヶ月か経ってから日本でささやかな披露宴を行った。
その後、祖母の闘病があってなかなか帰国できず、彼の母国で結婚式を挙げたのは入籍から2年ほど経っていた。

結婚式の数日前に着いた時、夫の母はウエディングドレスを買って待っていてくれた。
厚意は有難かったが、そのドレスはまるで「蝶々夫人」。西洋人から見た日本の花嫁のイメージはこんなもんか。
縁起でもない・・・深く傷ついた。

※蝶々夫人(マダム・バタフライ)=アメリカ海軍士官と子供までもうけたのに、彼は帰国して別の女性と結婚。捨てられて傷つき、ついには自殺する日本女性の話。プッチーニのオペラで有名。

私は気を取り直して、花嫁用のメイクアップに行く。

肌の色が多様な現地のファンデーションは、白っぽいのから、茶色っぽいのまでバリエーションが豊か。
担当者は私の容ぼうを見て、非白人と判断、色の濃いファンデーションを塗り重ねたので、更に傷つく。
日本の様に、肌のキメを整えて、白く綺麗に見せるテクニックなんか、持ち合わせていないのだ。

「肌の白いは七難隠す」
日本の化粧品は肌(ファンデーション)に力を入れるけど、目鼻立ちが立体的なあちらの国では、眉・目・口に重点を置くんだな。そんな違いを感じました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする