フランスのお菓子やさんのウインドウにはこんな綺麗なディスプレイが
実に多くありました。
マカロンです。最近日本でも扱うお店が増えてきていますよね。
このマカロンをめぐってちょいと事件がありました。
家族や友人にお土産はマカロンと思い、
お店の人も4・5日ならOKというのでいくつかの店で買いました。
包装からしてギフト用で綺麗なお店、
それから地元の人が並んでいた人気と思われるお菓子やさんでも買いました。
その店は量り売りでしたので、綺麗な箱の変わりに
台紙の上にのせたマカロンのカタチが崩れぬよう、包装紙を立体的に
ピラミッド状に折ってくれるのです。
その折り方が可愛い!日本では見たことナシ!
これはこの包装もお土産に見せたい!と思って
私はその"ピラミッドマカロン"だけ手荷物に、それも一番上にそおっと
置くように持って帰ることにしたのです。
ピラミッドが崩れないように…
ところがまもなくに乗り込む、といった段になって
ひょいとかばんの中を覗いたら…紙のピラミッドが無くなっているでは
ありませんか!
あっ!!!マカロン!!!
私はトイレや歩いたところ、覗いた免税店、すべてみましたが
どこにも可愛らしい紙のピラミッドと色とりどりのマカロンちゃんはいません。
いったいどこで…
あっ!!!手荷物検査だ!!
荷物、横にして通したとき!!
走って手荷物検査所に言ったら…
あのエックス線の手荷物検査を通す機械の上に
紙のピラミッドがチョコン、と…
「あれは私のマカロンだ!お土産なんです!」とつたない英語で必死の説明。
意外にもあっさり返してくれました。
「お土産にマカロン?イイワネ」なーんて言われたぐらいにして。
見つけたときは
「大変だあああ!」と思ったのと同時に
あの金属の塊の上にちょっと斜めになって鎮座している
模様付き紙のピラミッド…
ちょっとクスリときました。
なんだか実に無機質で大きな機械を
紙の小さなピラミッドが支配しているようで。
あとからフランスに住んでいた人に聞いたところによると
フランスではケーキなどもこのように
”ピラミッド包装”をしてくれるのだそうです。
湿らぬように、そおっと包まれたマカロンたちは
札幌に帰っても
外側はサックリ中はシットリ、のいいお味でした
一時、シャルルドゴール空港のX線機械を征服したマカロン。
長旅でちょっとピラミッドもいびつになりましたが。
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