つぶやき・ツッコミ・つれづれ語り

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まりこふんと行くはじめての古墳~栃木編~2

2019年06月21日 | レポートもの
古墳にコーフン!まりこふんと行くはじめての古墳~栃木編~2

6/19ははとバスツアーに参加してきました。
まりこふんさんと行く古墳ツアーで、今回は栃木県に行きます。

最初の目的地は
「長岡百穴古墳」です。

露出した岸壁に穴がたくさん空いている古墳時代の墳墓です。

古墳というと
土が盛り上がっているものを主に指すと思っていたので
百穴も古墳に分類されると知ってビックリ。

現地で待っていたのは
古墳にコーフン協会栃木支部長さんだそうです。

まりこふんさんから
「いっぱい質問してやってください」と言われていました。

栃木支部長は
A4サイズの分厚い資料を抱えていました。

中には拡大した古墳の写真がたくさん入っていて
写真を見せながら説明をしていきました。

古墳を作れるのは大和朝廷の許可が降りる人だけだった、
百穴に葬られたのは古墳を作れなかった人ではないか、とのこと。

百穴のひとつひとつ、奥壁に仏像を彫られてしまった、
ずっと開口していたと思われ、副葬品も残っていない、とのことです。

遺体を置く殯(もがり)のための穴と
埋葬するための穴が分けてあったそうです。

周辺の古墳の紹介や
昔の街道にまで話が飛びました。

説明と質疑応答が終わって、いざ、百穴へ。

穴の高さはだいたい1メートルくらいでした。
奥に仏像が彫られていて
床の真ん中にまっすぐ排水の溝が掘られていました。

前日に大雨が降ったそうで
染みこんだ地下水がどこかからぽたぽたぽた。

壁が白くて
漆喰を塗っていたところもあったようです。

ひとつひとつを覗いて
満足したところで集合時間になり
バスに戻りました。

栃木支部長が手を振って見送ってくれました。

まりこふんさんは
地下水ぽたぽたの事を
いつもとは違う趣があって良かったと言っていました。

百穴は山奥の暗いような場所にあるので
もっと明るいイメージにしたいと思って歌を作ったそうです。

まりこふんさんが歌いました。

♪百穴ヴギウギ

薮こぎごめんね~とか
山の奥でごめんね~とか
歌詞が(古墳好きには)身近で笑えました。

3に続く。


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