「男らしい」について。
人と話していて
私はどうやら「男らしい」の使い方が違うらしい。
私が使う「男らしい」は
普通は「姉御肌」って使うのだと教えられました。
うん、言われてみれば姉御肌も使う。
でも、姉御肌で、なおかつ格好良ければ
その女性は「男らしい」(私にとっては褒め言葉)
思い返してみると
私は男性に対して「男らしい」を使わないのです。
ひとりひとりの個性は見て
その人固有の持ち味に
私が好感が持てるかどうかは判断するけど
好感度という尺度に
私は男らしさという定規を使わないのです。
実は・・・
先日読んだ香月日輪さんの小説に
女性生徒会長を「男らしい」と賛美する表現があって
ほら見ろ、
他にも事例があるではないか、
そう思ったわけです。
で、調べてみました。
男らしいというのは
国や時代を反映した考え方なのだそうです。
日本の文化で男らしいというのは
武士道精神を反映したものだそうです。
なるほど~。
日本と比較用に
フィリピンの男らしいも載っていて
かの国では
妻に働かせて
妻からお小遣いをもらうのが
男の中の男だ、と言われるらしい。
・・・いやだ、そんなヒモ男。
ここは同意見多数と思いたいが・・・。
私の知り合いに
気遣いができてしっかりしていて
仕事の采配がうまくて
物事を後々まで引きずらないさっぱりした性格で
とても好感度の高い女性がいます。
しかも美人で
人を引きつける魅力があり、格好良い。
私「A姉さんって格好良いですよね~」
私が男らしいと褒めるのですが
共通の知り合いの男性陣の反応は微妙。
B氏「うーん」
C氏「いや、それはちょっと・・・」
なかなか同意を得られません。
それは姉御肌っていうんだよと
訂正されてしまう始末。
そもそも、私の周囲に
男らしいと思う男性がいないんだよ!
心の中で叫ぶ私である。