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今が見頃! 神戸市垂水区 転法輪寺の蓮 on 2020-7-16

2020年07月18日 04時46分52秒 | 神戸情報

2020年7月16日の早朝、転法輪寺の蓮の写真を撮ってきましたので紹介します。

まずは転法輪寺の基本情報からです。

転法輪寺の基本情報
住所:神戸市垂水区名谷町2089  TEL:078-791-7885
宗派:高野山真言宗 山号:龍華山(竜華山)
本尊:阿弥陀如来坐像(明治34年8月2日 重要文化財に指定)

神戸十三仏の第1番(不動明王)

 ご真言:のうまくさんまんだ ばざらだん

     せんだ まかろしゃだ そわたや

     うんたらた かんまん

由緒:

大同元年(806)の創建で神戸市垂水区では最古の寺です。
平城天皇が即位の後、御病気になり、806年(大同元年)に在原行平が
平癒を祈願して建てた勅願寺であると伝えられています。
平安時代の、貞応二年(1223)まで神戸市垂水区のジェ-ムス山に
あり千坊ケ谷廃寺として大規模な寺院で古代寺の瓦も出土されています。

まず、蓮のある弁財天のお堂の周囲の池に咲く蓮の遠景写真を添付(上の写真)

弁財天のお堂の裏側に開花している花が多い。

蓮はスイレン科の多年草でインドなどが原産。
夜明けから開花し、昼を過ぎると花を閉じるので午前中に行ってくださいネ。

上の写真弁財天のお堂と蓮を正面左側から撮ったものです。

お堂の前の蓮は開花しているのが少ない

上の3枚の写真は弁財天のお堂の裏側から撮ったものです。

蓮の花と言えば、如来や菩薩の仏像を安置する台座として蓮華座と呼ばれるものが
まず連想されます。
また観音菩薩像などが蓮華と呼ばれる蓮の花のつぼみを持っているお姿も
連想されます。
聖観音菩薩の持ち物である蓮華はインドで好まれた花で、泥の中でも美しく咲き誇る
姿は仏の世界の清浄さの象徴とされています。色が4色あり、
変化に富んだ様々な形に表わされます。

神戸市垂水区 転法輪寺の蓮 on 2020-7-16

当日、6時前に訪問したので6時の鐘つきの場面にも遭遇しました。

上の動画にて紹介します。

過去に書いた転法輪寺の蓮に関するブログにリンクしておきます。

2011年7月17日(日)の転法輪寺の蓮

神戸市垂水区 転法輪寺の蓮 on 2013-7-11

転法輪寺の蓮 on 2017-7-9

 

最後にキリシタン灯篭の写真(下の3枚)を添付して筆を置きます

転法輪寺は昔、明石郡に属しており明石城の前身である船上城の城主であった

高山右近がキリスト教を広めた。この影響で近隣にこのようなキリシタン灯篭が

明石郡の各地及び周辺地域に多く存在しています。

 

岩国市の旧吉川邸内のキリシタン灯篭は転法輪寺のものと非常に形式が
近いものだと思われます。

燈籠の類型としては織部灯篭である。

織部灯篭の解説
出典:http://www.web-uekiya.com/nouen/touro/oribe/t-oribe.htm
竿の円部に、アルファベットを組み合わせた記号を陰刻し、その下部に立像を浮彫にしている。
これを地蔵信仰に似せた隠切支丹の尊像と見て、マリア灯籠とか切支丹灯籠とも言われた。
実際に、十字架的な要素を強調し、竿に十文字に閂を入れたものもある。
一般的には、桃山時代の茶人、古田織部が創案したものとして、織部灯籠とよばれている。

 


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