CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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緒方洪庵と適塾---大阪市北浜

2006年04月03日 06時25分24秒 | 旅行記
本日は蘭学者として著名な緒方洪庵について紹介する。
洪庵は備中足守藩(現在の岡山)に文化7年(1810)出生した。
文政9年(1826)大坂に出て中天游の塾「思々斎塾」で西洋医学
の基礎を学んだ。天保7年(1836)に蘭学を学ぶため長崎へ遊学し、
オランダ人医師ニーマンのもとで医学、医術を学んだ。
弘化2年(1845)過書町(現在の北浜3丁目30番地)に町家を購入
「適々斎塾(適塾)」という蘭学塾を開いた。
文久2年(1862)幕府の強い要望で幕府の奥医師兼西洋医学所頭取
として江戸に迎えられるまでの17年間、ここを根拠として諸国から
集まった門人に蘭学を教え日本の近代化に貢献した。
文久3年(1863)江戸の頭取屋敷で死去した。(享年53歳)
墓は東京駒込の高林寺にある。大阪北区の竜海寺にも遺髪が埋葬。
写真は適塾のあった場所(緒方洪庵の旧宅跡)にある緒方洪庵像で
バックが緒方洪庵旧宅及び適塾の史跡である。
史跡として昭和16年12月13日に指定されている。
また重要文化財として昭和39年に指定。

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