ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

爪を切る、髪を切る

2012年02月16日 | 生活・暮らし・家事など



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爪がよく伸びます。髪の毛もよく伸びると美容師さんに言われます。
これって、力仕事をしていないからということでしょうか?
あまり、頭を使っていないからかもしれませんね。

先日、ある件で、美容師の方とお会いしました。それも夜7時くらいにです。
先方が車だったのでファミレスをさがしたけれど、どこもいっぱいで入れず、仕方なくその人の経営する美容院で話しを聞くことになりました。
がらんとして人気のない電気の消えた広々とした美容院。
何かの話しからヘアスタイルの話題になり、私がいま気になっている自分の頭のヘアカットのことを話しました。
その人はもちろん、私がカットに通う美容室の美容師さんではありません。

「そこに座って下さいよ。カットやってあげますよ」
「ええっ!!! 今ですか?」
「はい、そうです。あなたは自分の頭を前からしか見えないけれど、人は、斜め後ろや後ろ、横などから見ています。あなたを見ていて、私も気になるところがあったので」
そう言うや否や、ケープをさっと被せて、髪を濡らすこともなく、サッサッと私の髪を切ってくれました。その間、5分もかからなかった。
「そうです、そうです、そういう風にしてほしかったのです」と、ご満悦の私。

その人の手際良さと、私との関係性、そのときの話題、どれをとっても神がかりに遇ったような気分でした。
本来、髪は爪と同じように伸びたら切るのですが、髪の場合は、全体を整えるように、部分カットが一番いいのではないかしらと思いました。
1カ月半に1度の美容院通いで、ベリーショートの頭をさらにバサッと切り落される身としては、ああ、お抱え美容師さんが欲しいなあと思っていました。美容師さんの側から言わせると、1カ月半持つようなカットをするしかないのですね、きっと。

その人が私のお抱え美容師さんになってくれるのは、先方にとっては虫のいい話しかもしれないけれど、私にとっては願ってもないことです。うまく話しが進むかしら……???