ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

鮒寿司

2009年02月17日 | おいしいもの

16日付・「毎日新聞」の「余録」欄に、滋賀県の琵琶湖名産鮒寿司のことが載りました。(フナズシ)

「3月から5月にかけ卵を抱いたニゴロブナを塩漬けする。真夏にいったん塩を洗い落とし、今度はご飯と一緒に漬け込む。すると乳酸菌の作用で発酵が進み、数カ月でなんとも言えない“うまみ”と“くさみ”が生まれる。更に2、3年も寝かせると味の奥行きがぐっと深まる▲琵琶湖名産フナズシである。強烈なにおいに拒否反応を起こす人もいるが、酒好きにはたまらない。薄切りにし、ご飯に乗せてお茶漬けにするもよし。」(16日余録より)。

昨年、琵琶湖の近くに住むブログフレンドのN氏から、「当地の名物の鮒寿司を、もし食されるようでしたら、送りましょうか?」と、メールをいただいたことがあります。
「余録」にも書かれているように、フナズシは鮒を漬け込み、発酵させることにより独特の「くさみ」と「うまみ」が生まれ、のん兵衛の方にはたまらなく美味なもののようですが、私はお酒も飲まないことだし、何より「年金生活者」のN氏に負担をかけるのも申し訳ないと思い、「お気持ちだけで結構です」と返信しました。(実際のN氏はお金持ちの方のようですが)

クサヤやナマコのワタの塩漬けなどが大好きな私は、きっと、鮒寿司を食べたら、一度で好きになること請け合いで、「余録」を読んで、今更のように「要りません」とN氏に返事をしてしまったことを、「しまった!!」と悔やみました。
N氏は、あまのじゃくの私を輪に掛けた性格で、こちらも何とも潔く「わかりました」と返信があり、私にとっては幻の鮒寿司に終わりました。
ちょっと残念~~。(*^_^*)。あ~ぁ~~。(*_*)。まぁ、いいか~~。(*^^)v。