春が足踏みしています。
今朝は雪がちらほらと降ったとか。都心では47年ぶりにもっとも遅い初雪の記録更新となったそうです。
数年前千葉公園の桜が満開の、4月初めにぼたん雪が降った日のことは鮮烈に覚えています。
大地震の後に揺り戻しが来るように、暖かかった冬の後には春先の寒波の揺り戻し現象が来るのでしょうか。自然はバランス感覚を持っているのですね。
家で過ごすことが多くなって、今年は手編みの毛糸の肩掛けと厚手ソックスが大活躍してくれました。厚手のウールのソックスはスリッパ代わりにもなり、足元を冷えから救ってくれ重宝しました。
仕事をしているときは外を出たり入ったりの生活が続いたせいか、ソックスも薄手のものしか履きませんでした。
昨日など玄関先でさあ靴を履こうとしましたが、なぜかスムースに靴が履けず、はたと足元を眺めたら厚手の靴下のまま外出しようとしていて大慌てで靴下を履き替えました。
昨年、友人が上等なウールのソックスをわたしにプレゼントしてくれたのがきっかけで、その暖かさに惹きこまれました。以前オーロラツアーに参加したとき用意した超厚手のソックスも2足タンスの引き出しに眠っていて、今年はそれも引っ張り出してふかふかの靴下を履いた日がたくさんありました。
写真は、長方形に編んだ毛糸の肩掛けです。
結果的に肩掛けになっただけで、本当は数年前マフラーを作ろうと太目の毛糸でザクザクと編み始めました。中途半端なまま忙しさにかまけてホッタラカシにしていたものを、今年は寒い日、肩にかけて中央を飾りピンで留めてみたら、これが大正解で家事をするにもパソコンの前に座るにも邪魔にならずに暖かさを保て急遽わたしのお気に入りアイテムとなったスグレモノです。
“は~るよこい・は~やくこい”と、そんな気分の日々ですが、暖冬だったことを思えば春に向かっても“ゆっくりでいいからネ”と声をかけたくもなりますね。