ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

光の春の中で

2007年03月01日 | Weblog

今日から3月。130年の観測史上の中でもっとも気温が高かった今年の冬は例年よりも平均気温が1度以上も高く、例年の3月なみの気温が続いたそうです。

「シベリアのマダカン州では『光の春』ははっきり区切られていて、2月15日から4月2日までを示す」そうです。(毎日新聞2月28日付余禄より)

今日は「光の春」というよりもほんとの春のような一日でした。
そんな中、友人の誘いもあって養老渓谷に登り窯を持っている陶芸家クラークさんのもとを訪ねました。
クラークさんの紹介ページ
http://www32.ocn.ne.jp/~studio/collection.html

クラークさんは、3月27日から4月2日まで銀座三越で行われる個展の制作に忙しそうでしたが、登り釜の屋根補修を手伝う友人を置いて、わたしは、ぽかぽかとした日溜りの中、腰痛の自己治療を兼ねて登り窯のそばに開かれた裏庭ともいえる草の広場の大きな山栗の木のそばでしばらく土の上に体を横たえ瞑想しました。

まっすぐに注ぐ太陽を全身に浴びながら、時折り吹き抜けるやわらかな春風を受け、すぐ下を流れる澤の水音を聴き、ウグイスの鳴き声も響く自然あふれる空間での瞑想は2時間くらいに及びましたが生き返ったようにリフレッシュしました。

里山を少し歩き、山の気を全身に浴びました。
里山では田んぼのあぜ道や農家の庭先などいたるところで梅が満開で早咲きの桜も咲き始めていました。
木々の枝先には芽吹きのエネルギーが満ちていました。