無知の涙

おじさんの独り言

アルバイト2「リゾートバイト」前編

2007年11月08日 | アルバイト奮闘記

高校3年生の冬休みに、卒業してすぐに家を出るための資金を稼ぐ為に冬山へ働きに行きました。

リゾートバイトです。

その頃、卒業したら本格的にバンドでプロを目指そうなどと寝ながら夢を見ていたので、進学する気も就職する気もなかったのです。それに対して父からの猛反対を受けて家庭内のイザコザが絶えなく、母親にも苦労をかけてしまっていたのですぐにでも家を出たかった。もう父の世話にもなりたくなかったですし。

期末テストが終わって、終業式を待たずに旅立ちましたね。1月の半ばまで。

担任の先生にはきちんと了解を得ました。なかなか話の分かる先生だったのです。停学ばかりで問題ばかり起こしてましたが、無理矢理に押し付けられた学級委員をきちんと務めていましたから、それなりに僕のことを認めてくれているようでした。

親には、しばらく学校に近い友達の家から通う、とウソついてました。母だけにはきちんと事情は話しましたけどね

初めての長期外泊、しかも仕事です。中学生の頃から父親の手伝いで掃除のアルバイトしたり、高校に入ってからもなるべくバイトするようにしていたので人生の初仕事というわけではありませんでしたが、住み込みで働くというと事情はまるで違って完全に未体験ゾーン突入。

バンドのメンバーたちから、みんなで編集してくれた音楽のテープをもらい、そのとき好きだった女の子に駅まで見送ってもらって僕は旅立ちました。

って、帰ってくるよ?すぐに!

1ヶ月くらいで!

今生の別れじゃないんだから。まぁ嬉しかったですけど。

行き先は長野でした。東京駅(だったと思います)から特急に乗りました。長野駅に着いて、普通列車に乗り換えました

車内には地元の学生たちがいっぱいいて、その学生たちが実に楽しそうに見えて、そんな光景を見ながら友達のくれた編集テープを聴いていると、なんだか自分が遠い世界に来てしまったような孤独感に襲われて、今すぐにで引き返したい気持ちになりました。

でも、自分の好きなコトをして生きてゆくっていうのは、つまりこういうコトの連続なんだろうな、と僕は漠然と感じていたので、それ以上あまり余計なことは考えずに目的地へ向かいました。

電車を降りて、実際に僕は遠い世界へ来てしまったのだ、ということを痛感しました。

もう一面、だけ。

しかも軽く吹雪

プレハブ小屋みたいな駅の待合室で待つこと数十分。僕の働くホテルからの迎えの車が来ました。それに乗って走ること30分。ようやく僕が働くホテルへ到着しました。

到着すると、まず面接。そう、恐ろしい話ですが、面接もせずにここまで来ているのです。

履歴書は郵送で送っていました。その数日後に「じゃあ、ちょっと来てもらえますか?」と言われたのです。ちょっと来てもらえますかって・・・近所のスーパーへ行くのとはワケが違うのです。

これで面接ダメだったら、そのまま引き返さなくてならないのです。見送ってもらった人たちに合わせる顔が無い。

面接してくれたのは、宿のおかみさんでした。「じゃ、今日はもう遅いから、明日から働いてもらうわよ

どうやらOKのようでした。ヒヤヒヤです。

部屋に案内され、荷物を置くと、さっそく夕食なので食堂に来るように言われました。

リゾートバイトって、なんだか華やかなイメージがありましたが、食堂に入った瞬間、そんなイメージは跡形も無く崩壊しました

全員、。その数5人。

かなり冷たい視線を浴びながら自己紹介をしました。僕の自己紹介が終わると、今度は先輩方の自己紹介。

まずここの責任者である牛島さん。社員です。年齢は30歳後半くらいだったと思います。

次は副責任者の鬼塚さん。この人も社員です。年齢は20歳後半だったと記憶しています。

で次からは入った順に。

山井さん。この人はアルバイトです。年齢は30歳前半だったと思います。

河原さん。この人もバイトです。現役の大学生だったので、21とか22歳くらいだったかと。

で、最後は今井くん。この人は鮮明に覚えてます。17歳だったので。まさか年下がいるとは思ってませんでしたから。だからクンづけです。

このようなメンバーでした。

気まずいまま食事が終わり、部屋に案内されたのですが、なんと相部屋。しかも4人部屋。山井さん、河原さん、今井くんと僕。いや、キツかった。だって他の3人はもう打ち解けているから、完全に孤立ですもん。

ちなみに社員2人は一人部屋です。

僕はけっこう人見知りするので、他人とすぐにホイホイと仲良くなれないのです。

部屋にいられないので、ロビーに行って公衆電話で友達とかバンドメンバーに電話しまくってました。もう恐ろしいくらいにテレホンカードの減りが早いので、かなり電話代で金を使いました。あとはビール買って飲んで、ウォークマン聴きながらさっさと寝てしまいました。それまでも飲酒はしてましたが、飲酒癖がついたのは確実にこの職場でですね。齢18にして。

初日は夜逃げしようと思いました。真剣に。孤独と不安で気が狂いそうでしたから。でも逃げられません。山の中で、しかも雪だらけです。ヘタに逃走しようものなら凍死は確実逃げられないと余計に不安になります。でも自分で選んで此処まで来たのですから、覚悟を決めるしかない。2、3日耐えてそれでも駄目ならきちんと話をして昼間下山しよう。

そして翌日になり、ついに仕事が始まったのですが、仕事はそんなにキツくはありませんでした。宴会場のイスやテーブルを掃除したり、レンタル用のスキー道具を整備したり、雪かきしたり。

普通に5:00くらいには仕事が終わって、あとは自由時間でした。

他の人たちと打ち解けられないので、あまり仕事が早く終わっても苦痛なだけでしたが。フロは温泉でした。お客さんと一緒に入る形です。浴場に有線放送が設備されていて、のんびりとフロに浸かりながら流行の音楽をチェックできるのは、山の中で情報網を立たれた僕には有難いことでした。当時は携帯なんてないし。

そのとき流行っていたのは、ロマンスの神ですね。もうフロに入ると必ず1回は聴きました。完全にリゾート感覚ではなくなっていましたから、ロマンスの神様 どうもありがとうとはとても言えない気分でした。

3日目くらいから少しずつ他の人たちと打ち解け始めました。さすがに一緒に仕事してれば嫌でも話はしますから。一人と仲良くなってしまえば、あとはもうノリで仲良くなっていきます。

最初はやはり一番年の近い今井くんと仲良くなりました。そして他のルームメイトと仲良くなり、5日目くらいには社員の人とも話せるようになりました。

でも鬼塚さんだけは仲良くなれませんでしたハッキリと敵意を感じるからです。何度か睨まれるような事もあったし、仕事のことを尋ねても親切には教えてくれませんでした。

ハッキリと敵意を感じるのは学校生活でもよくあるコトでしたが、職場でそういう敵意を感じるのはモチロン初めての事なので、どうして良いのか分かりませんでした。でも1週間くらい経った頃には、他の人たちとはすっかり仲良くなれたので、とりあえず気にしないようにしてました。

仲良くなれば、とうぜん酒盛りです。時間はタップリあるのです。

仕事が終わって、みんなでフロ入った後は、食事もそこそこに僕らの4人部屋で宴会です。

まぁ宴会のメンバーはルームメイトだけでしたが。鬼塚さんは僕のことが嫌いなようでしたから仕方ないとしても、牛島さんもあまりバカ騒ぎは好きではないようでした。

宴会をするようになって気付いたのですが、みんなそれぞれ自分の酒を用意します。買い込んであるのです。とうぜん買出しに行っていない僕はロビーの自販機でビールを買うしかないのですが、山の上なので普通より高いし出費がかさむばかりです。

こんな雪山に金を使う為に来たのではありません。金を為に来たのですそれでなくても電話代で予想以上の出費をしていましたから。なんとかして安上がりな焼酎を入手しなければならない。僕はそう決心しました。

翌日、僕は半日の休暇をもらい、焼酎を入手すべく下山を試みることにしました。齢18にして。

1時間も山を降りれば、小さい酒屋があるという河原さんの情報を頼りに下山すると、情報どおりに居酒屋はありました。大五郎とかのビッグなボトルを持てるだけ買って、僕は再び山を登りました。

買いすぎた焼酎のおかげで、かなり足取りが重い。行きは下りでしたが、帰りは上なのです。とてもじゃないが1時間も歩いていられないと思い、車道ではなく山を突っ切ることにしました。

山道なので、道は当然スパイラルを描いています。だから時間が掛かるのです。直進すれば絶対に近道なハズ!

しかしそれが大失敗

雪の積もった山を登ることの困難さと危険を僕は知りませんでした

それに気付いたときには、すっかり手遅れ。山を登り始めて30分後にはすっかり方向感覚をなくしてしまっていました

 

つづく

 


BUCK-TICK

2007年11月07日 | 音楽

BUCK-TICKのファンになってから、もう17年の月日が過ぎようとしています。

BUCK-TICKとは、1987年にメジャーデビューして以来、20年間メンバーの誰一人欠けることなく活動し続けているモンスターバンドです。

BUCK-TICKの音楽をジャンルとして説明するのは非常に困難な作業です。

デビューした当初は完全にビジュアル系として、このバンドを捉えていました。曲もけっこうメロディアスでポップなものが多かったです。

↓若いですねぇ。当時は完璧に影響されました。髪を立てる為にダイエースプレーを何本消費したか・・・(^_^;)

しかし、だんだんと彼らの音楽はビジュアル系とかそういう枠の中では収まりきらないようになっていきました。

彼らが音楽という手法を通して創り上げる世界観というのは、まさにCHAOSとも言うべき複雑さがあります。

あらゆる相反した性質の混在。生と死。喜怒哀楽。天国と地獄。憎しみと許し。破壊と創造。

創りあげられたシングルは全26作、アルバムはベスト盤を含むと25作品に及びます。


「SEXUAL XXXXX!」


「SEVENTH HEAVEN」


「TABOO」

「悪の華」

「HURRY UP MODE」
※1990MIX ver.

「狂った太陽」

「殺シノ調べ
This in NOT Greatest Hits」

「darker than darkness
-style93-」

「Six/Nine」

「COSMOS」

「CATALOGUE 1987~1995」

「B-T」

(これは作品の一部です)

僕は過去にバンドをやっていましたので、いろんな面に於いて彼らの影響を深く受けました。今も受け続けていますね。

驚くと思いますが・・・バンドやっている時はほとんど僕が作詞を担当していたので、どうしても曲を聴く時にはまず詞を見てしまいます。

詞が軽いとどんなに音楽が良くても全く興味を持てないのですが、その点でもBUCK-TICKのボーカルであり、主に作詞を担当されている櫻井敦司さんの詩の世界観には深く共感させて頂いております。

僕は中学3年くらいからBUCK-TICKを聞き始め、周りの友達でもファンが多かったのですが、次第に重くなってゆく詞サウンドについて行けない人も多かったようです。

僕も7thアルバム『darker than darkness 』で、そのアルバムが打ち出すテーマサウンドあまりの重さに聴くことを断念しかけましたが、何度も聴いて理解していくうちに傑作アルバムであることに気付かされました。偶然にもそのような曲を求めていた時期なのかもしれません。

僕自身の中でBUCK-TICKの転機と捉えている1995年に発表された8thアルバム『Six/Nine』の衝撃は今でも薄れることなく僕の心の中に残っています。

土曜日の深夜は必ずスタジオに入ってバンドの練習をしていましたが、スタジオ入る前にメンバーの家でカウントダウンTVを見ていたのですが、アルバム紹介で紹介された曲目を見て絶句してしまいした。

1. Loop
2. love letter
3. 君のヴァニラ
4. 鼓動
5. 限りなく鼠
6. 楽園 (祈り 希い)
7. 細い線
8. Somewhere Nowhere
9. 相変らずの「アレ」のカタマリがのさばる反吐の底の吹き溜まり
10. デタラメ野郎
11. 密室
12. Kick (大地を蹴る男)
13. 愛しのロック・スター
14. 唄
15. 見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ

16. Loop MARK II

そのボリュームと、題名から予想されるハードな展開期待は絶頂に達しました。運良く翌日が発売でして、長期間モンモンとしないで済みましたが。

実際に聴いてみても期待を裏切られるどころか、期待していたものよりも圧倒的に上回っていました。

前作の終わりが「die」という死をテーマにした曲で終わっていたのに対して、このアルバムの4曲目である「鼓動」目覚め、復活をテーマにしていて、やはりこのアルバムがBUCK-TICKの何かしらの転機なのだと聴きながら思いました。

今も『Six/Nine』のアルバムを聴きながら執筆していますが、やはり良いですなぁ。

その後も衝撃的なアルバムを次々と発表し続けていますが、本当に評価において順位を付けたがい作品ばかりです。まぁ順位を付ける意味など無いのですが。

ボーカルの櫻井敦司さんが以前に一度だけソロ活動をしましたが、その時に発表したアルバム「愛の惑星」かなりの傑作に仕上がっていました。「胎児」に完全にハマりましたね。

つい先日もBUCK-TICKの最新アルバムである「天使のリボルバー」が発表されましたが、もちろん即日に購入して聴いています。

このままいつまでも活動を続けて欲しいと切実に願います。

最後になりますが、僕のブログタイトルである「無知の涙」は永山則夫氏の本のタイトルではなく、BUCK-TICKの曲名から拝借しております。

 


軽井沢秘話と萌え属性について

2007年11月06日 | 軽井沢メモリー

以前に台風の翌日に睡眠も取れないまま強制的に軽井沢へ行かされた時の話をしましたが、実はあの時に語られなかった秘話があるのです。

語られなかったというか、完全に忘れてて、昨日の夜にスーパーマーケットで高すぎるトマトを見ていたときに思い出しただけ、という話しもあります。

2日目に職場の所長が来て、それまでの段取りが全て無茶苦茶になったあと、ようやく庭の掃除を手伝い始めたのですが、庭には管理人の奥様と、管理人さんと、もう一人大きい男の人がいて、その近くに赤ん坊を抱いた女性がいたのです。

僕が熊手で落ち葉を掻き集めていると、奥様がやってきて「あそこで掃除してるの、うちの息子です」と紹介して頂きました。

それが大きい男の人でした。そのソバにいる女性がその奥さんということでした。

あれ?じゃ昨日あたりまえのように一緒に落ち葉を拾ってた男の人は誰やねん・・・と内心ツッコミたくてたまりませんでしたが、一介のお手伝いさんは余計なことを言うべきではないのです。

そして奥さんは言いました。「うちの息子と似てるわね

僕が?

正直、所長のせいですっかり遅れてしまった庭の掃除を元の軌道に戻すべく必死になっていたので、僕は息子さんの顔を確認している暇もありませんでした。

でも無視するわけにもいかないので、「失礼ですよぉ」と困ったように言いました。

その時に何やら微妙な空気が流れたのを察知したのですが、気にせずに作業を継続しました。

そしてリヤカーで運んでいた時にハッとしました。

僕が奥様の息子さんに似ている発言で、僕は息子さんに対して失礼ですよ・・・と言ったつもりなのですが、

もしかしたら、息子さんに似ていることに対して僕が不快に思って失礼ですよって言ったようなニュアンスで受け取られているのではないだろうか・・・。

うはっ、そりゃマズイよ!

どうしよう・・・。いや、さっきのは違うんです!僕に似てるなんて、息子さんに失礼だと思ったんですよ!

なんて今さら言うのか?1時間も前の話なのに。なんか余計にダメ押しをするとしか思えないし、もしも僕の思惑通りに相手に伝わっていた場合は、完全にワケの分からない話になってしまうし・・・

ああ、もうどうしよぉぉぉ!あの時ちゃんと「息子さんに対して失礼ですよ」って言っておけばぁぁぁ!

と完全に心の迷宮で迷子状態。

なるべく奥様と顔を合わせないように、そのあとは過ごしました。

それだけなんですけどね。

 

先日、マニアック方面の仲間たちと飲んでいたのですが、会話中に僕に対して「なに属性?」という質問がありました。

なに属性?

なんだろう・・・属性って。直訳すると属する性質ってコトだと思うので、

「んーどっちかっていうとアホかな?」

と曖昧に返答したところ、そういうコトでは無いみたいです。

あ、あれかな!と閃き。RPGとかの武器で火属性の武器とかあるよな、それなのかな?

「武器の属性とかのこと?」と訊いてみると、惜しい!ということです。かなり核心に迫っているようですが、もうなんかメンドクサイので答えを教えてもらうことに。

そしてアキハバーラ大王による図解付きのプレゼンテーションが始まりました。

でも長すぎてよく分かりませんでした。途中から彼のそのトーク能力を何か違うことに生かせないものか、とずっと思案していました。

分かりやすく言うと、自分の趣味趣向ってことですかね。メイドとか猫耳とかそんなん。

30歳を越えた男たちが居酒屋で集まってする話題か(-_-;)

人間で女性であれば、あとは僕らの問題というより、その人の問題なのではないだろうか?

メイドの服を着るのが好きな女の子を好きになれるのか、猫耳が好きな女の子を好きになれるのか?んーとなると、その許容範囲が属性ってこと?

それこそ分からないよ!!

しょうもない話題で混乱する僕がそこにいました。

そんなのよく分からない、というのが正直な意見なのですが、こういう場ではその手の返答をすると<空気を読めないヤツ>という烙印を押され、二度と呼ばれなくなってしまうので、ここは慎重に答えたいところです。

とりあえず他の人がどのような属性なのか聞いてみることに。

一人はショコタン

それって属性?属性って人物そのものにも当てはまるの?ならなんでも良いじゃないか、と思いましたが、これはアリだということです。

へー。

で次は

妹?血の繋がった?

もう家に帰って犬のように眠りたい気分になりましたが、ここは我慢です。

小倉ゆうこりんとか妹系なんとかとか言って売り出されていましたが、前から疑問でした。妹のような存在に何かしらの愛情を抱くのか?

その妹属性?の人に姉妹います?と訊いてみると、いないということでした。

やはり。

姉を持つ身として言わせてもらえば、そのようなコトは絶対にアリエナイと思うのですが。それが妹だとしても、状況は同じなんじゃないかな?と思います。

思春期を通過する上で、異性のキョウダイというのは、かなりお互いに敵対心を燃やすものだと思います。

まぁそれでも僕と姉なんかは比較的、僕が服従してる形でしたから、そうでもなかったですけど。でも友達の家とかの姉弟、兄妹のケンカはけっこう凄まじいケンカしてましたよ(^_^;)

恐らくその人は、ゆうこりんのような可愛い女の子が自分の妹で、しかも甘えんぼうのような感じで毎日が楽しい、みたいな完全妄想を抱いておるワケです。

甘いね。

砂糖水を凍らせば水アメが出来ると思っていた小学1年の僕より甘いね。

はい次!

次の人はメガネということでした。

あ・・・少し分かる気がする。普段メガネをかけていない女の子が、いきなりメガネをかけたりして、しかもそれがけっこう似合ってたりするとドキドキします。

普段は気にしないで話しかけられるのに、なんかもうドキドキし過ぎて話しかけられないみたいなことが前にありました。

へーじゃあ僕ってメガネ属性なんだ!なんか新たな自分を発見したみたいな感じです。

まぁ、それだけなんですけど。

 

 

 

 


東日本新人王決定戦!!!

2007年11月05日 | イベント・行事

今年もこの時期がやってきました。

ボクシングの新人王決定戦です。

まだ東日本の代表を決めるトーナメント決勝の段階ですが。

新人王決定戦というのは、エントリー時に4勝以下のC級ライセンスの選手たちによるトーナメント戦です。

やはり後にチャンピオンとして君臨するボクサーは、ほとんどこのトーナメントを制し、新人王に輝いています。

今話題の内藤選手もモチロンそうです。

そしてこの新人王の座につくことが出来たなら、日本ランカーの10位にランクされるのです!!

特に誰かを応援するワケではないのですが、やはりキラッと光る才能を持ち合わせてる選手が多いので大注目なのです。

余談ですが、僕はボクシングファンなので「はじめの一歩」の大ファンです。唯一すべてのコミックを購入しています。

イジメラレっ子の一歩が、すさまじい努力と根性で強くなっていく姿は本当にカッコいいです。

そしてその一歩を見込んでトレーナーとしてつく鴨川会長。厳格に手と足が生えたような人物ですが、彼のトレーニングが科学的で見事なのです。

絵柄もリアルで、ボクシングしてる迫力が絵からビリビリと伝わってきます。

そして一歩の最大の魅力が、敗戦を機に自ら考案した必殺技!デンプシーロールです。

一歩は考案した時点ではデンプシーロールの存在を知りませんでしたが、その技は今より100年くらい前に実在したジャックデンプシーの必殺ブローだったのです。

ヘビー級では決して大柄ではなかったデンプシーでしたが、持ち前の破壊力抜群の強打で次々と対戦相手をマットに沈めていきました。 そのファイトスタイルは1920年代に全米を熱狂の渦に巻き込んだヒーローであり、大統領の名は知らなくてもデンプシーの名は知らない者はいないとまで言われたほどだったらしいです。

その伝説のブローを奇しくも自ら考案した一歩。

攻撃と防御の一体。それを完成させたとき、伝説のブローが甦ったのです

形としてはフックの連打ですが、そこに努力と根性で鍛え上げられた一歩ならではの強靭な足腰が加わり、高速回転でのフック+ダッキングの連続運動となり、まるで無限∞のような軌道を描きながら相手に強烈なパンチを叩き込んでいきます。

    

 

 

パンチをガードして一歩の姿を追っても、一歩は低い位置にいるので姿を捕らえることができない。その瞬間にさっきとは逆の方向から再びパンチが飛んでくる。

技に入られたらもう止める事はできません。しかしどんな技にも弱点はあり、このデンプシーロールも例外ではありません。相打ち、技に入る前に止められてしまう、カウンターなど次々とデンプシーロールを破ろうとする相手が現れます。そして次第に進化してゆくデンプシーロール

今も少年マガジンで大好評連載中ですが、そろそろ一歩の世界挑戦が見えてきましたね。長かったなぁ。コミックが80巻ですからね・・・。

原作版も迫力満点ですが、実は過去に「はじめの一歩」は日テレで深夜枠にアニメ化されいて、そのアニメもかなり迫力ありました。

しかしアニメ版は「一歩VS千堂」のタイトルマッチで終了してしまいます。

いやーあれは悲しかった!なぜ終わってしまったのだ。アニメの一歩を見て、明日からまた仕事をガンバル!というスタンスで生きていたので、放送終了は本当に残念でした。

でもアニメ版の「一歩VS千堂」のタイトルマッチは最高の出来でした。本当に熱くなれます。未だにたまにレンタルして見ています(迂闊で不覚なことにビデオを消してしまったのです!)。

 というわけで11月4日(日)にボクシング好きの友達と後楽園ホールへ行って参りました。

この位置から見る後楽園ホールって何故か大好きです

友達を待つ間に入口のポスターをパシャリ。うおおお燃えてくる!!

16:00に当日券発売。16:30開場です。

友達も来たので、もう待ちきれずに5Fへ

かなりの大行列でした。東日本新人王は人気カードなので、だいたい混んでますけど、この日はかなりの入りが予想されました

そして16:00、ついに開場です!!!

このスポットライトを見ると、鳥肌が立ってきます。「はじめの一歩」のオープニングソングの「インナーライト」が脳裏に甦ってきますね。

予想通り、ホール内は超満員!!階段とか通路まで人が溢れています

そして今回の東日本新人王決勝のカードです↓

決勝戦(5回戦)
●ミニマム級/島崎博文(帝拳)-櫛部好充(協栄)
●L・フライ級/田口良一(ワタナベ)-高島昌良(横浜光)
●フライ級/越知俊光(T&T)-林 徹磨(セレス)
●S・フライ級/船井龍一(ワタナベ)-古川高広(協栄)
●バンタム級/久保裕樹(横浜さくら)-太田裕二(ヨネクラ)
●S・バンタム級/古口学(古口)-大竹秀典(金子)
●フェザー級/関本純太(勝又)-古川暁(ドリーム)
●S・フェザー級/丸山伸雄(八王子中屋)-川本日明(金子)
●ライト級/高田茂(マナベ)-近藤明広(日東)
●S・ライト級/鈴木裕輔(新日本木村)-迫田大治(横田S)
●ウェルター級/山崎佑樹(JB)-岳たかはし(新田)
●ミドル級/橋本平馬(三迫)-高野悠一郎(横田S)

さあ!いよいよ試合開始です!!

ボクシングというのは、プロレスやK-1みたいに華やかでは決してありません。ダウンを奪うことはおろか、KOやTKOの場面なんてそうそう見られるものではありません。

どちらもこの日の為に相手を研究し、減量に耐え、過酷なトレーニングを積んできたのです。そうそう倒れられるものではありません。お互いに。

上手にコンビネーションが決まったり、カウンターが炸裂したり、美しいリバーブロが突き刺さったり、そしてそれを回避するダッキングにスウェー、直撃に耐える性、

そういう細かい所にボクシングの真の美しさと面白さがあるのです。

新人王戦は5回戦なので、選手たちもペース配分にあまり気を使わず、けっこうハードな打ち合いが見られます。

受付で貰えるパンフレットには、各試合の採点表が印刷されていて、自分で採点していけます!!

そして・・・どちらかが勝ちどちらかが負けるわけですが、

負けたから、それまでしてきた努力が無駄になるなんて僕は絶対に思いません。でもボクサーというのは大変に選手寿命の短いスポーツです。年齢、ケガ・・・また敗戦が重なれば、ジム側も引退を勧めるしかありません。

努力は無駄にならないが、ボクシング選手にとっては1敗がとても重く圧し掛かってきます

それでも勝つ選手がいて、負ける選手がいる。影があるから、光が眩しく見えるのです

敗者も敗者という大事な役割を担っているのです。

だから試合の前に相手への敬意を払い、そして終わった後にお互いの健闘を讃えのです。限界の状態で耐えてきた者同士だから、勝者の喜びを讃え、敗者の無念を分かつ。

選手のみなさんは試合が終わったあとに、お互いのセコンド陣にも挨拶しに行きます。

本当に試合の後の選手を見ていると胸が熱くなります。特に僕は真に無念ながらも負けてしまった選手に盛大な拍手を送ります。

この試合に本当に負けてしまうかどうかは、これからの君に掛かっているんだぞ!!
あの時の敗戦が無ければチャンピオンになれませんでした!といつか輝かしいスポットライトの下で言える日が来るのを期待しています。

だから僕は敗者の気持ちも考えずにカラオケ歌う勝者、勝者を讃えることなくサッサとリングを去るような、正に負け犬に成り下がるような敗者には率直に腹がたちます。

そのようにして合計12試合4時間半にわたる激闘は終わりました。

熱いホールを後にして、東京ドームの前を通りましたが、ライトアップされいてとても綺麗でした。風も冷たくて気持ちよかったです。

そして12月22日に東日本のチャンピオンたちと、西日本のチャンピオンたちが真っ向から決戦です!!

時期を同じくしてA級ボクサートーナメントも行われているし、それが終わればチャンピオン・カーニバル!!

いやー金が持たない。


ビタ一文

2007年11月03日 | Weblog

木曜日は東京駅近くのホールへ行ってきました。

やはり大勝ちすると、どうしても何処のホールへ行こうかと迷った際に、そのホールが候補の上位として脳裏に浮かんでしまいます。

ホールへ入ると、やはりエヴァのシマはガラガラ平日だからもう少し稼動が良いと思っていましたが、もうこのホールのエヴァは活動停止してるようです。

でもデータ見ると、まるで稼動が無いわけでもないのです。

スタート0回、なんてほとんど無い。けっこうの人が着席して回しているのです。でも大当たり2回~5回くらいしてる台がチラホラ見えるだけで出てはいないようです。

それだけ悪い状況がハッキリしてるのに、自分だけは出ると思ってしまうパチンカーの心理。

2000円~4000円の投資を8台にしました。

8台ですよ?

僕もカラになった炊飯ジャーの底に残った米粒くらいのプライドを持ってパチンコをしています。

8台移動したなんて初めてです

ヘタな鉄砲、数打ちゃ当る。

でもヘタな鉄砲をいくら打っても当りませんでした。

25000円投資したところで頭の中が真っ白

前日に中野で勝ったぶんをアッサリと返上してしまいました。

リベンジ!!

ここまでコケにされたら、あとは土になるしかないので、それは止めなくてはいけません。

で、昨日またも東京駅のホールへ。

しかし昨日は21:00から飲みの約束があったので、ファーストアタックしか僕の勝つ道はありません。

チョーのように舞い、はちのように刺す。

昨日は頭に血が昇っていましたが、今日は冷静です

1台目、今日の大当たり0回、昨日0回、一昨日12回、何回転かは忘れました。

着席しようとしてすかさず隣の台へ

一人時間差攻撃です翻弄しまくり。

それくらい冷静。

バカめ!引っかかったな!そんな台に座ると思ったか!俺の狙いはコッチだったのだよ。

本日の大当り0回、昨日4回、一昨日0回、24回転。

誰に対して何を引っ掛けてるのか自分でも不明な点がありましたが、これくらい冷静だったらさすがに出るだろうと思いました。しかし4000円投資してもウンともスンとも。スンって何?

結局、時間差攻撃を仕掛けた台に着席(-_-;)

釘が最悪だったので2000円でヤメ。

一人時間差攻撃。これくらい意味の無いことはないのを痛感。あんたバカぁ?とアスカの声が頭の中に響き渡ります。

やはり時間差攻撃は二人いないとダメですね。

くそっ!もう時間は19:00!20:30には出発しないと間に合わないのに!

活動限界まで1時間30分!

焦る気持ちを抑えきれず再び台選び。

今日の当り2回、昨日0回、一昨日1回、121回転。

3000円投資しましたが、ミサトの部屋に監禁状態

キデレツくん、ダメっス、でねっス。

ベンゾウさんのような言語が発動したのでヤメ。

次っっ!!

いや、ダメだ!こんなに焦っては出るものも出ない

一度外にでて一服。冷たいコーヒーでも飲んで頭を冷やそうと思いましたが、出てきた缶を触ってビックリ。ホットなのです。カッとなって自販機を見てみたらホットでした

時期早くねっ!?

飲みたくもないホットコーヒーを猫舌で飲みながら戦闘再開。

本日の当り0回、昨日0回、一昨日0回、45回転の台に着席。

4000円投資しましたが、やはり出ません。

ここまで当らないと、どうやったら当るのか記憶が喪失しかけます

やばい、このままでは・・・ヱヴァンゲリヲン新劇場版「破」でシンジのストーリーが崩れてゆく前に僕のストーリーが崩れてしまう

その時、密かに狙っていた台が空きました。

本日の当り0回、昨日10回、一昨日0回、139回転。

前日に出た台は引き続き好調というのが最近の流れだと僕は思っているのです。

この台に僕の全てを懸ける!!

まさにチョーのように舞い、はちのように刺し、ハイエナのようにハイエナ作戦です。

そして3500円投資した184回転ついにその時はやって来ました。19:44分。

渡り歩くこと12台。投資すること41500円!!

変動開始してからの警報!使徒警報予告!

誰だ!・・・ゼルエル!

上段2でスベリリーチ!期待できる!

そしてユイ背景!!!!!

ででででで出たぁ~

大当たり確定です。長かった。

で初号機リーチで相手がバルさん!!

撃破してドクンとしないまま図柄停止・・・。

マズイ!と一瞬ヒヤっとしましたが、図柄が揺れています。昇格確定!

そしてその後2回この図柄ユラユラ昇格が発生して4連荘!

時間は20:20分。時短引き戻しなかったので即ヤメ。

4箱流して16500円。投資したのも16500円。

ビタ一文、変動せず・・・。

20:30。しかしオカシイ。飲み相手が会社を出たらメールが来ることになっているのですが、そのメールが来ないのです。電話しても出ません。

仕方ないのでスロットの南国美人に着席。BIG6回、REG6回で374G。

1000円入れてみましたが、ベル確率悪そうなので隣の台に移動。

BIG1回、REG1回、142G。

すると8Gでキュイン!!

適当に左リールを止めてみると上段赤7下段青7。

当然ここは中リールの中段に赤7

BIGくさい!!と期待して右リール停止。南国の柄。

REG・・・。くぅっ!

REG後、RTに突入しましたが蝶は飛ばずに終了。ストックメダルが残り37枚のところでようやくメール受信

ストックしてあるメダルを払い戻すのは初めてで、適当にボタンを押してると、

ピーピーピー!!という警告音みたいなのが大音響で発生。

ヤバイ!!変なボタン押した!!と焦っていると、ストックメダルが落ちてきました。

なぜこのような音を出す必要があるのだ・・・(-_-;)

で、116枚くらいのメダルを流して2000円。

投資したのも2000円。

やはりビタ1文、変動せず。

変わったことと言えば、2枚の1万円札が千円札と五千円札になったことくらいでした。