なんだ神田と言ってきちんとWカップは見ている。
そもそも嫌いではないし。サッカーを取り巻くアレやコレが嫌いなだけ。
試合後に渋谷で騒いじゃう人とか。集団になって始めて強気になる人間というのは今も昔も沢山いるが、変わらず醜悪なものである。
他にも対戦相手の国土とか食べてるものまで持ち出して比較し始め、そこに何か試合のポイントがあるのか!?と思いきや、けっきょく何もないです!なワイドショーとか。
主観の入り過ぎた冷静さのない解説とか。自宅で友達と観戦してるわけじゃないですよ?
なので試合を見る時はヘッドフォンを外して無音で観てます。
選手の名前がほとんど覚えられないけど。
無音で観てると昨日の最後は完全に謎が謎を呼ぶ展開。
負けてるのに攻めない。
ケードロで言えば、残り自分1人で正に囚われてる仲間たちが目の前にいるのに、見張りの警察役の前で黙って突っ立って鼻くそホジってるみたいな。違うか。
これはサッカー界に起こった七不思議のひとつとして後世に語り継がれるのではないか、歴史的場面に立ち会っているのではないかと思わずヘッドフォンを付けてみると、なるほどなるほど。セネガルがアレンでコレがああなるから無理して点を取ることはないと。
1点の失点を守りきる!って、なかなか語彙力高い。積極的に消極的な戦術とか。
それぞれ賛否はあるのだろうけど、そんな戦法を取られてしまう状況になっているのがそもそも問題なわけで。
同じ状況になればどのチームもやる戦法なのではないだろうか。
個人的には現地で汗かいてる人たちが姑息でもなんでも決勝T行くんだと決めたのだから別に良いかと思います。こんな事で日本人全体に泥を塗られることはないだろうし、そんなことで塗られる泥ならどうぞ気が済むまで塗ってくださいってなもんで。
ただ苦労して現地で戦っているのは選手たちだけでなく、遠く日本から応援に駆けつけてる人たちもたくさんいるわけで。試合後にそういう人たちが変な目で見られたり、心無いトラブルに巻き込まれて嫌な思いや、余計な苦労をしてなければ良いなとは思います。
運も実力もうちとは良く言ったものである。
セネガル戦は良かった。戦術とかよく知らん自分でも良かったと思う。あれだけの体格差でも立ち向かって行こうという気迫が伝わってきた。
あの長い手足が目の前でバタバタしてたら、自分ならとても正常でいられない。なんか不安になる。京都で千手観音像を見たときの不安に似てる。
その身体にぶつかって行く気迫は凄まじいと思った。
日本のサッカーは技術的にまだまだというのが一般論であるようだが、果たしてそうなのだろうか。
サッカー強い国というのは、なるほど確かに子供の頃からサッカーと密着した生活を送っており、切磋琢磨をしてゆく周囲の仲間たちもレベルが高いから、自然とミックスアップしてゆける環境がある。しかし日本も既にJリーグが発足して24年くらい経つのだし、まだまだ生活レベルという距離ではないにしてもサッカーとの密着度は他国と比べても低くないはず。
海外で活躍している選手も多いみたいだし。
それが代表として1つの集団になるといまいち不完全燃焼感が出てしまうのは技術よりもメンタル的な要素が強いような気がする。
そんなに知らないのに偉そうに言いたくないけど、といいつつ言ってしまうパターン。
どうもミスを怖がっているように見える。ミスすると面倒くさいからね。ミスしたら次はガンバレじゃなく、延々と責任追及。何故そうなったのか、誰の指示なのか、なぜ事前に検討しなかったのか、さらにネットも炎上etcetc。
よくある日本社会のよくある光景そのものである。現在の国民性とでも言うのか。もちろん原因追究なくして改善は有り得ないのだが、
そういう原因追及はなるほどミスはなくなるかもしれないが、それは結果的にミスしなくなったのではなく、ミスするのが怖くて自分で処理できなくなっただけである。みんながそうなるから、無駄なパスが多くなる。パスばかり増えて時間が掛かるわりに物事が進まない。試合に勝つ事の前に、ミスしない事が最重要目的となる。結果、勝てもしない。これと言って際立って悪いところはないが、際立って良いところもない。
そもそも誰かの為でなく、自分が好きで始めたことなんだろうから、楽しんで伸び伸びやればいい。自分たちが暗い牢獄に押し込められて脅迫でもされながらプレイしているような試合を見せられても、見てる方だって楽しくもなんともない。思うように精いっぱいやって、それでミスして負けたなら仕方ないじゃない。だって人間だもの、だからせめて人間らしく。
楽しんで得られたものは、たとえひと筋でも光となるからそれを次に紡いでいけばいい。
それでも文句言う人は、それは文句言う方に何かしらの問題がある。
的な。
何かフッ切れれば覚醒しそうな期体感がずっと立ち込めているのは確か。
まぁ色々アホなことを申してますが、たまにしか見ない、にわかサッカー視聴者の、ただの戯言ということで。