無知の涙

おじさんの独り言

分別~万引き篇~

2007年11月28日 | 思い出

前回に煙草の話を書きましたが、思えばいろいろ世間に迷惑をかけて生きてきたなぁ、と改めて反省。

今でも迷惑かけてますけど、まぁ生きることと言うのは、少なからず誰かに対して迷惑をかけてゆくものだ、と思う面もあります。

でもこんな僕でも絶対にやってはならない、とある時から決めていたことがありました。

万引きイジメです。

中学の時は万引きが横行してました。僕は直接したことありませんが、万引きしてきたものを貰ったりしてました。同罪です

こんなことをしていて良いのだろうか、と疑問には思っていました。

良いはずはありません。

そのとき僕のいたグループは全部で5人で、2人が万引きし、他の3人がそれにアヤかるような図式。

でもある日、みんなで相談しました。やはりこんなことをしていてはいけない、と思いましたので。

自分が泥棒の一味だなんて、やはりイヤなのです。それに、こんなことをしてたら大人になってから、何かあるたびに人様のモノを盗むようになるような気がしました。

とりあえず一人1発ずつ互いに殴り合い、もう万引きはしない、させない、と誓い合うことにしました。

そんなことをしても、それまでの罪を償うことはできないし、かと言って自白して謝罪する勇気もありません。でもなんか殴らないとスッキリしなかったので。と同時に殴られないと気が済みませんでした

青春の3ページってやつですね。

で、殴り合いました。もちろん本気です

僕が殴られる番になったのですが、

一人のヤツのパンチが僕の鼻に直撃

ちょっ!話しが違うYO!鼻はないだろ!KOさせる気か!

オマエどんだけオレにムカツイてんだよ

バランガ・バランガ呪文を唱え始めようと思ったら、手元が狂ってしまったと謝罪されたので、まぁ仕方なく良しとしました。

おかけで鼻の骨が折れましたよ。今でも折れたままです。骨がないもん。低い鼻がさらに低くなりしたよ(-_-;)

青い春のハズが、すっかり赤い鼻になってしまいました。サンタさんなら喜んでくれたかもしれません。

というわけで、鼻の骨を折ってまでして万引きをしないことを誓い合ったワケです。

鼻の骨もだと思い、アキラメました。