ニンテンドーDSで発売された「逆転検事」。
先日購入して、その記事をアップしようとしてる間にクリアしてしまった。
「逆転検事」とは大人気シリーズ「逆転裁判」のスピンオフ的な作品。
逆転裁判の主人公である、弁護士・成歩道龍一のライバル検事であり、天才検事・御剣怜侍。
彼が主人公となり、
事件現場を舞台に、
華麗な推理で真実を追求する!
緻密に絡み合った謎を、ロジックで紐解け!
って、ゲームの箱に書いてあった。
御剣検事は僕も「逆転シリーズ」では、かなり好きです。
最初はただのキザッたらしい嫌な野郎、でしかなかった御剣だが、成歩道と法廷で戦ってゆく内に芽生える葛藤や、彼のあまりに不器用な性格などが、男心をワシ掴み。
逆転裁判4では出演どころか、話題にさえ出なかったので、かなり寂しい感じでした。
そこでこの「逆転検事」の登場。
プレイした感想は、
簡単すぎる。
法廷には立たないけど、
基本的には「逆転裁判」 と流れは同じ。
現場の証拠から容疑者を徐々に追い詰めてゆく。
今回は新しく「ロジック」というキーワードが出てくる。
現場で発見されたロジックを組み合わせて、さらに新たなロジックを発見し、真実へにじり寄ってゆく。
これが謎解きを簡単にしてしまった気がする。
と個人的には思う。
あと、やはり御剣に主人公は重過ぎたかな、と。
成歩道と比べて御剣が劣っているのか?と言えば、むしろ逆である。
あらゆる面において御剣は、成歩道より優れたキャラであるのだが、往々にして物語とは不完全なキャラが引っ張ってゆくものだ。
動である成歩道がいてこそ、静である御剣のキャラが立つ。
もちろん成歩道不在を補うべく、動のキャラも出ていたが、関係として希薄である以上はただの即興。
誰が主役なのか?という事を考えれば、そう言わざるを得ない。
でも謎解きは久々にハラハラしたりして楽しかった。
犯人フラグ立ちすぎて、
中盤でほとんど分かってしまうのは、逆転シリーズのサービス精神だと考えて良い部分だと思ってますが。
このゲームの評価
★★★☆☆