無知の涙

おじさんの独り言

ぼくのなつやすみ4

2009年07月27日 | ゲーム

エヴァは一旦休み。

いやー暑い。
いつの間にか夏本番。

ああ、もう7月も終わりじゃないですか。

ぜんぜん実感沸かないけど、
花火の混雑に巻き込まれたり、
盆踊りの曲が聞こえてきたりすると、
おもむろに夏だと実感しますね。

今年も狙ったように8/8~8/20までガッツリ仕事。
今年こそは旅行にでも、と思ったけど、
夏の夜の夢は夢のまた夢。
人の夢と書いて儚いという字になる。

よし、これでも買うか。

ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団



嬉しいことに今回はPSP!
シリーズ3作目はプレステ3で発売されてしまい、
涙を飲みましたが、今回はできる!

うーん、できればテレビのデカイ画面で満喫したかったけど、
まぁ、この際プレイできれば良いです。

 

今回はタイトル通り、瀬戸内海にある親戚だかの家に、
主人公が遊びに行って、夏休みを過ごします。

主人公の少年は1975年生まれ。
僕と同い年。


このシリーズは共通して主人公の少年が1975年うまれ
そこが共感できるポイントだったり。

4がどのような展開になるのか分からないけど、
これまでの僕なつシリーズの遊び方としては、
ラジオ体操して、山でかぶと虫取って、
海で泳いで、夜は花火、そして寝る。




それだって、しなくても良い。
ほんとこのゲームは何もしなく良いゲーム。


だが、それがいい。




今回はけっこう冒険するみたいで楽しそう。
子供というのは何かと冒険したいお年頃なので、
僕もよく子供の頃は冒険してました。

冒険といっても、僕の育った所には、
大きい山があるわけでもないし、
謎の洞窟があるわけでもない。

そんな土地での冒険というと、
まず朝一で自転車に乗る。
そしてそのまま方向を決めずに、
ひたすら自転車をこぐ。

昼過ぎくらいになると自分がどこにいるのか、
さっぱり判らなくなってる。
そっからいかにして自宅へ戻るか、
という事を冒険と称してやってました。

初めてみる店、
初めてみる公園、
知らない人たち、
と初めてみるものだらけ。

ワクワクしながら、自転車を走らせる。
お金なんてほとんど持ってないので、
公園で水飲んだり、駄菓子屋で30円くらいの
アイス買ったりしながら。

そして冒険ゲームの主人公のように、
僕には目的があるのだ。
家まで辿り着くという。

もう自分が本当にゲームの主人公に
なったようで、ワクワクの絶頂。

時には知らないオジサンやオバサンに道を聞いたり、
地図を見たりしながら、ひたすら自転車をこぐ。

17:00くらいになっても辿り着けないと、
少し焦り始める。

遅くとも19:00には帰らないと、
さすがに親父から怒られるので。

でも所詮は小学生が3~4時間くらい自転車で走った距離。
そんなに遠くには行ってないのだ。
それを同じ時間かけて戻ってるだけの話なので、
17:00くらいになれば、すぐ近くにはいる。
あと一つ謎が解ければ、帰り道は判明するのだ。

そしてようやく知ってる町の名前が電柱に出てきて、
あ、今ここにいるんだ!と知り、
なんとか家に帰るのである。

帰れないかもしれない!
という焦りと緊張感から解き放たれた時の、
あの安堵感がゲームクリアのご褒美であり、
知らない町を一つ知ったというのが宝なのである。

それがもう楽しくて、
夏休みに友達がみんな出掛けてしまうと、
一人でそんなコトばかりしてました。

そのせいか、今でも電車に乗ったり、
高速バス停留所の前とか通ると、
ふいに知らない土地まで行ってみようか、
と思うことがあります。

もちろん仕事があるので、そんなこと出来ないけど。