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クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

幻の「築地明石町」を観に行く

2019-12-28 | アート・文化

 さて、この秋~冬の てんらん(展覧)会

と 

いえば、

 東京国立近代びじゅつかん(美術館)

開さい(催)された、


 「鏑木清方~幻の<築地明石町>特別公開」

は、

今年いちばん

といっていい、

ビッグイベントで ありました


 近代日本画を 代表する、かぶらききよかた(鏑木清方)

その代表作

ながら

44年間も、所在が わからなくなっていた


この・けっさく(傑作)美人画

が、

 このたび・見つかったので、ほかの美人画とともに、

おひろめ(披露目)しちゃうよ

ってな、

わだい(話題)の てんらん(展覧)会

だったのです


 うちのチットは、日本画あいこう(愛好)家

ですが、

そのチットをして、


「好きな美人画ベスト3に入る。でも、真作を見たことがない


歯がみさせていた、

マボロシすぎる

名作・・


 「クリンの広場」(このブログ)でも、

かこ(過去)2回 とりあげた

けいい(経緯)のある、

いわくつきの 作品です。


(※1回目は「築地散歩」をした時で、2回目は、「大正三美人」を考察した時でした。)




何百回も 見ているようで、

実は

1度も 見たことがなかった

この、「和装美人」は、


 やはり、長じゅばん(襦袢)も 着ておらず、

 たび(足袋)も はいていない、

実に

なまめかしくて

いき(粋)な

姐さんでした



かけじく(掛け軸)ですが、

じょうたい(状態)もよく、

白い肌の色、黒いかみ(髪)のすじ

が 

ひじょう(非常)に 美しいのを クリンは みとめました


 チケットを買うのに、15分・並びましたが、本当に

見てよかったな

思える、びじゅつてん(美術展)でした



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本郷三丁目駅のパブリックアート

2019-10-24 | アート・文化

東京レトロ喫茶・麦」を おとずれたさいに 利用した、

地下鉄

ほんごう(本郷)三丁目駅


改札を 出たところに、

すごく

文学的な、パブリックアートを 見つけました。



この半世紀の間によまれた・しく(詩句)を 

こくいん(刻印)した、


駅の かざり・・


うちのチットが 言いました。


石垣りんか~。 いい人選んだね

これ、いい詩だよ。

『この世の中にある』。」


「この世の中にある たった一つの結び目


あの地平線の果ての あの光の 
たった一つの結び目


あれを解きに 私は 生まれて来ました


・・・」


こんなのを、


駅の かざりに するなんて・・


 さすが、東大のもより(最寄り)駅だと、思いました



(この話、つづきます)



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金の額を作る

2019-09-10 | アート・文化

 先月、うちのチットは、たん(誕)生日だったのですが、

 クリン・・、お金がないから、プレゼントとか 

買えなくて・・


(どうしよう

って

なやんでいました。



お友だちの ジェマちゃんに 

そうだん(相談)したところ・・


だったら今から、『黄金背景テンペラ画』の

金箔技法を体験する

ワークショップに行くから、

クリンちゃんも 行こうよ


 こういうの、作れるよ

 私が通っている・古典絵画技法の教室の

先生が、

講師なんだ、

そのワークショップ


 ほら・・ 前に、その先生の個展、行ったじゃん。

奥秋由美先生


 「あっ おくあき・ゆみ先生 

行く行く


てな

ことになり、


 クリンは、やさしい・おくあき先生の

ごしどう(指導)のもと


 金(きん)に めっぽう弱い、しん(親)友・チットの

ために


きんぱく(金箔)がはられた・がく(額)が作れる


という、

ワークショップに

さんか(参加)したのでした



 ←この、きわく(木枠)に

金ぱくを はって

できれば、

もよう(模様)もつけて(=刻印技法)

絵の具で ぬって(=グラッフィート技法)

テンペラ絵具も使う(=ミッショーネ技法)


という

4時間半の「体験講座」でした。



が・・・


 クリン・・、お手てが 毛深くて、ぶきっちょだから

 きわく(木枠)を、メノウへらで みがいて

 水をつけて、金ぱくを 2枚・はって

 はりそこねたところに、何度も 金ぱくを

くっつけて

いるうちに、

 タイムアップとなって しまいました・・


 (はあ~・・ めっちゃ・つかれた~~ 

今度から、

こういう・がく(額)を見たら、

作った人の苦労を 思いやろう



 な~んて かんがえつつ・・


家にかえって

チットに、

作りたての 金のがく(額)を わたしました



チットは・・


キャ~~~~ステキ 私のために

ありがとうクリン

心が こもっているわ~

うれしい


でも・・


 こんな綺麗な額、もったいなくて、使えないよ~。

私の写真なんか、絶対に入れたくない


クリンの写真でも、入れようよ


言いました。


「だったら、ゆづ(羽生結弦選手)の シャシン入れようよ







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ワディム・ムンタギロフ(英国ロイヤルバレエ2019「ドン・キホーテ」感想)

2019-07-15 | アート・文化

 バレエを やっていた、お友だちを しのんで

うちのチットは

先月、

英国ロイヤルバレエの 日本公えん(演)

見に行きました

 

 場所は、うえの(上野・東京文化会館)。

えんもく(演目)は、

「ドン・キホーテ」です

 

 バレエ、「ドン・キホーテ」は、セルバンテスの

小説を 原作とした

スペインの ものがたり・・

ですが

主人公、ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ

バレエでは 主役ではなく、

 ぶたい(舞台)は、バジルと キトリという、

若い

カップルの

れんあい(恋愛)~けっこん(結婚)

までが

描かれています

 

 広場で おどりくるう バジルと キトリ

そこに あらわれて

そうどう(騒動)を おこす、

ドン・キホーテ

という、「第一幕」。

 

 かけおちした・バジルと キトリ、それを 追いかける

ドン・キホーテ・・

という「第二幕」。。

 

 バジルとキトリが けっこん(結婚)式を あげる

「第三幕」。。。


ってな かんじで、

ドン・キホーテや

サンチョ・パンサは、ちょい役


 バレエ、「ドン・キホーテ」は、若者たちの

やくどうかん(躍動感)に

あふれ

知っている曲が 多くあり

げんそう(幻想)的な「2幕目」が

とっても ステキな、


すばらしい えんもく(演目)です


 この日、6月26日の ぶたい(舞台)は、

今、ノリノリの

ロイヤルバレエ・プリンシパル

ワディム・ムンタギロフ

キトリを 当たり役としている

ナターリャ・オシポワ

という、

 「ドン・キホーテ」的に、

さいこう(最高)の 

コンビでした


 クリン一家は、目下、ワディム・ムンタギロフ

に、ハマっており

 おにいちゃんが、フィットネス・バイクを こぐ時は、

いつも

ムンタギロフさまの「白鳥の湖」を

見ているほど・・

(見てるだけで、やせそう)


 今回の ムンタギロフさまは、庶民のバジル役

なので、

いつもよりは

ちょっと・地味、ですが、

正そう(装)で おどる「結婚式」のシーン

は、

やっぱり 王子さま

みたいでした


一度見ると

その えがお(笑顔)の とりこに なってしまう

ムンタギロフさま・・


 高い・ちょうやく(跳躍)も 

さることながら、

ごそんがん(尊顔)を はいするだけで、

しあわせな 気分に

なってしまう・・


リアル・王子 なのでした

 

(※相手役の、ナターリャ・オシポワさまも、危うげなところが 一切なく、完成されていて、

とりあえず

にんげんでは ありませんでした


 


テレビで 見ると、

じょうちょう(冗長)に かんじられる

わき役の おどりも、

全部 おもしろく


「闘牛士」は カッコよく

「舞台美術」は センスよく


すべてが すばらしかったです


 また、かぶき(歌舞伎)とも ミュージカルとも ちがう

客そう(層)は、

はなやか・きわまりなく

セレブ・オネエのピカコさんや

げいのう人と おぼしき方々が

つどっていて


 チットは だいぶ、たのしかったようです







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林信夫展(日本画)

2019-05-30 | アート・文化

 今日は、でん(電)車を のりついで、ひらつか(神奈川県平塚市)

まで

やってきました。


 右後方に見える、「東横イン」のふぞく(付属)ギャラリー

で、

どうしても見たい・てんらん(展覧)会

が あったのです

 それは、昨日から はじまった、日本画家・

はやしのぶお(林信夫)

の 

てんらん(展覧)会


です


 はやしのぶお(林信夫)、という 日本画家を 

ざっと 

せつめい(説明)しますと、


・芸大出身

・カルチャー6つかけもちの絵画教師

・デパートで、個展したりする 売れっ子


にして、

本人、

まったく・作品を 売る気がない、

ほんもののアーティスト


 そして、ここが いちばんの ポイント

ですが、

クリンの、

数少ない お友だちでも あります。

しかし・・


 今からちょうど・1年前、はやしさんは、体ちょう(調)を 

くずし、

とつじょとして

天国に 行ってしまいました。


クリン、かなりおちこんで、ぶろぐも 休んだけど・・


 一年たって、ようやく 文句をいう元気が 

出てきたので、

今日、

文句を いうために、来たのです


・・・・・


「はやしさん


 なんで、クリンたちが とめたのに、

さっさと

天国に

行ってしまったのよ


アアーン・・



・・・・・



さて、

 なみだを ぬぐいつつ ご紹介 いたします

と、


「林信夫展」は、はやしさんの作品・120点(ほとんど全部)

が 

いちどうに しゅうけつ(集結)した

大・かいこてん(回顧展)

です


 わりと、しょき(初期)の 作品から

 画家として、ノリノリで、大作を つくっていた

時代の作品・・


はたまた、

(これが日本画の色彩なのか

と 思うような

岩絵の具・バキバキな

じっけん(実験)的・作品・・


 一方、(これが日本画の 味わいだよな

という、

しっとりした、

おちつく系の 作品・・


 ほとんどに、いつもの3分の1以下の、はかく(破格)の 

おかいどく(買い得)値が 

つけられていたけれど、


 だれもが うっとりと 見入ってしまう・・


そんな 力りょう(量)万全な、

げいじゅつ(芸術)作品から、


 はやしさんが、あい(愛)をこめて 描いたとしか

思えない


こじん(個人)的な 作品も

あって、

ジーンと きました。


 そして・・ はやしさんのブログ(gooブログ)を 

ご存じの方は

(ああ、出てきた!)

って 

思われるでしょうが

 ネコ好きの はやしさん による、

ネコちゃんの絵も

やっぱり ありました



ああ・・


これなんか 見ていると、



白いネコちゃんが 見つめる

あのへい(塀)の 

向こうがわに、


はやしさんは


立ち去ってしまったのかな・・


 そんな 気がして ならないです・・



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中邑菫プロ(もうすぐ)のファンになる♪

2019-03-17 | アート・文化

 3年前に「史上最年少プロ」になって以来、かつやく(活躍)に次ぐ

かつやく(活躍)で

いまや、

だれも、い(異)を となえない、

きかい(将棋界)のプリンス・ふじいしちだん(藤井聡太七段)


しかし

ここにきて、

しょうぎ(将棋)界のライバル(?)「囲碁界」

が、

ぎゃくてん(逆転)の一手を はなってきました


 なかむらすみれ(中邑菫)じょう(嬢)です


すみれじょうは、

じゃっかん・10才(小4)

にして、

4月から「史上最年少プロ囲碁棋士」になる

という、

未来型・日本人


 にもかかわらず 生命力あふれる・その表じょう(情)

クリッとして

キリッとした・目 


イスにすわると

足が床に とどいてないのに、

おじさんプロ

うならせる

「勝負師」そのものな、打ちっぷり


 先日・・、すみれじょうと、たいわん(台湾)のスーパー美人プロ、

こくかか・しちだん(黒嘉嘉七段)

記念たいきょく(対局)を 見ていた

クリンたちは、

なんだか

ゾクゾクして

 久しぶりに、「ヒカルの碁」を 出してきて、よみふけって

しまいました・・

 

 

・ゆづ(羽生結弦選手)

・大谷君(大谷翔平選手)

・ふじいしちだん(藤井七段)

・辻井さん(ピアニスト辻井伸行)

・あかねさん(バレリーナ高田茜)

・コストルナヤちゃん(ロシアのフィギュアスケート選手)

・すみれじょう(中邑菫プロ) 

 

など・・

 

 クリンたちのおし(推し)は、今日も、クリンたちの

気もちを 引き立て

ワクワクさせて くれるのでした

 

(あ~、しあわせ~


 (・・・でも、、ここに、

げんえき(現役)の「横綱・稀勢の里

いてくれたらなあ~・・

クリンたち、

もっと

しあわせだったのに


きせの里が 出ていない

大ずもう(相撲)なんて、、

 「やっていたって、見る気、しないよ

(※現在春場所中です)

 

と、


そこに、

チットが やってきて、言いました。


クリン~。


今日八日目の大相撲、

中入り後のゲストは、

俳優の大谷亮平さんだって「それは、ぜったい見なきゃね

 




 

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相原求一朗展覧会・感想

2019-02-20 | アート・文化

  先日、洋画家・あいはらきゅういちろう

(かんじ:相原求一朗)

てんらん(展覧)会を 見に、

 かわごえ(埼玉県川越市立美術館)に 行きました

 相原きゅういちろう()は、かわごえ(川越)出身ながら、

北海道の 

けしき(景色)

に 

み(魅)せられた

昭和(戦後)の 画家です


 北海道出身の画家たちが、さむい・冬のけしき(景色)

より、

まちのぞんだ・春

みじかい夏の かれん(可憐)な花や

ゆう(雄)大な自然

好んで描くのに 対し、


 相原きゅういちろうは、雪原・雪山・雪丘

など、

人のいない、冬の大地を

何枚も

何枚も、

何枚も

描きつづけました・・


   しばれる・北の 冬げしき(景色)を 描きながら、

その冬を 

知るものでないと わからない、

支配的な 気しょう(象)

や、

モノトーンの世界に

ひそむ、

わずかな 

色合いを、

 見おとさずに 描きこんだ、

その

リアル・・



代表作のひとつ、

「天地静寂」の 

にび(鈍)色の空を 見た

うちのお母さん(北海道出身)

は、

 「 ああいう空って・・『いぶり空』っていうのよね。

懐かしいわ~。

出品作品の数も 多いし、

空いてて ゆっくり見れたし、

 本当に いい展覧会だった 川越まで

来たかいがあったわ 大満足

と 

かんどう(感動)しきり でした

 

 

 

(3月24日までやってます 北海道出身の方は、ぜったい見たほうがいいです




 

 

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ロマンティック・ロシア展・感想

2019-01-18 | アート・文化

絵画、

といえば、

 今、シブヤの文化村(東京都渋谷区の、東急bunkamura)

で、

「ロマンティック・ロシア」

っていう

てんらん(展覧)会が 開かれています

HPはこちら)


 出品数は、70点と、さほど 多くは ありませんが

あの有名な

「忘れえぬ女(ひと)」

見られる

ということもあり、

 「アンナ・カレーニナ」が好きな うちのチットは

足を

はこんでいました


 トルストイの小説『アンナ・カレーニナ』の ひょうし(表紙)

にも 

使われ、

主人公のモデルのように

いっぱんに

イメージされている、

 「忘れえぬ女」という名の、この、ロシア女性の

しょうぞう(肖像)画


じっさい(実際)に 

見てみると、


(・・アンナ・カレーニナとは、なんか違うな??)と思ったのが率直な感想かな~。」


と、

チットは 

その いがい(意外)性について

語っていました


とはいえ・・


やはり、

この オーラまんさい(満載)の

美しい作品を

間近で 見ることができ


 この、だれだかわからない、みりょく(魅力)的な 女性の

目に

ナミダ(涙)のような

光が

きらりと

見えたのと、

 その近くにあった、しょうぞう(肖像)画で、絵の作者・クラムスコイが 

美男子

であることも

かくにん(確認)できて、


美男が、美女を描いたのよ 

 しかも、女性は 悲しげなの

 ステキ

 この絵のロマンティシズムが いっそう、高まったわ


と、

かなり、まんぞく(満足)した

ようすでした


さて、てんらん(展覧)会は、

 春夏秋冬の ふうけい(風景)画や、ロシア女性の

しょうぞう(肖像)画など

いろいろ

あったみたいですが、


それらが

 トルストイや ドストエフスキーと

同時代に 描かれた

油絵たちだ、

いう 

じじつ(事実)が

「忘れえぬ女」と同じくらい

ステキに

かんじたっぽくて、


その夜、チットは・・

  ひっさしぶりに、本だな(棚)から

ロシア文学の本を 

引っぱり出して

よんでいました












 

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クリスチャン彫刻家・舟越保武「聖セシリア像」

2018-10-17 | アート・文化

 「北海道スピリットを感じる銘菓」には 入れなかったのですが、

くしろ(北海道釧路市)の

おかし(菓子)屋さん

 まつや(松屋)のソフトクッキー「幣舞橋の四季」

とっても 美味しいです

 (ステラおばさん並の 大きさです


おかし(菓子)の

名前に

ついている、

「ぬさまいばし(幣舞橋)」


 それは、くしろ(釧路)の中心にかかる、

きり(霧)に

つつまれた

ヨーロッパ調の はし(橋)

で、

 春夏秋冬を テーマにした、4体の「橋上彫刻」で かざられていて、

とっても

ロマンチック


 はし(橋)をかざる、「道東の四季(春夏秋冬4体の女神像)」

うち、

「春の像」を作った、

ふなこしやすたけ(舟越保武)

という

ちょうこく(彫刻)家が いるのですが、

 クリンの しん(親)友・チットは その人の作品を

とても 

気に入っていて

 

去年、家ぞくで

「長崎旅行」に 

出かけた さいには、

 ふなこしやすたけが 作ったという、「26聖人殉教像」

がある丘に、

クリンたち、

つれていかれました


 作者のふなこし(舟越)さん・ご本人が、クリスチャンな

だけあって、

多くの

「キリスト教関連作品

作られているのですが、

その、深いかいしゃく(解釈)に

もとづく

作品の数々は、


せいしん(精神)性 とかは もちろん


 あっとう(圧倒)的な 清らかさ

美しさ

で、

見る者の たましい(魂)を

打ってきます


(・・ナイショですが、うちのチットは 

この 

ふなこし(舟越)さんが作った、

大理石の

「聖セシリア像」のようぼう(容貌)を、

自らの

りそう(理想)と 

しており

 若いころから、かみがた(髪型)を マネして、


センターパート(真ん中分け)の

ロングヘアー

 しています










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高田茜さんの金平糖の精

2018-07-08 | アート・文化

 クリンたちが 見つけた、バレエ王子「シェール=ワグマン」。

 彼が、ゆうしょう(優勝)した「ローザンヌ国際バレエコンクール」

は、

若きバレエダンサーの

とうりゅう(登竜)門

ですが、

 シロウトのクリン一家が、なぜ、それに

注目していたか

というと、

それは、

さいきん、

 バレリーナの 「高田茜」さんに、はまって

いるからです

 高田あかねさんは、イギリスのロイヤルバレエ団

で、

プリンシパルを つとめる

28さい。

やはり、ローザンヌで

道を ひらきました

 ひじょう(非常)に かれん(可憐)で、ピュアな和美人の

彼女が、

英国バレエの 大ぶたい(舞台)で

 「くるみ割り人形」の コンペイトウのせい(精)

えんじると、

 ピタッと決まる・アティチュードや、フェッテが

次々・かるがる

てんかい(展開)されて

もう、目が はなせない 

 「バレエを、初めて見た。」という、うちの

おにいちゃん

ですら、

クリンたちといっしょに

何度も ろくが(録画)を

見て、

 「・・夢の世界の、演技だな。これこそ芸術

人間技とは、思えないぞ・・

もう、おにいちゃんには、

本物の『金平糖の精』にしか

見えない

たたえます


・・・・・


クリンだって、

しんじられないよ。。


これだけ、かっさい(喝采)をあびる

世界三大バレエ団

プリンシパル

が、


かつしか(東京都葛飾区)出身だなんて (←クリンは隣の松戸出身)
















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2017年ベスト展覧会(ミュシャ展)

2017-12-10 | アート・文化

「美女を、描く

 古今東西 作家も 画家も、ふで(筆)をつくして それを

こころみて きましたが、

 19世紀末、女性の美の あらたな表現を あみだして、

「キレイすぎる~~

しょうさん(称賛)のあらし

まきおこした、

チェコスロバキア人の 

画家がいます。

 アルフォンス=ミュシャ(Alfons Mucha)

です


ミュシャは、

フランスの女ゆう(優)

サラ=ベルナール

 女神のように 描いて、人気がばくはつ(爆発)


その後、

こきょう(チェコ)にかえり、

 「祖国の歴史」を、巨大な絵画に 連作

したことで、

国民的画家と なりました


 ながらく、他国のかんしょう(干渉)を うけてきた、チェコの

人々に、

民ぞく(族)のほこり

れんたい(連帯)

よびかけた

ミュシャ、こんしん(渾身)の力作


「スラブ叙事詩」・・。


 ムハ(ミュシャのチェコ名)は、ナチスドイツに

国を うばわれたのち、

たいほ(逮捕)されて

まもなく

死んでしまいます

が、

 その絵と、その心は、ドイツが去って、

共さん(産)党せいけん(政権)に

なっても、

根づよく

チェコの人々に

うけつがれてきた・らしい。。


 うちのチットは、そんな「チェコのミュシャ芸術」

かんしん(感心)し、

プラハを

おとずれたことが あります


(※写真:ミュシャの絵で内部が飾られている、プラハ市民会館


 今年、ミュシャひっせい(畢生)の大作、「スラブ叙事詩」

全20作が、

国外で初!

それも日本で、初公開 されました


これを

えらばずして・・

 どれを、2017年の

「ベスト展覧会」に

えらべと 

いうのでしょうか







 



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運慶展・リアル感想

2017-11-20 | アート・文化

上野・とうはく(東京国立博物館)

「運慶展」を見ていた時の、

 2人のきょうよう(教養)人(うちのチットと、お友だちのジェマちゃん)

の、

じっさいの会話・・。(は以下です)

 

 

<制多迦童子像>

 「若いころの貴乃花に、そっくり~


<矜羯羅童子像>

「こういう中学生いるよね 「いるいるポッチャリ~


<興福寺・天燈鬼>

 「へーい出前一丁~」「蕎麦屋か


<興福寺・龍燈鬼>

「後ろ回ってみると、なにげにフンドシ・Tバック「イヤ~ン


<運慶作・仏頭>

「・・螺髪って抜け落ちてしまうんだね 「抜け方が人間と一緒じゃん



「アハハハ・・・」 お気楽ごくらく(極楽)




 

 

 

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運慶展と怖い絵展、混雑状況(日曜日)

2017-11-16 | アート・文化

 

ふたたび、おでかけの話

 

 この秋・わだい(話題)になった「運慶展」に、クリンたち

行ってきました

 

 奈良から、いっぱい・そかい(疎開:興福寺中金堂再建)

してきて、

「史上最大」をうたってる

のとともに、

「日曜美術館」で 

とくしゅう(特集)されちゃった

ものだから、

 すごい・こんでいます。。(上野・東京国立博物館・平成館)


 とはいえ、一時の「2時間待ち」とかいうことは、すでになく、

入場きせい(規制)も

だいぶ・ゆるやか・・

11月の日よう(曜)日・10時台の 

こんざつ(混雑)は、

「50分待ち」でした。

(※実際は40分)


 ただし 中は、人がいっぱいで、相当・ねっき(熱気)

ムンムン

ですので、

かくご(覚悟)が ひつようです・・。


 そんな、大ぜい(勢)の背中ごしに チラッと見るような

かんじでも、

 メジャーかつ・好きなぞう(像)を、じかに

見ることができたり

 時をへて・なお、その・たましい(魂)を 見るものに

ちょっかん(直感)させる、

「無著・世親象」みたいな

けっさく(傑作)の

目の前に立つことが

できると、

 (こんな・じょうけんでも、来てよかった~) とか、

思うわけです


肌色つややかな、仏さまたち

力づよい・かまくらちょうこく(鎌倉彫刻)

たんのう(堪能)し、

 外に出てきたのは、正午ころ


行列は、さっきより

みじかく、

「40分待ち」に なっていました。


(今から行く方は、開館一番をねらわず、午後とかがおすすめです


 一方、「運慶展」とならんで、秋の上野に、

行列をつくっている・・

わだい(話題)になっている、

 「上野の森美術館」における、「怖い絵展」

こちらは、

若いカップルが多く、

「3時間待ち」の大・大・大行列です

 (ゾロゾロ・・・)

(ゾロゾロ・・)

 

(朝~夕方まで、人が減る気配なし

 

 

この寒いのに、信じられないよね~。。

 どんなに良い内容でも、

 あの列には、並ぶ気しないわ。。」(チット)

 「だよね~。おなかすいた~。」「ご飯、行こ行こ。」

 

<上野公園内・韻松亭にて>

 「このお店、有名店だから ちょっと待つかもしれないけど、

い~い?」(チット)「うん。」





「・・・・


 ねえ

もう、一時間以上、ならんでない 「ご、ごめん



(秋の上野は、どこも混んでます!!)










 

 

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歌舞伎座11月「忠臣蔵」感想&お土産(切腹最中)

2017-11-14 | アート・文化

クリンが

ぶろぐを お休みしている間、

しん(親)友・チット

忙しく はたらいていました

が、

 カブキ(歌舞伎)のチケットを もらったので、

出かけたりも していました。 (東銀座)

 カブギ(歌舞伎)座・11月の「定例歌舞伎」は、

「忠臣蔵」です


 「討ち入り」があったのは12月ですが、

「忠臣蔵」は

人気があるので、

 ものがたり・ほったん(発端)の「松の廊下シーン」から、

「赤穂浪士の切腹シーン」まで、

さまざまな場面を

切り取った、

たくさんの えん(演)目が

つくられてるそうで、

 一年中やっても、ネタには こと欠かない

らしい・・

 今月は、「仮名手本忠臣蔵、五・六段目」と、

「大石最後の一日」

っていう、

「忠臣蔵」の、アナザーストーリー2本立て

 そこに 上方狂言「新口村」が、「坂田藤十郎主演」で

まぜこまれて~の、

合計・3本立て

です。


 「仮名手本忠臣蔵、五・六段目」の内よう(容)を

かいつまんで

せつめいすると、

 主人公の「浅野家家臣」が、せんぷく(潜伏)中に、

 討ち入りのしきん(資金)ちょうたつ(調達)を

めぐって

殺人を 犯し(実は思い込みで無実)、

 みずから、しょけつ(処決)する という

「切腹もの」。


 そして、「大石最後の一日」のほうは、

 「吉良家・討ち入り」ののち、ごさた(沙汰)を

待つあいだの

そうぞう(想像)話で、

 そこに、若いろうし(浪士)の恋を おりまぜた

いわば「新歌舞伎」なのですが、

 どちらも、ラストは 主人公のせっぷく(切腹)で おわります

 そんな、「切腹」オンパレードぶたい(舞台)を 見た日の

おみやげは、

 もちろん「切腹最中」で決まり ではないでしょうか

 <せっぷくもなか(切腹最中)by新正堂

 (かの有名な、モチが入ってるやつです


・・・・・

 今回「忠臣蔵」という、男中心の世界で きょうちょう(強調)

されていたこと

 

 それは、「男の世界はきびしく、その行動には 責任がともなう。」

という、

ほうけん(封建)社会の 

オキテ(掟)でした

 

 男たちは、大切なもののために 命をささげ、本かい(懐)を

とげたら、

のち

自ら、しまつ(始末)におよぶ・・


それが

 いさぎよくも いぎ(威儀)を正した、本来の男の

生き方であった・・

と、

そんなことを

思わせる、

ないよう(内容)でした。。



そうだ、グリン

  責任を取るとは、厳しいものなんだぞ。


 男の世界は、甘くないんだ。」(おにいちゃん)

「モナカは、すっごく・あまいね~










 

 

 

 

 



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かわうそサブレと湘南の動物

2017-04-19 | アート・文化

 いのち(命)

 

それを、土のにおいと ともに描く、

 しょうなん(湘南)の女性画家・おいちゃみさん

 彼女の絵画てん(展)に、クリンたち、毎回

ごしょうたい(招待)

いただいていて

 今年もまた、ふじさわ(藤沢)の小田急デパートまで、

ジェマちゃんや

チットと

見に行きました

 今回、お知らせにもかいてありましたが、おいちゃみさんは、

いつもより、

 ネコや、リスの絵を、多く・出品していました


風けい(景)も、

人物も、

花も 虫も、

なんでも日本画にできる・おいちゃみさんですが、

 今は、もっぱら・身近な小どうぶつ(動物)に、

きょうみ(興味)がつよく

注がれている

もよう・・


 ふだん、近所で出会う、ネコちゃんなどをモデルに、

 迷いない・ひっち(筆致)で、大きな作品も 作っていました

 

とはいえ・・

 「しばらくは、こういうものを描いていこうと思ってます。」

おいちゃみさんは 

方向性を 示したものの、

 どういった・どうぶつ(動物)を、対しょう(象)とするか

は、

まだ、決めかねている

かんじでした

 

 (・・・ほかに、おいちゃみさんが描くべき、どんなかわいい

どうぶつが、いただろう??)


クリンたち、

協力したくて

かんがえました。

「おいちゃみさんって、地元愛強いから、湘南ゆかりの動物がいいと思う

帰りに、駅の観光案内所に寄って

ちょっと調べてみない?」 

「そだね

 

 と、いうわけで、クリンたち、ふじさわ(藤沢)駅にある、

「湘南FUJISAWAコンシェルジュ」

よってみました


 そこにはやはり、大きなヒントがあり・・・

「これぞ神奈川県湘南地方(?)」 という、

 地元のどうぶつ(動物)を かたどった・サブレを

見つけたのです


 「カワウソ・サブレ」です


(なになに・・?)

「藤沢市獺郷(おそごう)は、昔たくさんのかわうそが住む郷でした。」

「なあるほど


おいちゃみさんの、

次のがだい(画題)・・


 カワウソで、決まりなんじゃ・・



 

 

 

 

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