出世払い



どこに置こうか?
いつも行き場があっちこっちになる
この細工した大きな皿と見る度に彼女を思い出す。

実は他に同じような皿が3枚程あったと思う。
スタッフルームに飾られっぱなしの数枚の絵も彼女のお持ち込み。
考えると彼女が来なくなったって、もう、10数年。
元気なのかなぁ~。生きてるかなぁ~
ぜったいしぶとく生きてるだろうなぁ!!

面白い友人の友人が居りました。
私は面識がある程度でしたが、
いつも変わったものを持って来ては
格安で(本人曰く)置いて行きました。
その上、泊まる所が無いと。
出世払いで数日泊まると帰って行くのです。

そしてまたやって来て、
何かを格安?でセラヴィに譲りそのまま泊まり
出世払いと言って帰って行きます。
宿泊費より多くのお土産を持って・・・^_^;

管理人は自由気ままで美しくホラ吹きな彼女が大好きでした。
知識も豊富でセンスも良く、ホラ吹きだけど、ずる賢しこくない。
ハーフの彼女の端正な顔立ちは、
オカメ顔の管理人にはそれだけでとても説得力があるものでした。

長い足をきれいに組んで、いつも素敵な話を聞かせてくれました。
彼女の夢のような話を聞くのが管理人は大好きでした。
ホントでも嘘でもそんな事は別段気になることではありませんでした。

からりとした青空の似合う素敵な女性でした。
見送りをすると、いつも後ろ姿のまま手を上げてバイバイする姿が
青い空に生えてカッコよかったぁ。
「きっとあんな人にはもう会えないだろうなぁ~。」

彼女が居た時代がとっても平和に思えるのはどうしてだろう?

前回のおしゃれな暖房器で写真を撮って思い出しました。
ここに置いてあったことを。

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