散歩

早朝に散歩を始めて

まわりの草や花や虫や鳥が近くなった。

昔に返ったようでうれしい。

久々に真民の詩を思い出し

今のこの瞬間に当たり前に出会うことの奇跡

今吸った湿っぽい空気まで愛おしくなった。

一度きりの人生を詠ったものだったのだが

自分のこころにピタリと来た。

さすがに完璧に覚えているわけはなく

自分流の言葉が思いとなり心に残っている。

ネットで調べてみた。

この詩だ!

そうそうこれこれ失礼ながらコピーぺ

 

二度とない人生だから

坂村 真民

二度とない人生だから
一輪の花にも
無限の愛をそそいでゆこう
一羽の鳥の声にも
無心の耳をかたむけてゆこう

二度とない人生だから
一匹のこおろぎでも
ふみころさないようこ
こころしてゆこう
どんなにかよろこぶことだろう

二度とない人生だから
一ぺんでも多く便りをしよう
返事は必ず書くことにしよう

二度とない人生だから
まず一番身近な者たちに
できるだけのことをしよう
貧しいけれど
こころ豊かに接してゆこう

二度とない人生だから
つゆくさのつゆにも
めぐりあいのふしぎを思い
足をとどめてみつめてゆこう

二度とない人生だから
のぼる日 しずむ日
まるい月 かけてゆく月
四季それぞれの星星の光にふれて
わがこころをあらいきよめてゆこう

二度とない人生だから
戦争のない世の実現に努力し
そういう詩を一篇でも多く作ってゆこう
わたしが死んだら
あとをついでくれる若い人たちのために
この大願を書きつづけてゆこう

 

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ウォーキング... 散歩2 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。