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京都金杯の法則

2018-01-02 01:01:01 | 京都の法則
■出目■
1回京都の芝コースは内枠天国―
これは、言わずと知れた競馬界の定説。距離を問わずに、とにかく内枠の馬が馬券になる。当然、開幕初日に行なわれる京都金杯も例外ではない。


距離が2000m内から1600m外に変更された00年以降の過去18年で、一桁馬番が【15-14-11-122/168】に対して、二桁馬番は【3-4-7-115/129】と、圧倒的に内枠が有利。枠番で見ると1枠~4枠が【14-13-9-107/143】に対して、5枠~8枠は【4-5-9-130/148】と、1枠~4枠でワン・ツーを決めたのが18回のうち14回あり、5枠から外の馬はせいぜい3着がいい所。

■枠番■


<枠番別グラフ>


■馬番■


<馬番別グラフ>


兎にも角にも、連対候補は1枠~4枠からか、一桁馬番から選ぶべし。

■人気■


<人気別成績>


<人気別着度数グラフ>


京都金杯も中山金杯同様に、大荒れの決着は稀。過去18年の各券種の平均配当は、枠連1,644円、馬連4,227円、馬単9,041円、三連複19,631円、三連単116,020円と、若干、中山金杯より配当は高いが、イメージ程荒れてはいない。

<東西金杯の各券種別配当>*中山は03年以降の過去15年、京都は00年以降の過去18年
枠連
中山:2,326円
京都:1,644円

馬連
中山;4,035円
京都:4,227円

馬単
中山:6,673円
京都:9,041円

三連複
中山:20,793円
京都:19,631円

三連単
中山: 99,211円
京都:116,020円

■斤量■


<斤量別成績>


<斤量別着度数グラフ>

52kg以下で馬券になったのは、01年2着のエリモセントラル(51kg)1頭のみ。ハンデ戦だからと言って、軽量ハンデに飛びついてはいけない。53kg以上が基本だが、特に57kgは8勝2着4回と優秀な成績を収めており、ハンデが重い実績馬が、ハンデを物ともせずにキッチリと実力を発揮できているということに他ならない。トップハンデは【3-2-2-22/30】で、勝率10%、連対率17%、複勝率20%と、5頭に1頭は馬券になる計算。しかも、02年1着のダイタクリーヴァのように酷量58.5kgを背負っても勝ち切っているように、京都金杯では、ハンデよりも実績重視のスタンスで攻めた方がよいということだ。

■血統傾向■

13年以降の過去5年で、父SS系が【4-4-3】、母父SS系が【1-0-2】で、父も母父も非SS系の馬は昨年2着のブラックスピネル1頭のみと、SS系の血は必須。
ディープインパクトが【2-2-1】と活躍しているが、このうち【1-1-0】はリピーターのエキストラエンド(14年1着、15年2着)によるもの。ディープインパクト以外のSS系で複数回馬券になっているのが、【0-0-2】のマンハッタンカフェと父で1勝2着1回、母父で3着1回のスペシャルウィーク。
非SS系では、2年連続で馬券になっているキングカメハメハ【1-0-1】、父と母父で3着各1回のダンチヒ系、母父で【1-0-1】のニジンスキー系、そしてエキストラエンドの母父ガルドロワイヤル(ネヴァーベンド系)。

<登録馬中の該当馬>
アメリカズカップ・・・父マンハッタンカフェ
キョウヘイ・・・父がスペシャルウィークの直仔リーチザクラウン
クルーガー・・・父キングカメハメハ
スズカフェニックス・・・父キングカメハメハ
ストーミーシー・・・母父ゼンノエルシド(ニジンスキー系)
ブラックムーン・・・母父ジェネラス(ニジンスキー系)
ベステンダンク・・・母父スペシャルウィーク
レッドアンシェル・・・父マンハッタンカフェ

血統傾向にも出ていて、京都のこの距離は庭のはずのディープ産駒が今年は1頭も出走しないとは、珍しい。但し、候補馬が8頭もいて絞るのに一苦労。最終決断は枠順確定してからゆっくりと。