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優駿の法則【結果】

2015-06-02 22:24:29 | ダービー馬を探せ!2015
◆血統傾向更新◆

ドゥラメンテ強し。04年キングカメハメハ、05年ディープインパクトを0.1秒上回るダービーレコードで完勝。キンカメ産駒の初勝利で初の親子制覇、と同時に初の母父SS産駒の勝利となった。
2着は、絶好枠を引いた岩田のトーセンラーゼン。これで1枠は7年連続連対。
3着には、皐月賞1番人気だったサトノクラウン。里見オーナーは、2着、3着で1億3千万獲得。これはこれで満足なのではないだろうか。
ちなみに、クラウンの父は、キンカメの母父ラストタイクーンと同じトライマイベスト産駒のマージュだ。

とうわけで、これで「ダービー馬を探せ!2015」の旅は終り。どうも最近のダービーは勝馬は見えてるものの、ヒモが拾えていない。来年こそは、「帯封」を渡せるよう、一本で仕留めたい。

-「ダービー馬を探せ!2015」 完―

優駿の法則4

2015-05-31 14:35:22 | ダービー馬を探せ!2015
◆コース傾向更新◆

4頭までには絞れたが、どれも決め手に欠き、本番前の青嵐賞を手掛かりにしようと目論んでいたのだが、残念ながら4頭を後押しするような傾向は出なかった。
が、小僧から取り寄せた東スポを見て驚いた。絞った4頭は奇しくも清水成駿の買い目と同じ。読み筋は違うが、成駿の理論に基づいて導きだした4頭だが、絞ればやっぱりこの2頭。

◎14ドゥラメンテ…キングカメハメハ×SS
○15ミュゼスルタン…キングカメハメハ×フレンチデピュティ

女房に「帯封」を渡すには、大枚2枚。
頼んだよ大先生。

みなさん、よいダービーを!!

優駿の法則3

2015-05-30 19:00:00 | ダービー馬を探せ!2015
◆優駿の条件◆
当たり前だが、ダービー馬になるためには、まずはダービーに出走しなければならない。だが、フルゲートの18頭の中に潜り込めたとしても、そうは簡単に栄冠を手にすることはできない。
皐月賞は「速い馬」、菊花賞は「強い馬」、そしてダービーは「運の強い馬」を狙え!
そうは言われてもどの馬が「運が強い」がどうかも分からない。強いていえば、圧倒的に有利な内枠に入った馬となろうか。確かに近年のダービでは内枠有利ということが分かる。ただ、頂点を極めるには数々の難関、即ち「優駿の条件」を突破しなければならないことは、余り知られていない事実とうことも、また確か。(データはすべて03年以降の過去12年)

1.重賞連対実績
馬券になった36頭すべてに重賞連対実績がある。ダービーに出走するには、トライアルで優先出走権を確保するか、重賞で連対を果たし賞金を積み重ねるしかないので、これはいわば当然のこと。

<重賞連対実績のない馬>
09コスモナインボール
12アダムスブリッジ
16スピリッツミノル

重賞実績がないダービー馬といえば、「音速の末脚」を炸裂させ、3戦目にしてダービーをぶっこ抜き、世の競馬オヤジたちを仰け反らせた96年のフサイチコンコルドが思い出される。そんなコンコルドとダブってくるのがアダムスブリッジだと、キャロットの一口馬主の間で盛り上がっていると聞く。だが、アダムスはアダムスであって、フサイチコンコルドではない。

2.重賞勝利実績
馬券になった36頭中、32頭が重賞勝利実績がある。重賞未勝利で馬券になった4頭は、05年シックスセンス、08年ブラックシェル、11年ベルシャザール、13年アポロソニックで、いずれも3着だった。
よって、重賞連対はあるものの、重賞未勝利の馬、つまり重賞最高着順が2着の馬は、あっても3着までということ。

<重賞最高着順が2着の馬>
02タンタアレグリア…青葉賞2着
03コメート…ホープフルS2着
05ダノンメジャー…ラN杯京都2歳S2着
06ポルトドートウィユ…京都新聞杯2着

ダービー6勝目を狙う武豊、23度目の正直でダービー初制覇を目論む蛯名だが、残念ながら3着まで。

ここまで生き残ったのは11頭。だが、ダービー馬になるための更なる試練は、まだまだ続く。

3.前走着順
過去12年で連対した24頭中、20頭が前走4着以内。また、勝馬に絞れば、12頭中11頭が該当し、唯一の例外が09年のロジユニヴァース(前走皐月賞14着)。したがって、百歩譲って前走で掲示板に載ることができなかった馬は、ドサクサに紛れて2着に来ることはあっても、勝つことはそうそうないということ。

<前走5着以下>
04グァンチャーレ…NHK12着
08ベルラップ…皐月賞14着
10ミュゼエイリアン…皐月賞7着
11サトノクラウン…皐月賞6着
18タガノエスプレッソ…皐月賞13着

これで、だいぶ絞れてきた。
生き残ったのは、内から順に01サトノラーゼン、07レーヴミストラル、13リアルスティール、14ドゥラメンテ、15ミュゼスルタン、17キタサンブラックの6頭。
と、ここで、清水成駿がその名を不動のものとした「伝説のポッツン◎」を打った98年のダービーの時の「1馬」の「今日のスーパーショット」の一部を引用させて頂く。


「◎はボールドエンペラーとする。
皐月賞をテープが擦り切れるまで見たところ味のある競馬をしている馬がいた。
ボールドエンペラーだ。
ダービーにおいてここまで評価が落ちるのは評論家、トラックマンの責任もある。
皐月賞一戦で見限るのは早計、穴は過去のレースの本質を見抜いた者のみが与えられる神からのギフト。
きさらぎ賞ではダービーの主役スペシャルウィークの2着。地力はある。

対抗はスペシャルウィークで鉄板。
ダービーくらい一点でしとめたいものである。
たまには女房に帯の札束を渡すのも悪くはあるまい。」

ボールドエンペラーに「ポッツン◎」を打った、根拠とは何か?
それは、「皐月賞をテープが擦り切れるまで見た」結果、「上がり3Fの切れ味」に気付いたからに他ならない。
当時の上がり最速は、3着のスペシャルウィークの36.1だが、上がり2位は6着のボールドエンペラーで、36.5だった。成駿は、この切れ味に目を付けただけではなく、ゴール板を過ぎてからの伸び脚にも注目したのだ。
昨年も、皐月賞上がり最速を叩き出したにもかかわらず、4着だったワンダンドオンリーが、見事ダービーでリベンジを果たした。
94年以降の過去21年で、皐月賞で上がり最速の馬のダービーの成績は【7-3-4-11/25】で、勝率28%、連対率40%、複勝率56%である。
そして、皐月賞に限らず、この上がり3Fの切れ味というのが、ダービーという栄光に辿り着くための最後の関門なのである。

4.前走上がり3F3位以内
過去12年のダービー馬のうち、09年ロジユニヴァース、12年ディープブリランテを除く10頭は、前走で上がり3F3位以内で、7頭が上がり3F1位。
また、12頭中10頭が、ダービーまでの上がり3F3位以内率が80%以上である。80%未満でダービー馬になったのは、06年メイショウサムソン(70%)と12年ディープブリランテ(60%)の2頭のみである。

特上の切れ味―これがダービー馬の必須条件。
前走上がり3F順位3位以内かつ3位以内率80%以上。この条件をクリアできない01サトノラーゼンと17キタサンブラックが、ここで脱落。残念ながらサブちゃんの「祭」は、お預けとなる公算が大である。

というわけで、優駿の条件をすべてクリアしたのは、次の4頭。

07レーヴミストラル
13リアルスティール
14ドゥラメンテ
15ミュゼスルタン

これはまずいことになった。どれも、帯に短し襷に長しだ。
まず、有利といわれる内枠の馬が1頭もいないし、奇しくも4頭中3頭がキンカメ産駒であるということ。
ダービーの血統傾向、コース傾向からいえば、ディープの流れ。だったら、素直にリアルスティールから入ればよさそうにも思えるが、なんせ冴えない2番人気というのが、気に入らない。
キンカメ産駒も、府中の芝2400mで好走していないわけではないが、レーヴミストラルは、前走青葉賞組からダービー馬は誕生していないこと、ドゥラメンテの1番人気は信頼できるのだが、母父SSはダービー未勝利。そして、ミュゼスルタンについては、3歳になって未勝利、芝2000m以上の経験なし、とデータ的には決して買いサインは出ていない。極めつけは、なんといっても鞍上が大先生ということだ。
というわけで、結論は、明日の8R青嵐賞(芝2400m)の結果を見てから決めることにします。



優駿の法則2

2015-05-30 17:00:00 | ダービー馬を探せ!2015
◆コース傾向◆

本日分を含めた全8レースのコース傾向。
開催前半こそ、父SS系は勝ちきれなかったが、開催が進むにつれ勝ち星を量産し【4-7-6】と、中心的な存在となっている。
複数回馬券になっているのは、やはりここでもディープインパクト【2-1-2】。あとは、ネオユニヴァース【1-1-1】、ステイゴールド【0-1-1】(母父で1勝あり)、ハーツクライ【0-1-1】、ダンスインザダークとトーセンダンス兄弟が1勝3着1回。
父SS系ほどではないが、見逃せないのが2勝をあげているキングカメハメハで、同じキングマンボ系のエルコンドルパサーが母父で【1-1-0】。
母父では、ダービーの血統傾向同様にノーザンダンサー系が目立っている。サドラーズウェルズ系、ノーザンテースト系、そして、直近2レースで続けて連対したヴァイスリージェント系が複数回馬券になっている。

◆血統リンク◆

オークスの1週間後に同じコース、同距離で行なわれるダービー。よって、オークスで馬券になった馬の血統が、ダービーでも馬券になることは、当たり前と言えば当たり前。だが、この血統リンクが90年以降の過去25年のうち、92年以外はすべてオークスとダービーの血統がリンクしているとなると、単なる偶然では片付けられない。25年分をいちいち書くのは面倒なので、直近10年のものを列記しておく。

<オークス&ダービー血統リンク>*05年~14年
05年オークス
1着シーザリオ…父スペシャルウィーク
2着エアメサイア…SS×ノーザンテースト
3着ディアデラノビア…父SS

ダービー
1着ディープインパクト…父SS
2着インティライミ…スペシャルウィーク×ノーザンテースト
3着シックスセンス…父SS

06年オークス
1着カワカミプリンセス…父キングヘイロー(リファール系)
2着フサイチパンドラ…父SS

ダービー
1着メイショウサムソン…母父ダンシングブレーヴ(リファール系)
2着アドマイヤメイン…父SS

07年オークス
2着ベッラレイア…母父ボールドスキー(ニジンスキー系)
3着ラブカーナ…母父カーリアン(ニジンスキー系)

ダービー
3着アドマイヤオーラ…母父カーリアン(ニジンスキー系)

08年オークス
1着トールポピー…ジャングルポケット(グレイソブリン系)×SS
3着レジネッタ…フレンチデピュティ(ヴァイスリージェント系)×SS

ダービー
2着スマイルジャック…母父SS
3着ブラックシェル…フレンチデピュティ(ヴァイスリージェント系)×SS

09年オークス
1着ブエナビスタ…父スペシャルウィーク
2着レッドディザイア…父マンハッタンカフェ

ダービー
2着リーチザクラウン…父スペシャルウィーク
3着アントニオバローズ…父マンハッタンカフェ

10年オークス
1着同着アパパネ…父キングカメハメハ(キングマンボ系)

ダービー
1着エイシンフラッシュ…父キングズベスト(キングマンボ系)
2着ローズキングダム…父キングカメハメハ(キングマンボ系)

11年オークス
1着エリンコート…母父ブルーバード(ストームバード系)
3着ホエールキャプチャ…母父SS

ダービー
2着ウインバリアシオン…母父ストームバード
3着ベルシャザール…母父SS

12年オークス
1着ジェンティルドンナ…ディープインパクト×バートリニ(ダンチヒ系)
2着ヴィルシーナ…父ディープインパクト
3着アイスフォーリス…父ステイゴールド

ダービー
1着ディープブリランテ…父ディープインパクト
2着フェノーメノ…ステイゴールド×デインヒル(ダンチヒ系)
3着トーセンホマレボシ…父ディープインパクト

13年オークス
2着エバーブロッサム…ディープインパクト×(デインヒルダンチヒ系)
3着デニムアンドルビー…父ディープインパクト

ダービー
1着キズナ…父ディープインパクト
3着アポロソニック…父ビッグブラウン(ダンチヒ系)

14年オークス
1着ヌーヴォレコルト…父ハーツクライ
2着ハ=プスター…父ディープインパクト

ダービー
1着ワンアンドオンリー…父ハーツクライ
3着マイネルフロスト…父ブラックタイド(ディープの全兄)

この完璧なまでの血統リンクを見て、単なる偶然と片付けるようでは…
果たして、今年もまたリンクするのだろうか?もし、リンクするとしたらどの血統なのだろうか?

15年オークス
1着ミッキークイーン…ディープインパクト×ゴールドアウェイ(ヌレイエフ系)
2着ルージュバック…スペシャルウィーク×オーサムアゲイン(ヴァイスリージェント系)
3着クルミナル…ディープインパクト×キャンディストライプス(レッドゴッド系)

なお、スペシャルウィーク産駒、ヌレイエフ系保有馬、レッドゴッド系保有馬の出走はないので、必然的にリンク候補となるのはディープ産駒かヴァイスリージェント系保有馬に絞られる。範囲を広げるなら、ディープの全兄のブラックタイドも含むこともできるが。

<リンク候補馬>
●ディープインパクト産駒
01サトノラーゼン
06ポルトドートウィユ
13リアルスティール

●ブラックタイド産駒
03コメート
17キタサンブラック
18タガノエスプレッソ

●ヴァイスリージェント系保有馬
06ポルトドートウィユ…母父クロフネ
15ミュゼスルタン…母父フレンチデピュティ

信じるか信じないかは…


優駿の法則

2015-05-30 14:00:00 | ダービー馬を探せ!2015
◆血統傾向◆*05年以降の過去10年

父SS系が【7-6-7】。複数回馬券になっているのは、ディープインパクト【2-0-1】、ネオユニヴァース【1-0-1】、ステイゴールド【1-1-0】、ハーツクライ【1-1-0】、スペシャルウィーク【0-2-0】、アグネスタキオン【1-0-1】。
SS系が圧倒している中にあって、一矢を報いているのがキングマンボ系【1-1-1】とロベルト系【1-2-0】の2系統。
母父では、リファール系、ダンチヒ系、ノーザンテースト系、ストームバード系といったノーザンダンサー系の活躍が目立つ。
府中を得意とするグレイソブリン系であるが、【0-1-2】とかつての勢いはない。

◆人気◆*90年以降の過去25年

1番人気は【15-5-2-3】で、勝率60%、連対率80%、複勝率88%と信頼できる。馬券圏外に飛んだのは07年フサイチホウオー(単勝1.6倍/7着)、09年アンライバルド(同2.1倍/12着)、12年ワールドエース(同2.5倍/4着)の3頭しかいない。成績の傾向からは、買うなら頭。
2番人気は【2-4-0-19】で、勝率8%、連対率24%と全く冴えない。今年は2強対決と騒がれているが、過去25年で1、2番人気で決まったのは5回しかなく、2強のワン・ツーというのは考えにくいし、配当に妙味は無い。
ならば【5-5-3-12】の3番人気の方がお特感が満載。2年連続で1、3番人気で決まっており、配当も970円、850円と一本で仕留めるなら美味しい配当だ。

一方、7番人気以下の馬が毎年馬券になっており、穴馬へのケアを忘れてはならない。とりわけ過去10年で4頭が馬券になっている7番人気。1勝3着3回なので、3連系の3段目にはもってこい。

今年の1番人気は、金曜日の発売終了時点ではリアルスティールが単勝1.7倍になっていたので驚いたが、どうやら皐月賞馬のドゥラメンテに落ち着きそう。信頼の1番人気ならば、2冠はほぼ確実といったところか。だが、ここに落とし穴がある。それはキングカメハメハ×SSという血統構成だ。
父キンカメは府中の芝2400mは、ディープインパクトと並び得意としているが、問題は母父のSS。02年以降の過去13年で母父SSは【0-3-1-24】と未勝利なのだ。


◆出目◆*フルゲート18頭になった92年以降の過去23年

92年から97年は外枠が優勢だったが、98年以降の17頭の勝馬のうち、馬番一桁の馬が13頭と内枠が優勢になってきている。中でも注目すべきは1枠1番。ここ10年で4勝2着1回と猛威を振るっている。

◆枠番◆*%は左から勝率、連対率、複勝率の順

1枠~4枠:13-12-10-147/182 7.1% 13.7% 19.2% 
5枠~8枠:10-11-13-194/228 4.4%  9.2% 14.9%

◆馬番◆

内側が優勢だが、6番~9番からは勝馬は出ていない。