☆新・史上最強の法則-海外支局☆

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東京優駿の法則7

2016-05-29 12:00:00 | ダービー馬を探せ!2016
■第83回東京優駿~出走馬の血統構成■

父SS系が18頭中14頭。うち2頭以上をダービーに送り込んでいるのはディープ産駒(6頭)とマツリダゴッホ産駒(2頭)。残りはステイゴールド、ダノンシャンティ、ヴィクトワールピサ、ゼンノロブロイ、マンハッタンカフェ、トーセンファントムが各1頭。
父が非SS系の4頭は、キンカメ産駒2頭、ハービンジャー産駒の2頭。

■コース傾向更新■

昨日の4Rを更新。
オークスに引き続きディープ産駒が1着、キングマンボ系が2着。これはキンカメ産駒2頭は押さえておけというコース傾向からのお告げか。
注目は1着の母父モンズーンだ。同馬はマイナー系のブランドフォード系なのだが、この系統はオークスで3着のビッシュの母父アカテナンゴと同じドイツ血統だ。出走馬中唯一の該当馬である母父アカテナンゴのイモータルもまた押さえておかねばなるまい。

■結論■
◎はディーマジェスティとする。
皐月賞をテープが擦り切れるまで見たところ味のある競馬をしている馬がいた。
ディーマジェスティだ。
下馬評でここまで評価が落ちるのは評論家、トラックマンの責任もある。やれ展開に恵まれたとか、嵌っただけとか、中間疲れが出たとか、実しやかに囁かれていた。が、枠順が決まった後は手のひら返しのディーマジェ推し。
皐月賞は決してフロックではない。4強をなで切った末脚は、地力のある証拠。
ダービーの的中は過去のレースの本質を見抜いた者のみが与えられる神からのギフト。また1枠1番も、24度目のダービー挑戦となる蛯名に対する神様からのご褒美。


対抗はマカヒキで鉄板。
皐月賞でゴール板を過ぎてもまだ伸びていた。直線が長くなる府中では逆転まである。姉のウリウリを持ち出して、距離が持たないという見方もあるが、短距離血統では皐月賞でのあの追い込みは不可能。

ダービーくらい一点でしとめたいものである。
たまには女房に帯の札束を渡すのも悪くはあるまい。

◎01ディーマジェスティ…ディープインパクト×BT
○03マカヒキ…ディープインパクト×フレンチデピュティ


みなさん、よいダービーを!!

東京優駿の法則6

2016-05-27 20:00:00 | ダービー馬を探せ!2016
ダービーに出走できるだけでも、それはたいそう名誉なことだが、そこからダービー馬になるためには、数々の難関を突破しなければならない。
03年以降の過去13年で馬券になった39頭の傾向をもとに、18頭の馬を篩いに掛けていく。

1.馬券対象候補
39頭すべてに重賞連対実績あり。
これは、重賞を勝つか2着になることで賞金を積み上げなければダービーには出走できないので、当たり前といえば当たり前。トライアルで権利を取ったとしても、重賞連対実績がなければダービー馬どころか馬券対象にもならないということ。よって、プリンパルSで権利を勝ち取ったアジュールローズは、ここで脱落。
また、39頭中31頭【12-10-9】が、前走4着以内というデータもあり、前走5着以下だった馬を消すこともできるが、ここでは一応残しておく。

2.連対候補
39頭中35頭【13-13-9】に重賞勝利実績がある。
重賞連対実績があっても、未勝利の馬、つまり重賞での最高着順が2着だった馬は3着が精一杯ということ。

<重賞最高着順が2着の馬のダービーでの成績>
05年3着シックスセンス(京成杯・皐月賞)
08年3着ブラックシェル(弥生賞・NHK)
11年3着ベルシャザール(スプリングS)*阪神開催
13年3着アポロソニック(青葉賞)

ここで、マイネルハニー(スプリングS2着)、アグネスフォルテ(京都新聞杯2着)、レッドエルディスト(青葉賞2着)、イモータル(共同通信杯2着)、ブレイブスマッシュ(ファルコンS2着)、プロディガルサン(東京スポーツ杯2歳S2着)の6頭が脱落し、連対候補は11頭に絞られる。

3.ダービー馬候補
過去13年で連対した26頭中18頭【12-6】が、重賞連対実績が2回以上ある。
ダービー馬の中で重賞連対実績が1回だったのは、10年のエイシンフラッシュ1頭のみだが、同馬は前走の皐月賞で3着だった。よって、重賞連対回数がきさらぎ賞1着だけのサトノダイヤモンドは、皐月賞3着だったのでセーフとする。

ここで、レインボーライン(アーリントンC1着)、マウントロブソン(スプリングS1着)、ヴァンキッシュラン(青葉賞1着)の3頭が脱落。「青葉賞馬はダービーを勝てない」というジンクス破りの期待が懸かるヴァンキッシュランだが、このデータからも2着が精一杯ということになり、今年もまたジンクスは破られそうにない。

ここまで残ったのは8頭だが、ここから更なる難関が待ち構える。

4.ダービー馬候補(2)
13頭のダービー馬のうち、前走上がり3F3位以内だった馬が11頭【8-1-2-2】。
該当しないのは、09年ロジユニヴァースと12年ディープブリランテの2頭のみ。
また、13頭のダービー馬のうち、ダービーまでの上がり3F3位以内率が80%以上だった馬も11頭【8-1-2-2】。
該当しないのは、06年メイショウサムソン(70%)と12年ディープブリランテ(60%)の2頭のみ。
ダービーでは、最後の最後は極上の切れ味がモノを言うということだ。

ここで脱落するのは、前走皐月賞で上がり3F4位以下のエアスピネルとリオンディーズ、そしてプロフェットの3頭。エアスピネルとリオンディーズに関しては、ハイペースの皐月賞で先行したことで上がり上がり3F順位が4位以下となってしまったが、それでも上がり3F3位以内率はエアが80%、リオンが75%。レース内容を評価し、残しておいてもよいとは思うが、ここは冷徹にバッサリと切ってみる。

以上、「優駿の条件」をクリアしたのは次の5頭。
*()内の数字は前走上がり3F順位/上がり3F3位以内率。

★ディーマジェスティ…共同通信杯1着・皐月賞1着(2位/100%)
★マカヒキ…弥生賞1着・皐月賞2着(1位/100%)
★ロードクエスト…新潟2歳S1着・ホープフルS2着・NHK2着(1位/83%)
★サトノダイヤモンド…きさらぎ賞1着・皐月賞3着(3位/100%)
★スマートオーディン…東スポ杯2歳S1着・毎日杯1着・京都新聞杯1着(1位/83%)


ダービー馬はこの5頭の中から誕生するはずだ!?

なお、ここから更に絞るなら前走着順別成績が有効か。
過去13年のダービー馬の前走着順は、1着が8頭、2着が1頭、3着2頭、4着1頭、14着1頭である。
このデータを使えば、前走皐月賞2着、3着のマカヒキとサトノダイヤモンド、そしてNHK2着のロードクエストを嫌うこともできる。
今年のダービーは、絞りに絞ればディーマジェスティとスマートオーディンのどちらかだ!?


東京優駿の法則5

2016-05-27 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2016
■騎手■*90年以降の過去26年(以下同)

武豊:5-3-2
ノリ:2-2-0
四位:2-0-2
デム:2-0-0
岩田:1-1-1
蛯名:0-2-0

ダービー最多勝を誇る武豊。この5月は、キタサンブラックで天皇賞(春)を、コパノリッキーでかしわ記念を、そしてエイシンヒカリでイスパーン賞と、JRA、地方、海外のG1を3勝している。やっぱり凄いね武豊。

■厩舎■

松田国:2-0-2
池江寿:1-1-1
角居*:1-0-1
堀**:1-1-1
藤沢和:0-2-1

■馬主■

サンデーR:3-3-0
社台F**:1-4-3
金子真人*:2-0-1
谷水雄三*:2-0-0
山路秀則*:1-1-1
臼田浩義*:1-1-1
前田家**:2-0-1
近藤利一*:1-1-1
里見治**:0-1-1

「ダービー馬の馬主になるのは、一国の宰相になるよりも難しい」と時の英国首相チャーチルは言ったそうだが(実際には言っていないらしいが)、オーナーブリーダーではなく純粋な個人馬主として2勝をあげている金子オーナー。何たる強運の持ち主なのか。
なお、サンデーRの小額バージョンのキャロットは、13年2着のエピファネイアしか馬券になっていない。キャロットの馬がダービーを制すると高額会員のみなさまに配慮しているということなのか?
今年はキャロットFが3頭出し、島川オーナーが2頭出し、金子オーナーはなんと4頭出し!!

■生産者■

ノーザンF:6-6-4
社台F**:5-7-4
白老F**:1-2-1
追分F**:0-1-1
ノースヒル:2-0-0

社台軍団だけで【12-16-10】。なお、今年はノーザンF生産馬は10頭の模様。そのうち金子オーナーが4頭。
どれが勝ってもポケットは同じ。社台の運動会と揶揄されるわけだ。


東京優駿の法則4

2016-05-26 01:01:01 | ダービー馬を探せ!2016
■出目/枠番/馬番■
<出目>*フルゲートが18頭立てになった92年以降の過去24年

かつては7枠が活躍していたが、ここ最近は1枠天国。

<枠番>

1枠~4枠:13-13-10-154/190 7% 14% 19%
5枠~8枠:11-11-14-202/238 5%  9% 15%
着度数は内、外ともに36回。率では内枠が有利の傾向になっているが、これは過去10年で6勝2着2回の1枠のおかげ。

<馬番>


01番~10番:13-15-10-176/214 6% 13% 18%
11番~18番:11-09-14-180/214 5%  9% 16%
馬番でも内枠有利の傾向は変わらないが、良績は1番~5番に集中しており、6番~9番からは勝ち馬は出ておらず、11番と16番もまた然り。

今週からBコースからCコースに変更となる。このCコース変更がダービー週に行なわれるようになってから、ダービーが「1枠天国」になるようになったという説もある。
運命の枠順発表は本日午後2時!!

■ディーマジェスティは2冠達成できるのか?~その3■
<皐月賞馬のダービーでの成績>(86年以降の過去30年)

9-3-3-12/27 33% 44% 56%
*()内は人気
86年ダイナコスモス(2)5着
87年サクラスターオー*不出走
88年ヤエノムテキ(2)4着
89年ドクタースパート(4)14着
90年ハクタイセイ(2)5着
91年トウカイテイオー(1)1着 二冠達成!
92年ミホノブルボン(1)1着 二冠達成!

93年ナリタタイシン(3)3着
94年ナリタブライアン(1)1着 三冠馬!!
95年ジェニュイン(2)2着
96年イシノサンデー(3)6着
97年サニーブライアン(6)1着 二冠達成!
98年セイウンスカイ(3)4着
99年テイエムオペラオー(3)3着
00年エアシャカール(1)2着
01年アグネスタキオン*不出走
02年ノーリーズン(2)8着
03年ネオユニヴァース(1)1着 二冠達成!
04年ダイワメジャー(4)6着
05年ディープインパクト(1)1着 三冠馬!!
06年メイショウサムソン(1)1着 二冠達成!
07年ヴィクトリー(2)9着
08年キャプテントゥーレ*不出走
09年アンライバルド(1)12着
10年ヴィクトワールピサ(1)3着
11年オルフェーヴル(1)1着 三冠馬!!
12年ゴールドシップ(2)5着
13年ロゴタイプ(2)5着
14年イスラボニータ(1)2着
15年ドゥラメンテ(1)1着 二冠達成!
16年ディーマジェスティ(?) ?着 

<皐月賞馬の人気別成績>
1番人気:8-2-1-01/12 67% 83% 92%
2番以下:1-1-2-11/15  7% 13% 27%
皐月賞馬が1番人気に推されれば鉄板級の堅さだが、2番人気以下になるとその信頼度はガタ落ち。netkkeiba.comの予想オッズでは、マカヒキ(2.8倍)、サトノダイヤモンド(3.8倍)に次ぐ3番人気の皐月賞馬ディーマジェスティ(4.0倍)。あくまでも予想オッズなので当日にならないと分らないが、ダイヤとは僅差なので当日2番人気もありそうだが、マカヒキを抜くまでの人気急騰にはならなさそう。皐月賞馬が3番人気とは舐められたもんだ。皐月賞勝利は「たまたま展開が嵌っただけ」という向きが多い証拠だ。

なお、皐月賞馬が2番人気以下だった時は、1番人気と3番人気の成績が良いらしい。
1番人気:6-3-1-5/15 40% 60% 67%
3番人気:6-3-3-3/15 40% 60% 80%

信じるか信じないかは貴方次第…

東京優駿の法則3

2016-05-25 01:01:01 | ダービー馬を探せ!2016
■前走■*03年以降の過去13年

ローテーションは前走皐月賞組が圧倒的に優勢なのは、みなさんご存知のとおり。

<前走別成績>
皐月賞:9-5-7-79/100  9% 14% 21%
NHK:2-1-1-29/ 33  6%  9% 12%
青葉賞:0-4-3-29/ 36  0% 11% 19%
京都新:1-3-1-26/ 31  3% 13% 16%
他重賞:1-0-0-05/  6 17% 17% 17%
プリン:0-0-1-19/ 20  0%  0%  5%
その他:0-0-0-06/  6  0%  0%  0%

その他重賞で唯一馬券になったのは、前走桜花賞2着から参戦したウオッカ。

<皐月賞組の着順別成績>
1着:5-1-1-05/12 42% 50% 58%
2着:0-1-2-10/13  0%  8% 23%
3着:2-0-0-08/10 20% 20% 20%
4着:1-1-1-07/10 10% 20% 30%
5着:0-0-0-04/04  0%  0%  0%
6下:1-2-3-45/51  2%  6% 12%

過去13年で皐月賞・ダービーの2冠馬が5頭誕生している。皐月賞馬は2冠達成か馬券圏外かのピンロクタイプ。
また、皐月賞2着馬がダービーでリベンジを果たしたことはなく、同5着馬は一度も馬券になったことがない。4位入線も斜行したために5着に降着となったリオンディーズにとっては、嫌なデータではある。一方、6着以下からは6頭が馬券になっており、皐月賞大敗組からも巻き返しは可能。ただし、基本的には4着以内の馬を狙うのが筋。

<NHK組の着順別成績>
1着:2-0-0-3/5 40% 40% 40%
2着:0-0-1-4/5  0%  0% 20%
3下:0-1-0-8/9  0%  4%  4%

2勝は、変則2冠を達成したキングカメハメハ(04年)とディープスカイ(08年)の2頭によるもので、基本的にはNHK組は軽視の方向でよい。
今年は皐月賞→NHKとG1・3連戦で臨むロードクエストが出走予定。これは、02年に皐月賞3着→NHK3着から挑んで見事ダービー馬となったタニノギムレットと同じローテ。ただ、騎乗予定だった池添が騎乗停止になり、鞍上未定の状態。誰が乗ってくるにせよ、直前で乗り替りのあった馬はダービーを勝てないというジンクスがある。

<青葉賞組の着順別成績>
1着:0-4-1-08/13 0% 31% 39%
2着:0-0-1-11/12 0%  0%  8%
3下:0-0-1-10/11 0%  0%  9%

毎年話題に上るのが「青葉賞馬はダービーを勝てない」というジンクス。それでも、今年こそはジンクスが破られるのではないかと思い、ついつい押さえてしまうのも毎年のことだろう。確かにダービー馬は誕生していないが、連対率31%なら3年に1回は馬券になる計算。無理して嫌う必要はない。
また、青葉賞2着馬から馬券になった1頭は13年3着のアポロソニックで、3着以下から馬券になったのは青葉賞6着の14年のマイネルフロスト。

<京都新聞杯組の着順別成績>
1着:1-3-1-07/12 8% 33% 42%
2下:0-0-0-19/19 0%  0%  0%

これまた毎年のように穴人気になるのが、京都新聞杯の勝馬。13年のダービー馬になったキズナのイメージが強いのか、青葉賞馬よりも人気になりがち。だが、よくよく見てみると、確かにダービー馬は誕生しているが、率は青葉賞と大差ない。

<プリンシパルS組の着順別成績>
合計:0-0-1-19/20 0% 0% 5%

ダービートライアルでありながら、過去13年で馬券になったのは09年3着のアントニオバローズ1頭のみ。当時は2着までの優先出走権が与えられていたことが奏功し格好なので、基本的にはプリンシパルS組は軽視してよい。それにしても、ダービートライアルでありながら、そうでない京都新聞杯よりも成績が悪いとは、これ如何に。

今年は皐月賞組が頭二つくらい抜けており、1着~3着の独占も大いにあり得る。ただし、1着~3着が皐月賞組で決まったのは過去13年で10年の1回のみである。ちなみに、皐月賞組が1頭も馬券にならなかたったのは04年の1回のみである。
皐月賞組が圧倒的と判断し皐月賞組オンリーで勝負するのか?それとも、例年どおりに皐月賞組と青葉賞組、京都新聞杯組との抱き合わせとするのか?ここが運命の別れ道。

■ディーマジェスティは2冠達成できるのか?~その2■
オカルト?をもう一つ。
「6番人気以下の皐月賞馬が誕生した年は、2冠達成か前走皐月賞組以外の馬がダービー馬になるかのどちらか」という法則があるそうだ。早速、90年以降のデータを検証してみた。

<6番人気以下の皐月賞馬→ダービー着順/ダービー馬>
97年サニーブライアン(11番人気)→1着 2冠達成!!
02年ノーリーズン(15番人気)→8着/タニノギムレット(前走NHK1着)
04年ダイワメジャー(10番人気)→6着/キングカメハメハ(前走NHK1着)
06年メイショウサムソン(6番人気)→1着 2冠達成!!
07年ヴィクトリー(7番人気)→9着/ウオッカ(前走桜花賞2着)
08年キャプテントゥーレ(7番人気)→不出走/ディープスカイ(前走NHK1着)
16年ディーマジェスティ(8番人気)→???

果たして今年はどうなるのか?
この法則が今年も成立するならば、ディーマジェスティの2冠達成は濃厚となる。何故なら、今年の皐月賞組がハイレベルなことを考えると、別路線組による頭ハネはイメージしにくい。と同時に、皐月賞敗退組の巻き返しもないということになり、つまり、ディーマジェスティの2冠は約束されていることになるからだ。
信じるか信じないかは貴方次第…