☆新・史上最強の法則-海外支局☆

☆THE UNRIVALED PRINCIPAL IN THE HISTORY☆

京阪杯の法則

2017-11-23 00:00:00 | 京都の法則
■人気■


JCも面白いが、馬券的に面白いのは断然こちらの方。
距離が1800mから1200mに変更された06年以降の過去11年で、1番人気【2-2-0-7】、2番人気【2-0-3-6】、3番人気【0-5-0-6】と上位人気は軒並みアテにならない。10番人気以下も【1-2-4】と7頭が馬券に絡んでおり、大荒れ必至の京阪杯。

■前走■

前走重賞組ではスワンS組が気になるくらいだが、それよりも、京洛SやオパールSなどの京都芝1200mのオープン戦組の方を重視。

■血統傾向■

大局観はSS系が不振で、目につくのはミスプロ系、BT、ヴァイスリージェント系、ストームバード系などのダート血統。

ミスプロ系の中では、まずは父で【2-2-0】、母父で【0-2-0】のキングマンボ系。そして、【1-0-1】の父アドマイヤムーンと2着1回のトワイニングのフォーティナイナー系。

ノーザンダンサー系では、何と言っても父で【3-0-2】のヴァイスリージェント系。このうち【1-0-2】がクロフネ産駒によるもの。そして、父・母父合計で【3-1-0】のストームバード系。あとは、バリバリのダート血統とは言えないが、リファール系【1-1-1】、ダンチヒ系【0-1-1】、ヌレイエフ系【0-2-0】が複数回馬券になっている。

そして、忘れてはならないのが過去11年で【3-1-5】と9頭が馬券になっているサクラバクシンオーとその父サクラユタカオー。言わずと知れた日本のスピード血統を代表するプリンスリーギフト系である。同系統が馬券にならなかったのは過去11年で06年、09年、11年、14年の4回だけで、他の年は毎年必ず1頭は馬券になっている。

SS系で複数回馬券になっているのは、【1-0-1】のディープインパクトと【0-1-1】のフジキセキ。SS系以外では、レッドゴッド系【1-0-1】、母父トニービン(グレイソブリン系)【1-0-1】、BT【0-1-2】の3系統。

★登録馬中の該当馬★
<キングマンボ系保持馬>
アットザシーサイド・・・父キングカメハメハ

<フォーティーナイナー系保持馬>
セイウンコウセイ・・・父アドマイヤムーン
ダイシンサンダー・・・父アドマイヤムーン
ビップライブリー・・・母父フォーティナイナー
ラインスプリット・・・父スウェプトオーヴァーボード

<ヴァイスリージェント系保持馬>
ジューヌエコール・・・父クロフネ

<ストームバード系保持馬>
タマモブリリアン・・・母父ヘネシー
ネロ・・・父ヨハネスブルグ

<ダンチヒ系保持馬>
アルマワイオリ・・・母父ピルサドスキー
ティーハーフ・・・母父グリーンデザート
メラグラーナ・・・父ファストネットロック

<プリンスリーギフト系保持馬>
ナリタスターワン・・・父ショウナンカンプ

<グレイソブリン系保持馬>
ソルヴェイグ・・・母父ジャングルポケット
ラインスピリット・・・母父トニービン

■コース傾向■

父SS系では、ダイワメジャー【1-1-0】、ディープブリランテ【0-2-0】。
ミスプロ系では、父で【1-1-1】、母父で【0-1-1】のキングマンボ系。
ノーザンダンサー系では、母父ヌレイエフ系【2-0-0】、同ヴァイスリージェント系【0-1-1】、そして父・母父合計で【1-0-1】のストームバード系。

★出走馬中の該当馬★(レースの血統傾向とダブっている血統については省略)
<ダイワメジャー産駒>
ソルヴェイグ
ナックビーナス
ビップライブリー

レースの血統傾向とコース傾向に合致する馬をピックアップしてみたが、登録馬中の殆んどの馬が該当してしまう。荒れると分かっていても、流石にこの頭数では馬券は組めない。ここはもう一捻りが必要だ。

JCの法則2

2017-11-22 00:00:00 | 府中の法則
■JC登録馬の血統構成~日本馬■


JCに出走登録している日本馬はご覧の15頭。但し、本日、トーセンバジルがJCを回避し香港ヴァーズへ回ることが発表されたので実質14頭。
父を大系統での分類は、SS系10頭、ノーザンダンサー系2頭、ミスプロ系2頭となる。
SS系の内訳は、ディープインパクトが3頭、ハーツクライが2頭、その他が5頭。血統構成別では、×ミスプロ系と×ノーザンダンサー系が各4頭、×その他が2頭。

ノーザンダンサー系は、トーセンバジルの回避により、サドラーズウェルズ系とトライマイベスト系が各1頭。

そして、ミスプロ系はキングカメハメハ産駒の2頭で、どちらも母父がロベルト系という血統構成。ちなみに上記のトライマイベストは、キンカメの母父ラストタイクーンの父である。

■JC登録馬の血統構成~外国馬■


今年の外国馬は4頭で、全てノーザンダンサー系。内訳はサドラーズウェルズ系とダンチヒ系が各2頭。このサドラー系とダンチヒ系は、現在の欧州を代表する血統で、欧州の競走馬の殆んどに、このどちらかの血統が入っていると言っても過言ではない。中にはアイダホやソウルスターリングの父フランケルのようにサドラー系×ダンチヒ系の血統構成の馬も結構いたりする。

重厚な欧州血統に対して、SS系に代表されるスピードと鋭い切れ味が武器の「軽い」日本血統。未だ凱旋門賞を勝てない理由がここにある。凱旋門賞を勝てるような重厚な血統では日本の競馬では活躍が期待できないし、そもそも凱旋門賞出走まで辿りつけない。逆に日本で活躍できるような馬は凱旋門賞を勝つことができないと言うジレンマ。だが、裏を返せば、「重い」欧州血統は「軽い」日本の競馬には合わないとも言える。

「重い」欧州血統がJCで勝ちまくっていたのは20年位前迄の話。当時は日本の競馬界は世界に追いつけ、追い越せの時代であり、そのような欧州血統を盛んに取り入れていた。だが、90年代初頭からSS産駒が猛威を篩い始めたのを契機に、日本は重厚な血統からスピード血統に変貌を遂げた。世界トップレベルに仲間入りした現代の日本においては、欧州血統だけで固められている馬では通用しない。欧州血統の代表であるダンチヒ系ハービンジャー。その産駒の最近の活躍は目を見張るものがあるが、これとてSS系をはじめとした日本の「軽い」血統の手助けがあってこそ。コテコテの欧州血統だけで通用する時代は、とうの昔に終わっているのだ。06年を最後に外国馬が一頭も馬券になっていないことが、その証拠。

■血統傾向■


何と言っても、過去5年で【4-5-2】の父SS系。JC史上初の連覇を達成したジェンティルを含むディープ産駒が【3-2-1】。ハーツクライが【0-1-1】。

父で3着2回、母父で2着1回のキングカメハメハ。自身の父キングマンボは、98年エルコンドルパサー、05年アルカセットの2頭のJC馬を輩出。キンカメからも、繰り上がり1着とは言え1着には変わりない10年の覇者ローズキングダムが出ている。だが、その後は馬券になはなるもの中々勝ち切れない。

【0-0-2】のグレイソブリン系。これはトニービンとジャングルポケットによるもの。かつては「府中のトニービン」の異名取っていたように、同系統は昔からJCとは相性が好い。古くは88年2着のタマモクロス(父シービークロス)を筆頭に、88年以降の過去28年で父・母父合計で【2-8-6】と計16頭が馬券になっている。但し、近頃ではハーツクライの母父でその名前を見かけるくらいで、父か母父に同系統を持つ馬はめっきり少なくなっており、今年のJCにも該当馬はいない。

以上、JCの血統傾向から推せるのは、ディープインパクト、ハーツクライ、キングカメハメハ、グレイソブリン系、そしてJC連覇のジェンティルドンナの母父ベルトリーニが属するダンチヒ系も抑えておきたい所。

★登録馬中の該当馬★
<ディープ産駒>
ディサイファ
マカヒキ
ラストインパクト

<ハーツ産駒>
シュヴァルグラン
ワンアンドオンリー

<キンカメ産駒>
レイデオロ
ヤマカツエース

<ダンチヒ系保持馬>
アイダホ(母父デインヒル)
ギニョール(父ケープクロス)
ブームタイム(フライングスパー)

■コース傾向■

5回東京の当該コースは1レースしか行なわれていないので、4回開催も参考にしてみた。
まず目につくのは3勝2着1回、母父で3着1回のキングマンボ系。3勝のうち2勝はルーラーシップ×ノーザンテーストだが、これは500万下⇒1000万下を連勝した同じ馬によるもの。
次に【1-1-3】のディープインパクト。3着3回のうち2回は×アメリカンクワイエットの血統構成の同じ馬によるもの。
そして【0-3-1】のステイゴールド。
あとは、父・母父合計で【1-1-0】のタニノギムレット、同じく【0-0-2】のダンチヒ系。

コース傾向から推せるのは、以上の4系統。このうちディープ、キンカメ、ダンチヒ系はJCの血統傾向にも出ていたので割愛し、ここでは登録馬中唯一のステイゴールド産駒・レインボーラインを上げておく。

JCの法則

2017-11-21 00:00:00 | 府中の法則
■リピーターズ&外国馬■

府中の最後を締め括るJCが今年もやって来た。今年は昨年の1着~3着馬が揃い踏みし、キタサンブラックは秋天に引き続きJC連覇と秋の古馬王道G1の3連勝を目論む。だが、JC史上連覇を達成したのは、ジェンティルドンナ(12年・13年)しかおらず、王道3連覇を果たしたのもテイエムオペラオー(00年)1頭のみである。ここまで【11-2-3-2/18】でG1・6勝と、ジェンティルやオペラオーに負けず劣らずの戦績ではあるが、、非常に難易度が高い挑戦だ。
また、昨年2着、3着からのリベンジに燃えるサウンズオブアースとシュヴァルグランにしても、前年2着からのリベンジを果たしたのはブエナビスタ(10年2着⇒11年1着)1頭のみで、前年3着からリベンジを達成したのはウオッカ(08年3着⇒09年1着)1頭のみと、これまた厳しいデータが待ち構えている。

今年は4頭の外国馬が参戦するが、外国馬の勝利は05年のアルカセットまで遡らねばならない。また、3着以内にまで範囲を広げても06年3着のウィジャボードが最後で、以降10年間は1頭も馬券になっていない。日本競馬のレベルアップを目的として創設されたJCだが、もはや外国馬には一歩も引けは取らない。それどころか、今では参戦して来る外国馬のレベルが低過ぎるとの声が聞こえるまでになった。凱旋門賞は未だ勝てないものの、日本馬のレベルは世界トップレベルであることは周知の事実である。

以上、リピーター候補の3頭は頭からは買い難く、外国馬の4頭は一銭も要らないがムーアが気になる今年のJCだ。

■人気■*88年以降の過去29年


<人気別成績>


<人気別着度数グラフ>

かつては1番人気が勝てない事で有名だったJC。88年から02年までの15年間の成績は【1-3-4-7/15】と、唯一の勝利は00年のテイエムオペラオーのみである。だが、馬場改修となった03年から昨年までの14年間の成績は【5-3-4-2/14】で、馬券圏外に消えたのは、11年6着デインドリームと14年4着ジェンティルドンナの2頭のみで、馬券率は86%と信頼に値する活躍を見せている。

2番人気は4勝を上げているが、2着が10回もあるように、勝ち切れない印象。ならば、5勝を上げている4番人気や2番人気と同じ4勝を上げている3番人気と9番人気の方が妙味あり。

■出目■*02年中山開催を除く03年以降の過去28年(以下同)


■枠番■


<枠番~内・外別成績>


<枠番別着度数グラフ>

どの枠も満遍なく馬券になっており、それほど気にする必要はない。強いて言うなら内枠有利。ただ、03年以降で気になるのが1枠。そう言えば近頃のダービーでは、内枠有利が定説となっている。ダービーと同じ東京芝2400mで行なわれる以上、JCでもその傾向が当て嵌まっても何ら違和感はない。否、むしろ必然の理である。

■馬番■


<馬番~一桁・二桁別成績>


<馬番別着度数グラフ>

馬番で見ると11番から外の馬番になると急に成績が不振になる傾向にある。ただ、14番は4番と同じ最多の4勝を上げている。
以上、枠番でも馬番でも内目がやや有利ではあるが、あくまでも馬券を絞る際の参考データの一つに留めておく位でよい。



マイルCSの法則【結果】

2017-11-21 00:00:00 | 京都の法則
■血統傾向更新■

1着はダンチヒ系ハービンジャー産駒の3歳馬・ペルシアンナイト。これでダンチヒ系を父か母父に持つ馬が4年連続連対。3着にはこれも3歳馬のサングレーザーで、ディープ産駒が5年連続馬券対象を継続。

■コース傾向更新■

2着エアスピネルの父キンカメの傾向は出ていたものの、ペルシアンは拾えなかったな、これは。

ところで、神掛かった騎乗を見せるデムーロは、これで今年G1・6勝目。しかもオークスから続くG1騎乗機会連続馬券対象を10に伸ばした。まさに鬼神のような活躍。だが、デムーロも凄いがハービンジャーの勢いも凄い。京都大賞典2着トーセンバジルを皮切りに、秋華賞、エリザベス女王杯、マイルCSと菊花賞を除く秋の京都G1を三つもぶっこ抜いた。今年の京都G1は終了したが、今週は京都2歳Sと京阪杯の2重賞が組まれている。今週もハービンジャー産駒から目が離せない。

=おしまい=

東スポ杯2歳Sの法則【結果】

2017-11-21 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2018
■血統傾向更新■

ようやく来年のダービー馬が現れたか。2着馬に3馬身差のワグネリアン。この後は弥生賞に直行らしいが、そんなローテは聞いたことが無い。果たして福永が本番まで乗れるかどうかも怪しくなってきた。

■コース傾向更新■


=おしまい=