☆新・史上最強の法則-海外支局☆

☆THE UNRIVALED PRINCIPAL IN THE HISTORY☆

スワンSの法則

2016-10-27 00:00:00 | 京都の法則
■血統傾向■

過去5年で父SS系は【3-4-3】で、複数回馬券になっているのはダイワメジャー【1-2-0】とディープインパクト【1-1-1】の2頭。
他では2年連続で馬券対象になっている【1-1-1】のダンチヒ系、そして【1-1-1】のリファール系。

■性別■
昨年は牝馬のアルビアーノが1着になったが、基本的には牡馬中心で考えてよい。02年以降の過去14年では、牡馬【13-13-11-152】に対して、牝馬は【1-1-3-35】と元々牝馬の出走は少ない。

■年齢■*02年以降の過去14年

3歳馬が3連勝中を含む【5-1-1】。4歳馬は【6-7-4】で、5歳馬は【0-4-6】と未勝利。6歳以上は【3-2-2】とやや不振。

■前走■*02年以降の過去14年

スプリンターズS、京王杯AH、ポートアイランドS組の活躍が活躍していたが、注目は直近3年で【1-2-2】と5頭が馬券になっている安田記念組。
なお、スプリンターズS組では1~5着だった馬が【1-1-0-12】に対し、6着以下だった馬が【3-1-3-36】と、スプリンターズSで好走した馬よりも、掲示板に載れないくらい負けた馬の方が狙い目。

■人気■*02年以降の過去14年

10番人気以下の馬が、03年~06年にかけて4連勝した時期もあったが、それ以降はそこまで荒れてはいないが、かと言って決して堅い決着でもない。
1番人気【2-2-1-9】、2番人気【2-1-1-10】、3番人気【3-2-3-6】と、上位人気は信頼度において似たり寄ったり。

■コース傾向■

今開催の京都芝1400m外回りは3鞍しか行なわれおらず、本番前までにも同条件のレースは組まれていないので、コース傾向はこの3鞍で確定。
父SS系が【2-2-1】で、ダイワメジャー【1-0-1】、ディープインパクト【0-2-0】の2頭が複数回馬券になっており。この傾向はスワンSの血統傾向と同じである。あとは、【1-1-0】のダンチヒ系と【1-1-0】のストームバード系。
ダンチヒ系もまた、スワンSでも傾向に出ており、自ずと狙い目はレース傾向とコース傾向にダブって出ているメジャー、ディープ、ダンチヒ系の3系統になる。

【登録馬中の該当馬】
<ディープ産駒>
サトノアラジン
サトノルパン
フィエロ

<ダイワメジャー産駒>
サンライズメジャー

<ダンチヒ系保有馬>
ティーハーフ(母父グリーンデザート)
フィエロ(母父デインヒル)
ブラヴィッシモ(父ファストネットロック)
ペイシャフェリス(母父ケープクロス)

該当馬は8頭。これは絞るのに一苦労しそうだ。




天皇賞(秋)の法則

2016-10-25 00:00:00 | 府中の法則
■血統傾向■*過去10年

父SS系は【4-9-4】と勝ちあぐねている印象。
<複数回馬券になったSS系>
ディープインパクト【1-3-0】
ゼンノロブロイ【0-2-1】
フジキセキ【0-0-3】*イスラボニータ(14年・15年3着)
アグネスタキオン【0-2-1】。
ダンスインザダークが父で3着1回、母父で1勝あり

<複数回馬券になった非SS系>
ノーザンテースト系【3-1-1】*全て母父
タニノギムレット【1-0-1】*ウオッカ(08年1着、09年3着)
グラスワンダー【0-1-1】
グレイソブリン系【2-0-4】
ダンチヒ系【0-3-1】*全て母父
レッドゴッド系【0-1-1】
キングマンボ系【2-0-2】

かつては毎年のようにノーザンテースト系を3代以内に持つ馬が走りまくっていたのだが、直近3年は該当馬が出走していない。今年の登録馬については、まだ調べていないが、もし大刀馬がいるのなら積極的に狙ってみたい。
また、府中と言えばトニービンをはじめとするグレイソブリン系だが、字面だけではなく3代以内にグレイソブリン系を内包している馬も押さえておくべき。13年1着のジャスタウェイの父ハーツクライの母父がトニービンで、上記のウオッカの父タニノギムレットも、トニービンとは枝は異なるが、カロのラインのクリスタルパレスを母父を持っている。

■年齢■*88年以降の過去28年/*%は勝率、連対率、複勝率の順(以下同)
3歳: 2- 5- 3- 20/ 30  7% 23% 33%
4歳:14-11-11-108/144 10% 17% 25%
5歳:10-10-11-116/147  7% 14% 21%
6歳: 0- 2- 3- 75/ 80  0%  3%  6%
7上: 2- 0- 0- 61/ 63  3%  3%  3%

4歳馬と5歳馬が中心。6歳馬は未勝利で、7歳以上の2勝は98年オフサイドとラップ(7歳)と09年カンパニー(8歳)2頭。

■紅一点のルージュバックの取捨■*02年以降の過去13年
牡馬:10-9-10-196/225  4%  8% 13%
牝馬: 3-4- 3- 10/ 20 15% 35% 50%

牝馬の率の方が高いが、これはサンプル数が少ないせいもあり、一概に牝馬優勢とは言えない。
今年は紅一点のルージュバックが出走してくるが、果たしてどうなのか?

<馬券になった牝馬>
04年2着ダンスインザムード
04年3着アドマイヤグルーヴ
05年1着ヘヴンリーロマンス
05年3着ダンスインザムード
08年1着ウオッカ
08年2着ダイワスカーレット
09年3着ウオッカ
10年1着ブエナビスタ
13年2着ジェンティルドンナ
14年2着ジェンティルドンナ

馬券になった牝馬は計7頭(延べ10頭)いるが、ウオッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタ、ジェンティルドンナと、牡馬混合G1で互角に渡り合ってきた女傑の名が並ぶ。ルージュバックもまた、重賞勝利は何故だか牡馬混合ばかりという変わったクセを持っているが、その戦績は歴代の女傑に比べると一枚落ちると言わざるを得ない。ルージュバックを馬券にどう組み入れるかが、今年の秋天のポイントの一つなのだが、悩ましいのが1番人気になる可能性があるということだ。

■人気■*88年以降の過去28年


<人気別成績>

かつては、勝てないどころか飛びに飛びまくっていた秋天の1番人気。87年にニッポーテイオーが勝ったのを最後に、88年~99年まで、実に12年間も勝てずじまいだった。その間の成績は【0-3-1-8】という惨憺たる成績だった。その未勝利伝説に終止符を打ったのが、20世紀最後の大王・
テイエムオペラオーだ。
そして潮目が変わったのが、新・東京となった03年。03年以降の過去13年では【6-3-3-2/13】で、勝率46%、連対率69%、複勝率85%と十分に信頼に値する。となれば、仮にルージュバックが1番人気に推されると、無視する訳にはいかなくなる。
直近では勢力を伸ばしているのが、09年以降で4勝をあげている5番人気の馬。4勝というのは、過去10年の1番人気の勝利数と同じである。

■コース傾向■

先週までの計6鞍分のストック。
父SS系は【2-4-3】と勝ち切れていない。複数回馬券になっているのは、ディープインパクト【0-1-1】とヴィクトワールピサ【0-1-2】の2頭。
SS系以外では…
キングマンボ系【1-0-1】
シンボリクリスエス系【1-0-1】
グレイソブリン系【2-1-1】
BT系【1-1-0】
レッドゴッド系【1-0-1】
ヴァイスリージェント系【0-1-1】
リファール系【0-1-1】

と、以上のように、なかなかこれと言った傾向が出ていない、全く以って悩ましい4回東京の芝2000mのコース傾向である。 

菊花賞の法則【結果】

2016-10-24 00:00:00 | 長距離血統の法則
【結果】
◎ディーマジェスティ…4着(2番人気)
★アグネスフォルテ…14着(18番人気)
★コスモジャーベ…15着(16番人気)

◎ディーマジェスティは直線入り口手前で既にムチが入ったのに対し、サトノダイヤモンドは持ったまま。ここで勝負有り。距離適性の差なのか、はたまた初輸送が応えたのか…残念。

■血統傾向更新■

1着サトノダイヤモンド(1番人気)
皐月賞3着⇒ダービー2着と惜敗が続いたが、最後の一冠はもぎ取った。これで「春の三強」はそれぞれ一冠。マカヒキは既に年内休養を表明しており、他の2頭も休養となると今年の3歳優秀牡馬はどの馬になるのだろうか?まあ、JCはローテ的に厳しいので、有馬はどちらかが出走するとは思うけど。
ディープ産駒が菊花賞初制覇と同時に里見オーナーも悲願のG1初勝利。春の悔しさがある分さぞかし嬉しいことだろう。明日のセガサミーの株価の動向には要注意。ご祝儀相場で買いが入るかも!?

2着レインボーライン(9番人気)
ダービーには出走したものの8着。アーリントンC1着、NHK3着のマイル路線での好走を見る限り、なかなか手は出しづらい。それに鞍上は福永で、2週連続G1勝利というのもねえ。強いて根拠を探すなら、前走札幌記念でモーリスにクビ差3着だったこと、血統面からは菊花賞2勝を挙げているステイゴールド産駒で、母系には長距離血統のアンバーシャダイ(ノーザンテースト系)が入っていることなどを挙げられるが、終わった後なら何とでも言える。レインボーラインを買った方はお見事!!

3着エアスピネル(6番人気)
下馬評では距離が持たない、持たないと騒がれ、蓋を開けてみれば6番人気と、春の実績がない馬よりも人気は下。が、近親のエアシャカールの血が騒いだのか?それとも菊花賞4勝の豊マジックのお陰なのか?掛かるのを覚悟でスタートで出して行き、インの前付けに成功。実際に掛かりっぱなしだっただったが、最後は見せ場たっぷりの3着。これぞ豊マジックの真骨頂。やはり、長距離戦は騎手の腕がモノを言う。

というわけで、今年のクラシック戦線もこれで終わり。個人的には皐月賞しか獲れなかったが、「最強世代」ということもあって、久々に見応え十分のクラシック戦線だったなあ。

=おしまい=

菊花賞の法則2

2016-10-22 20:00:00 | 長距離血統の法則
■前走■

ここに書くまでもなく、菊花賞では前走神戸新聞杯組が圧倒的に優勢。同レースが2400mに変更となった07年以降の過去9年で同組は【7-6-4】と馬券対象になった27頭中20頭もいる。その内訳は前走1着【3-1-1】、2着【1-3-0】、3着【3-1-1】、4着以下【0-1-2】と、狙いが立つのは3着以内の馬となる。
一方、東のトライアル・セントライト記念組は、昨年こそ同レース1着のキタサンブラックが菊を制したが、【1-2-2】と分が悪い。
なお、前走条件戦組は【1-0-3】と4頭が馬券になっているが、勝ったのは09年のスリーロールスのみで、基本的にはあってもヒモが精一杯。

■無理穴探し!■
前走データからは神戸新聞杯組で何もない、いつもの菊花賞に思える。神戸新聞杯組1~3着の三連単BOXでも十分な利益が見込めるが、◎はディーマジェと決めているのでそうはいかない。かと言って、ディーマジェとサトダイの2頭軸で組むと配当はガクンと安くなってしまう。
よって、ここでは無理を承知で穴馬を探してみることにする。

かつて菊花賞の御用達血統と言われたダンスインザダーク。その産駒は最近ではトンと見かけなくなり、母父にその名前をたまに見掛ける程度。だが、今年の出走馬の五代血統表をくまなく見ていると、父か母父ではなくもう一つ上の世代でダンスインザダークを持つ馬を見つけた。

★12コスモジャーベ…ソングオブウインド×モルフェデスペクタ
父は言わずと知れた06年の菊花賞馬。母父は主に芝の短距離戦を主戦場としており、字面からは手は出しにくいが、母モルフェキイの母父がダンスインザダーク。さらには長距離戦には欠かせないリボーの血を母方に2本持っており、スタミナの裏付けはある。ちなみに本馬はSSの3×4のクロスを持っている。

★14アグネスフォルテ…ハービンジャー×フレンチデピュティ
父からも母父からも長距離戦のイメージが沸かないが、これもコスモと同様に母アグネスリースの母父がダンスインザダーク。

血統から推せるのは、この2頭!
みなさん、よい菊花賞を!!

富士Sの法則【結果】

2016-10-22 19:00:00 | 府中の法則
■血統傾向更新■

1着はダンチヒ系スニッツェル産駒のヤングマンパワー。同系を父に持つ産駒が馬券対象になったのは、11年3着マイネルラクリマ(父チーフベアハート)以来5年ぶり。
2着は断然格上のイスラボニータ、3着は昨年の覇者ダノンプラチナで連覇はならず。両馬とも蛯名のお手馬。一昨年の秋天ではお手馬が重なりフェノーメノを選んだ蛯名だったが、ルメールに譲ったイスラボニータ3着に対し、蛯名は14着大敗。そして、今回はダノンプラチナを選んだ蛯名が3着に対し、ルメールのイスラボニータが2着と、どうも蛯名には二者択一のセンスがないように思える。まぁ、大人の事情も色々と絡んでいるだろうけど。

■コース傾向更新■

ダンチヒ系を父に持つヤングマンパワーが1着、同じく母父トニービンのイスラボニータが2着、そして3着にはディープ産駒のダノンプラチナ。該当馬が多くて絞り切れずに手を出さなかったが、終わってみればコース傾向通りの決着となった。

=おしまい=