☆新・史上最強の法則-海外支局☆

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万葉Sの法則

2017-01-04 00:00:00 | 長距離血統の法則
年明け早々のお年玉レースは東西の金杯ではなく、万葉Sだった。3年前までは。
と言うのも、1番人気から2~5番人気までに流しておけば自動的にお金が転がり込んでいたのだが、ここ2年は1番人気が馬券圏外に飛びまくり、なかなか難解のレースになってしまったのが残念である。

■人気■*過去12年

1番人気:4-4-0-4
2番人気:2-3-2-5
3番人気:1-2-3-6
4番人気:2-0-4-6
5番人気:1-1-1-9
6番以下:2-2-2-70

ここ2年は馬券にはなっていない1番人気だが、それでも連対率67%は魅力的。
<1番人気⇒2~5番人気流しの回収率>
馬連:106%
馬単:114%
三連複:167%
三連単:123%

お勧めは何と言っても三連複。過去12年で8回的中し、トリガミは一度もなし。まあ、当たればの話だが。

■血統傾向■

SS系のゼンノロブロイ【1-1-1】、ダンスインザダーク【1-1-0】、マンハッタンカフェ【1-0-1】の長距離砲のSS系が中心。
他で押さえておきたいのは、BT【0-1-1】、グレイソブリン系【1-1-0】、ヌレイエフ系【1-0-1】、ニジンスキー系ジェネラス【1-1-0】。
なお、ダンスインザダークとジェネラスは、13年2着⇒14年1着のタニノエポレットによるもの。

■お宝血統■

血統関連でもう一つ。淀の3000mとなると、スタミナがモノを言うのは当たり前。そのスタミナの根源となるリボー系を5代以内に持つ馬が12年間で、毎年必ず1頭が馬券になっている。

■斤量■

ハンデ戦になった05年以降、軽量ハンデの馬は苦戦傾向にあったのだが、近年は馬券によく絡むようになった。ただ、これには裏があって、トップハンデが55kgとか56kgのケースが増え、以前のように57kg以上の斤量を背負う実力馬の出走が減ってきたからに他ならない。今年のトップハンデは横並びの55kgなので、今年もまた軽量ハンデの馬には要注意。
なお、トップハンデの馬の成績は【3-2-1-13】で、連対率26%。4頭に1頭しか馬券にならない計算。

■年齢■

4歳:1-1-1-9
5歳:3-8-1-9
6歳:5-2-4-29
7歳:2-0-4-29
8歳:1-1-2-11
9上:0-0-0-12

最多勝は5勝をあげている6歳だが、率では勝率14%、連対率52%、複勝率57%の5歳馬がトップ。

■前走■

以前は前走ステイヤーズS組と1600万組が活躍していたが、ここ3年では前走1000万組が3頭馬券になっており、格下からの食い込みも要警戒。

京都金杯の法則

2017-01-03 00:00:00 | 京都の法則
京都金杯を当てるための3つのキモ。それは、ディープ産駒、内枠、そして人気薄。

■血統傾向■

過去5年で父SS系が【4-5-3】。そのうち複数回馬券になっているのは、ディープ産駒【2-3-0】、マンハッタンカフェ産駒【0-0-2】、スペシャルウィーク【1-1-0】(母父でも3着1回あり)。
ここ2年は未勝利のディープ産駒だが、京都金杯に限らず京都の外回りのマイルはディープの庭というのは、つとに有名。
SS系以外では、ノーザンダンサー系(特に母父)の活躍が目につく。ダンチヒ系【1-0-2】、ニジンスキー系【1-1-1】。
また、中山金杯に比べてリピーターが活躍するのも特徴の一つ。ちなみに、1番人気が予想されるエアスピネルの父キンカメは昨年の3着1回のみ。


■出目・枠番・馬番■
<出目>


<枠番>

1枠~4枠:13-12-8-102/135 10% 19% 24%
5枠~8枠: 4- 5-9-120/138  3%  7% 13%
圧倒的に内枠が有利。

<馬番>

一桁馬番:14-13-10-116/153
二桁馬番: 3- 4- 7-106/120
過去17年で、二桁馬番の馬は3勝に対して、一桁馬番は14勝で目下9連勝中。勝負馬券は1番~9番に寄せて打つべし。

■人気■

中山金杯よりは荒れる傾向にある。
最高勝率は29%の3番人気【5-3-1-8】で、最高連対率は53%の1番人気【4-5-08】。なお、2番人気は【0-1-4-12】と大不振。
中山金杯よりは荒れるとは言っても、10番人気以下は【0-2-3-112】なので、無理穴狙いは如何なものか。

■斤量■

53kg以下の軽量ハンデの馬は【1-1-4-45】で不振。狙いは54kg以上の馬で、なかでも57kgの馬が【8-4-0-21】と優秀な成績を上げている。なおトップハンデは【3-2-2-22】で勝率17%、連対率24%と取捨に迷う所なので、ここは人気との兼ね合いか。

というわけで、現時点では枠順も人気も分からないので、血統傾向に合致する馬をピックアップしておく。
★ガリバルディ…父ディープインパクト
★ダイシンサンダー…母父マンハッタンカフェ
★ダンツプリウス…母父マンハッタンカフェ
★テイエムイナズマ…母父ダンチヒ
★ドレッドノータス…父ハービンジャー(ダンチヒ系)
★フィエロ…ディープインパクト×デインヒル(ダンチヒ系)
★ブラックムーン…母父ジェネラス(ニジンスキー系)
★ペイシャフェリス…スペシャルウィーク×ケープクロス(ダンチヒ系)
★ミッキージョイ…ディープインパクト×ケープクロス(ダンチヒ系)

中山金杯の法則

2017-01-01 01:01:01 | 中山の法則
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
一年の計は金杯にあり―というわけで、今年も中山金杯からスタート。

■血統傾向■

過去5年で父SS系は【2-1-2】と勝ち切れておらず、複数回馬券になっているSS系種牡馬もいない(ただし、ダンスインザダークが父と母父で各1勝)。
父ミスプロ系は【3-0-1】で、複数回馬券になっているのが、目下2連勝中で【2-0-1】のキングカメハメハ。
他では、ミスプロ系シーキングザゴールド系のドバイミレニアムが母父で【0-1-1】、ジャングルポケット【0-2-2】、サドラーズウェルズ系【0-2-0】、そして昨年ワン・ツーを決めた母父グラスワンダーが【1-1-0】。

■人気■

荒れる金杯のイメージが強いが、それ程大荒れにはならない。10番人気以下からは勝馬は出ておらず、過去14年の勝馬の平均人気は2.9番人気と堅めの傾向。かと言って、ガチガチの決着では決まらないケースが多く、中穴のお年玉狙いが正解。

■斤量■

55kg以上に良積が集中しており、中でも57kgの馬は【6-3-0-17/26】と連対率35%。一方、54kg以下の馬は【1-4-3-79/87】なので、あってもヒモまでか。
なお、トップハンデは【4-3-1-13/21】で連対率33%。3頭に1頭は馬券になる計算なので無理に嫌うと痛い目に合う。

■出目・枠番・馬番■
<出目>


<枠番>

1枠~4枠:10-5-5-88/108 9% 14% 19%
5枠~8枠: 4-9-9-89/111 4% 12% 20%
着別度数では内枠が有利だが、率で見ると内、外ほぼ互角。

<馬番>

馬番で見ると13番より外は不振。

■お宝血統■

中山金杯であまり知られていないキモになっているのが、「リボー系内包馬」。08年以降、毎年1頭は必ず馬券になっており、15年、16年は該当馬が1着~3着を独占した。5日まで暇な方は是非と5代以内にリボー系を持っている馬を探すことをお勧めする。

■オカルト~有馬記念とのリンク■
中山金杯の最大のキモが、「有馬記念との血統リンク」。毎年と言う訳にはいかないが、13年以降は有馬記念で馬券になった馬の血統、系統が中山金杯でも馬券になっている。

13年有馬記念
1着オルフェーヴル…父ステイゴールド
3着ゴールドシップ…父ステイゴールド

14年中山金杯
1着オーシャンブルー(5番人気)…父ステイゴールド

14年有馬記念
2着トゥザワールド…父キングカメハメハ

15年中山金杯
1着ラブリーデイ(4番人気)…父キングカメハメハ
3着デウスウルト(5番人気)…父キングカメハメハ

15年有馬記念
1着ゴールドアクター…父スクリーンヒーロー
3着キタサンブラック…父ブラックタイド

16年中山金杯
1着ヤマカツエース(3番人気)…母父グラスワンダー
2着マイネルフロスト(5番人気)…父ブラックタイド/母父グラスワンダー

以上のように直近3年では有馬記念で馬券になった馬の父あるいは母父が、中山金杯でピンポイントで馬券になっている。しかも、中山金杯で馬券になったのは3番人気~5番人気の配当妙味がある馬が多いのも魅力の一つ。
果たして今年はどうなるのか?

16年有馬記念
1着サトノクラウン…ディープインパクト×オーペン(ダンチヒ系)
2着キタサンブラック…ブラックタイド×サクラバクシンオー(プリンスリーギフト系)
3着ゴールドアクター…グラスワンダー×キョウワアリシバ(レイズアネイティヴ系)

17年中山金杯リンク候補馬
★グァンチャーレ…父スクリーンヒーロー
★シャイニープリンス…母父リンドシェーバー(レイズアネイティヴ系)
★シャドーパーティー…母父デザートプリンス(ダンチヒ系)
★ドレッドノータス…父ハービンジャー(ダンチヒ系)
★マイネルフロスト…ブラックタイド×グラスワンダー