茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

『いもくりかぼ茶』

2009年10月25日 | Weblog
ベースは、
カメリアシネンシスのお茶ではなくて
ルイボスティーです。
水色(すいしょく)は紅茶のような
明るいオレンジ色。
そして香りはイモ栗カボチャ!
石焼きイモ屋さんのあま~い香りの向こうに
カボチャのスイーツの甘みと
焼き栗のほっくりした甘みがかさなって、
ああ癒されていくうという幸せを感じ、
衝動買いしてしまいました。

マメ科のルイボスには
抗酸化作用があって、
南アフリカでは古くから
コイサン族が薬草として利用していたそうです。
カフェインもないので
疲れた夜などには最高。

ルピシアさんのハロウィン限定のお茶ですが、
お月見の夜のお茶にもいいかもです。
月みる月の夜を楽しむのに、
芋・栗・カボチャを入れちゃったお茶、
というのもアルトオモイマス。
とにかく、
いろいろに楽しめる今がとてもうれしい。
お団子でお抹茶もいい。
月餅で中国茶もいい。
お大福で煎茶もいい。
パンプキンパイで紅茶もいい。

ただ・・・
この素晴らしき幸せな香りは
香料のなせる技・・・。
ならば、
本物の焼き栗を食べながら
普通のお茶をいただけばいいわけです。
きっとその方がおいしい。
でも、
こうした面白い企画商品は、
楽しいコミュニケーションの時間を作り出すでしょう。
それがとっても素敵だと思いました。

この『いもくりかぼ茶』にミルクとお砂糖を加え、
あつあつの大きなカップをふーふーしながら
次回の満月を楽しみたいと思います。
だんだん風が冷たくなってきましたからね。

『いもくりかぼ茶』(フレーバードティー)
原材料:ルイボス茶、ドライサツマイモ、
    フリーズドライカボチャ、パンプキンパウダー、
    香料
株式会社ルピシア