珍しいお茶をいただきました。
カメリアシネンシスではありませんが、
藍の子美(たね)を焙じたお茶です。
藍の葉や藍の種は
古くから解熱剤や感冒薬として使われてきたそうです。
その効力たるや
ふぐ中毒の解毒もしちゃうほど!
「和漢三才図絵」(1712)には、
藍の実には諸毒を解し
五臓六腑を整える薬効効果がある
と記されています。
また、藍の殺菌作用、消臭作用、止血作用は
手ぬぐいや野良着、そしておむつや産着にも
利用されていました。
まさに「服用」ですね。
藍が中国から日本に来たのは飛鳥の頃、
染料として栽培が定着するのは室町時代といいます。
そして、主な場所は阿波徳島。
藍は、
生葉を乾燥させてから発酵させるのですが、
この阿波徳島には、
やはり発酵させてつくる
「神田茶」という珍しいお茶があります。
そしてその近くには、
あの碁石茶の里~。
発酵つながり
神田茶(じでんちゃ)の収穫は遅く、
7月中旬になります。
茶葉を釜ゆでし、
2週間杉の木桶に漬け込み芭蕉の葉で蓋をし、
自然に発生する乳酸菌で葉を漬け込むのです。
発酵させた後、
むしろの上に並べて3日間天日干しします。
阿波番茶と呼ばれるこのお茶は
やはりちょっとすっぱいお茶ですが
大変体によいお茶です。
藍茶は煮出しても藍色にはなりませんでしたー。
茶色い甘いおいしいお茶でした。
カメリアシネンシスではありませんが、
藍の子美(たね)を焙じたお茶です。
藍の葉や藍の種は
古くから解熱剤や感冒薬として使われてきたそうです。
その効力たるや
ふぐ中毒の解毒もしちゃうほど!
「和漢三才図絵」(1712)には、
藍の実には諸毒を解し
五臓六腑を整える薬効効果がある
と記されています。
また、藍の殺菌作用、消臭作用、止血作用は
手ぬぐいや野良着、そしておむつや産着にも
利用されていました。
まさに「服用」ですね。
藍が中国から日本に来たのは飛鳥の頃、
染料として栽培が定着するのは室町時代といいます。
そして、主な場所は阿波徳島。
藍は、
生葉を乾燥させてから発酵させるのですが、
この阿波徳島には、
やはり発酵させてつくる
「神田茶」という珍しいお茶があります。
そしてその近くには、
あの碁石茶の里~。
発酵つながり
神田茶(じでんちゃ)の収穫は遅く、
7月中旬になります。
茶葉を釜ゆでし、
2週間杉の木桶に漬け込み芭蕉の葉で蓋をし、
自然に発生する乳酸菌で葉を漬け込むのです。
発酵させた後、
むしろの上に並べて3日間天日干しします。
阿波番茶と呼ばれるこのお茶は
やはりちょっとすっぱいお茶ですが
大変体によいお茶です。
藍茶は煮出しても藍色にはなりませんでしたー。
茶色い甘いおいしいお茶でした。