茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

がーん

2009年10月17日 | Weblog
今日は高校の文化祭。
耐震工事で茶室が使えないため
被服室でお抹茶喫茶の開店とあいなりました。
「デコレーションもバッチリ~!
 先生早く見て見て~」
と家庭科室に案内される途中、
うおっ!

「抹茶一杯100円」のポスターを
見つけてしまいました。
え・・・
私の日頃の言葉使いに何か問題があっただろうか・・・
いや、いくら何でも一杯とは言わない・・・
みんなも言わない・・・

「ねーねー、下のポスターだけど」
と指摘してみると
「だって、一服ではわからないから」
「一服はみんな読めないし」
とのこと。
なるほど、
教室の黒板には
ちゃんと「一服100円」と
書いてありました。

そ~なのか~~、
え、そーなのお?

和風喫茶のように設えた
テーブル席は、
16席がいつも満席状態。
次から次から人が来て
大変忙しい一日でした
去年までの茶室での喫茶とは
断然人の入りが違います。

お抹茶とおまんじゅうは魅力的、
でも茶室はちょっと敷居が高いのですね。
そうしてみると、
今回のような和風喫茶もなかなかよいかもです。
先生方も去年は一人しか見えなかったのに、
今回は大勢立ち寄られました。
小さなお子さんもたくさん来ました。
「おいしい」
と、うれしそうに召し上がっていました。

若い子たちは、
たこ焼きを食べながら、
片手でお抹茶を飲んでいました。
「けっこううまい」そうです。

「お茶碗は何回まわすんですか」
と作法について2回ほど聞かれました。
お母さんがお子さんに飲み方を教えている姿も
ありました。
いろいろ研究しちゃった一日でした。