「茶友の会」発行の『新芽 第6号』に
トーアン族の創世詩が紹介されていました。
遠い時間の向こうから
ビョーと風の音が聞こえてくるようです。
どきどきしました。
冒頭の部分を紹介します。
続きは『新芽』をご覧下さるか、
孔先生によるお話しを聞きにいらしてください。
1月11日2時より茶泉です。
『ダグダガゴライビョー』
友よ、兄弟よ
この歌を聴いておくれ
ご飯のときは田植えの辛さを忘れるな
水を飲むときは水源探しの苦労を覚れ
口弦を弾くときは竹を植えた先輩を思い出せ
蘆笙を吹くときは瓢箪を作った両親に感謝せよ
トーアン族の創世の歌は山岳と共に生まれ
トーアン族の歴史は緩やかな大河のようだ
友よ、しっかり聞き取るがいい
兄弟よ、私の歌に耳を澄ませ
一言も聞き落とすことなく
心の奥までしまっておけ
昔々、その昔
混沌たる大地が延々と続き
果てしなくうねる泥海に
道と川がなく
魚介と昆虫がなく
虎がいなければ、鹿もいなく
花と草と木々も生えていなく
雷がごろごろ、強風がびゅうびゅう
荒れ果てた地上には人間の影すらもなかった
昔々、その昔
きらびやかな天上に
あまねく茂りわたる茶の木があり
みどり滴る茶葉が翡翠のように
鬱葱と茶樹を優しく抱きかかえながら
脈々と万物の命を伝えてきた
宇宙を漫遊する小舟よ
茶の魂を乗せて
月日と満点の星と化して
生きとし生けるものを生み出した
・・・・・・・つづく・・・
雲南省のトーアン族は
自分たちの祖先が茶の木であると考えている民族です。
彼らの詩に耳を澄まして
この1年に感謝を捧げたいと思います。
皆様、お付き合い下さりありがとうございました。
来年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。
画像は中国昆明風情国際旅行(集団)有権会社より
トーアン族の創世詩が紹介されていました。
遠い時間の向こうから
ビョーと風の音が聞こえてくるようです。
どきどきしました。
冒頭の部分を紹介します。
続きは『新芽』をご覧下さるか、
孔先生によるお話しを聞きにいらしてください。
1月11日2時より茶泉です。
『ダグダガゴライビョー』
友よ、兄弟よ
この歌を聴いておくれ
ご飯のときは田植えの辛さを忘れるな
水を飲むときは水源探しの苦労を覚れ
口弦を弾くときは竹を植えた先輩を思い出せ
蘆笙を吹くときは瓢箪を作った両親に感謝せよ
トーアン族の創世の歌は山岳と共に生まれ
トーアン族の歴史は緩やかな大河のようだ
友よ、しっかり聞き取るがいい
兄弟よ、私の歌に耳を澄ませ
一言も聞き落とすことなく
心の奥までしまっておけ
昔々、その昔
混沌たる大地が延々と続き
果てしなくうねる泥海に
道と川がなく
魚介と昆虫がなく
虎がいなければ、鹿もいなく
花と草と木々も生えていなく
雷がごろごろ、強風がびゅうびゅう
荒れ果てた地上には人間の影すらもなかった
昔々、その昔
きらびやかな天上に
あまねく茂りわたる茶の木があり
みどり滴る茶葉が翡翠のように
鬱葱と茶樹を優しく抱きかかえながら
脈々と万物の命を伝えてきた
宇宙を漫遊する小舟よ
茶の魂を乗せて
月日と満点の星と化して
生きとし生けるものを生み出した
・・・・・・・つづく・・・
雲南省のトーアン族は
自分たちの祖先が茶の木であると考えている民族です。
彼らの詩に耳を澄まして
この1年に感謝を捧げたいと思います。
皆様、お付き合い下さりありがとうございました。
来年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。
画像は中国昆明風情国際旅行(集団)有権会社より