もうすぐクリスマス。
今年は週末にかけての連休なので、
色々と予定を立てられている方も多いことでしょうか。
それぞれにとって、楽しいクリスマスになりますように・・・。
仕事納め前に、どうしても済ませておきたい用事があって、
子供たちを連れて横浜まで出掛けてきました。
用事自体は、そう長くかかるものではないのですが、
済ませたら早々に帰るつもりだったのですが・・・。
目的地に向かう途中で、ふと、県立歴史博物館で開催されている
【眞葛焼展】
を、お兄ちゃんと見に行きたかったのを思い出し・・・
目的地から、また近いのもあって、急遽予定変更。
念願の“蟹”を観てきました。
実は、随分前に仕事で関内に行った際に、偶然博物館の前を通りかかって
そのときに開催されているのを知りました。
しかし、そのときは子供たちの下校時間に間に合わなくなるので
仕方なく帰路に。
だんな様に、近いうちに見に行きたいねと話していたところ
先日、【美の巨人】で放送されたのです。
たまたま一緒に観ていたお兄ちゃんも、興味深く観ていました。
ただ、年内は時間が取れないかもと、思っていたので
今日、観に行くことができて、本当に良かったです。
『ハチとブドウが本物みたいで、凄かった』
放送された【高浮彫葡萄ノ蔓ニ蜂ノ巣花瓶】を観て、お兄ちゃんの感想です。
そして、何と言っても【高取釉渡蟹水盤】・・・カニ(蟹)ですが
これが本当に・・・凄かった。
感想も何も、まず言葉が出ない。思いつかない。
その迫力に立ちすくみそうになり、息を吸うので精一杯でした。
同じように、初めて観る本物の迫力に圧倒されている子供たちですが
そこは余計な知識や見栄が無い分、素直な眼差しで
感じたものを楽しんでいる様子でした。
弟君は、猫の蓋付水指が大変気に入り、
『ねこぱんちしているね~』
って。
なんとも微笑ましい一言です。
博物館を出た頃は、ちょうど昼時。
今日、本当ならクリスマス給食を食べれたお兄ちゃんに、好きなものをと言ったら
案の定
『お寿司~!』
と返ってきました。
中華街もすぐそこだっていうのに。
予想はしていたものの、でも、弟君もお寿司コールなので、
ランチをやっているお寿司屋さんに入りました。
目もお腹も満足し、帰路へ・・・。
ここでもお兄ちゃんに、どのルートで帰りたいか聞いてみたところ
『根岸線で大船まで出たい』
と、これも予想通り。
時間は多少は掛かりますが、根岸~磯子の京浜工業地帯を望み
コンビナートやガスタンクが並ぶ、まるで特撮の世界のような光景に
大喜びしながら、私には懐かしい景色の中を電車に揺られながら
家へと向かいました。
親子3人の、行き当たりばったりの我が家らしい遠足。
さすがに疲れましたが、とても良い一日になりました。
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「美術館」と「博物館」ではまた雰囲気が違うんでしょうか。
眞葛焼展。
ちゃんと読めないんですが、いろいろ作品名でググッてみました。すごいですね~。
絵画とかもいいんですけど、こういう立体になったものって迫力が違いますよね。うらやましいぃぃ。
うちも子供達をつれて博物館めぐりなんてしたいんですが、せいぜいがカップヌードルミュージアム止まりでしょうか。いや、人混みは苦手なんでたぶんいかないけど。
幻の焼物を初めて目の当たりにし、帰ってきてからも興奮冷めやらぬ私でした。
子供たちは、どちらかと言うと博物館の方が好きみたいですね。
分かりやすいのもあるのでしょう。
幸いにも、近隣に地球博物館などもあり、遠足や校外学習でよく行くんですよ。
美術館や博物館などの鑑賞の仕方について、
先日新聞の投稿欄が賑わっていましたが、
日本は、子供の頃からそういうところでの経験が乏しいように思えます。
日本は、少なからずバブルの頃の恩恵で
すばらしい箱物、展示物があるんですからね。
子供たちに、良い経験をさせてあげたいものです。
カップヌードルミュージアム・・・
相変わらず凄い人・人・人のようです。
しばらくは、人混み覚悟で行くしかないようです。
機会があればって思いますけど、どちらかと言えば、我が家はエースコック派。
だんな様はワンタンメンを探しています