Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

めでたい

2023年04月11日 | 庭仕事
この時期、バラを育てている人にとって何よりも嬉しい、
心躍るものの一つが、シュートとなる新芽の芽吹きかと思います。

昨年、意を決して購入したゴールデンセレブレーション。
強靭種とあって、私の小さな庭でもきっと育ってくれると
超が付くくらいの期待大でいたのですが、やはり、バラには日光は必須とあって思うような生長とはいかず。
焦る気持を何とか宥めつつ、迎えた今春。
株から幾つか見えるぷっくりとした芽に、思わず小躍りしてしまいました。

今春。
長女が就職で巣立ち、ほんのちょっとですけど
私の心は空の巣症状のよう。
いえ、決して寂しいわけではないのだけれど、
でも、いつもの春とは少し違うのは感じています。
そんな時に、この可愛らしい芽たちをみつけ、勝手な解釈ですが
バラから『よく頑張った』と、子どもを一人育てあげたことの労いを
もらったような気がしています。

我が家のゴールデンセレブレーションにしたら、もしかしたら
こんな小さな、それも日照が決して良くない環境に連れてこられるなんて
思ってもみなかったかも。
それでも、こうして新芽を出し、また、細くしなやかな枝には
沢山の蕾を上げて、限られた環境であっても
若葉を茂らす植物の生命力の強さには驚きと勇気を感じます。

長女は志望の道に進みましたが、時には大変な、いえ、大変なことのほうが
多いかもしれません。
それでも、その中で自分らしさを失わずに、しっかりと根差して
頑張ってほしいと思います。


まさかの開花

2023年04月03日 | My Life
例年なら、我が家のバラはゴールデンウイーク明け頃に咲き始めますが
まさかの一輪、それも、生長がゆっくりだった、つるゴールドバニーが
咲いております。
先月末に大きな蕾一輪を発見し、ああやっと咲いてくれるのかと
ワクワクしていたら、ここ数日の雨や寒さもなんのその。
今朝、すっかり咲いていて、ちょっと拍子抜けです。

それでも、その姿、香りは想像以上で
2年近く待った甲斐がありました。
大きさも小から中輪でしょうか、これからたくさん蕾をつけてくれるなら
ちょうどよい大きさに感じます。

このバラの画像に重なっているもう一つの黄色は
富山のチューリップです。
すっかりほったらかしで、でも傷まずに夏越ししたものが咲いています。
そして、画像にはありませんが、このバラの近くには
山吹も咲いていて、私の小さな庭は今、黄色の世界が広がっています。

元気が湧いてくるビタミンカラーの黄色は、長女の好きな色の一つ。
社会人になった娘へのエールとして、この黄色の花たちを送ります。