カナヘビ日記

我が家の小さな庭には、カナヘビがやってきます。
最初、そのトカゲがカナヘビというのを知らず
ただのトカゲと呼んでいたのが日本古来種と知り、何だか今のご時世には
とても珍しいのと、ありがたい様な感じがして、以来、見かけるのを楽しみにしています。

私以上に、カナヘビのファンなのが幼稚園児の弟君。
相変わらず虫を触れない乙女男子ですが、なぜかカナヘビは大丈夫のようで
でも、触るときには軍手が必須です。
触る・・・そう、捕まえるのです。私が。
庭を持つようになって初めて知った私の特技が、虫を捕獲できる能力があるということ。
意外や意外、自分でも驚きです。
その特技が、カナヘビにも当然活かされ
たまたま、息子に見せたら喜ぶかなと思い、試したところ、うまく捕獲できました。

そのカナヘビを、息子は絵日記に書いています。
カナヘビの特徴・・・指の数や舌先の様子。
噛まれたときに、ちょっと痛かったことなど（それも、小さな歯がギザギザしていたなど）。
生きた教材です。
とはいえ、カナヘビには恐怖そのものでしょうから、優しく扱うことや、最後はちゃんと草むらに返すことを約束にしています。
そして、その絵日記のタイトルは、まんま、カナヘビ日記。
字の練習にもなるでしょうし、何よりも、生き物を扱う心得をちゃんと学ばせるいい機会になるよう
私も気を付けています。