Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

子供の心

2008年07月02日 | 子育て日記
昨夜は眠れない夜でした。

あっちゃんの通う小学校で、昨日、あることが起き、その被害者の保護者として
色々考えていたからです。

被害者・・・そう書くと、とても大きな事件が起きた印象ですが
でも、そうかもしれません。

昨日、昼休みの時間。
あっちゃんたち女の子グループがいつものように遊んでいたら、上級生の男の子3人が持っていたカッターナイフを使って脅し、刺すようなマネをしました。
あっちゃんは、本当に刺されると思ったようで、随分怖い思いをしたみたいです。

その男の子たちは、学校では問題児・・・と言う注意を貼られていて、ここまでのことは初めてらしいのですが、何件か事は起こしていたようです。
でも、保護者に話したのは、この事を受けて・・・。

昨夜のうちに、担任と母親に連れられて、子供たちは謝罪に来ました。
でも、それは、ワタクシには形式上(パフォーマンス)にしか見えず、
子供達が本当に反省しているのかは、不明です。

学校の対応にも、疑問が多く残っています。
これでお仕舞いにしたい様子が、窺えるからです。
仕事でどうしても立ち会えなかっただんな様と、話し合い、自分達が思うことを
きちんと学校に伝えるべきと判断しました。
一緒に被害にあった子の、保護者にも連絡を取って、一緒に話し合うことにしました。

たかが子供の起こしたこと・・・
そう思う一面もあるかもしれません。
でも、『人を殺す』と簡単に言ってしまう子供の心をみて、
これでお仕舞いにしてはいけないと思うのです。

また、謝るという事。
自分が求めるものとの違いは、他人だからあるでしょう。
でも、子供だけに謝らせて、自分は蚊帳の外と決め込んだような態度。
結局、母親達は一言も謝りませんでした。

ワタクシは、もしこれが反対の立場だったらと、つくづく考えさせられました。
子供の前で謝る姿。
情けなくって、苦しくって、これ以上ないほど辛いことの筈。
でも、その姿こそ、子供に見せなくてはいけないことだと思います。
親の姿こそ、子供の心に一番残るはず。
親も、叱る側も、それを踏まえたうえで、子供のしでかしたことを
初めて分からせることができると思うのです。

何事も、感情が先に立つワタクシですので、話し合いの場はだんな様に任せることにしました。
冷静に、かつ的確に物事の本質を突くだんな様。
きっと、納得のいく結果を持ち帰ってくれることと信じています。