牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

手打ちうどん ごんべえ (馬場下町)

2006年04月15日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
馬場下町メーヤウの下には「ごんべえ」という手打ちうどんの店があります。

どのメニューもかやくご飯がついており、値段も550円から650円とボリューム、値段ともに学生にはやさしい店です。

よく頼むのは「忍者うどん」という冷たいうどんで、たぬきときつねにゆで玉子が入ったオリジナルのメニューなのですが、カツ丼もなかなかのオススメとの評判だったので、もとは従業員のまかないメニューだったという650円の辛子カツ丼を頼んでみました。

たまたま向いの方がノーマルのカツ丼を頼んでいたので、細かく刻まれた唐辛子で真っ赤になった自分のカツ丼との色の違いに一瞬、ひるみましたが、辛さと旨みにバランスが取れており、なかなかの味でした。

早稲田の界隈は、安さやボリュームだけでなくきちんとした味の店が多いので、学生にはありがたいことです。

メーヤウ (馬場下町)

2006年04月14日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
馬場下町の穴八幡宮向かい側にあるメーヤウでランチをとりました。

信濃町のメーヤウや四谷三丁目にあるメーヤウ村にはよく行くのですが、早稲田の馬場下町にあるメーヤウは学生街のためかいつも混んでいるので入ったことがありませんでした。

信濃町や四谷三丁目とは異なり、タイのグリーンカレーやレッドカレーの他に、インド風がメニューにあったので、750円のインド風ポークカリーを注文。
ライスも普通盛りの270gに加え、中盛りの350g、大盛りの450gや特盛600gにカレールー大盛り、女子学生を意識したものか少な目の200gとバリエーションが多いところが、学生街ならではでしょうか。

肝心の味も、タイカレーに劣らずスパイシーでコクがあり、満足の一品でした。

七福神 (西早稲田)

2006年04月13日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
夕方の打合せの後、19時から始まる7限目の講義の前に腹ごしらえをしようと、西早稲田にある七福神で食事をとりました。

この店は、東池袋のつけめんの名店「大勝軒」で修行した方が経営しており、メニューにもつけめんではなく「もりそば」とあります。ベーシックな650円のもりそばが300g、100円増しの大盛りが600g、1,000円で通常の4倍もの量がある1.2kgのもり極も選べます。

3年位前にオープンした当時に何度か行ったのですが、特に強い印象がなかったことと、麺の水切りがしっかりされていなかったのが水っぽいような感じがしたので、特にリピートすることはありませんでした。
今回食べたのは、新メニューの「特製辛野菜つけ麺」の麺少なめ。辛みを加えた野菜がたっぷり入った真っ赤なつけ汁で、油断をしてひと口食べたら、思わずむせ返しそうになってしまったほどです。
馬場下町にある「高木や」のみそベースとは違うしょう油ベースの辛さで、あとを引くような味でした。

麺少なめとはいえ、もとが300gですから、食べ終わった頃にはかなり満腹でした。
講義前だけに少々、控えめにした方がよかったかも知れません。

KIRIN 一番搾り 無濾過 <生>

2006年04月12日 | お気に入りの食材
4月5日に新発売された「KIRIN 一番搾り 無濾過 <生>」を試してみました。

最初に流れ出る一番麦汁だけでつくるという、キリンの看板商品「KIRIN 一番搾り」のチルドビール版。つまり、無濾過で冷蔵配送されたものというものです。

能書きはさておき、味はというと適度な苦味としっかりした味わいが印象的なビールでした。
瓶のままらっぱ飲みしたときよりもグラスに注いで楽しむほうが、よりまろやかな味わいを楽しめるような気がしました。

食堂 稲穂 (戸塚町)

2006年04月11日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
集中講義の後、西早稲田キャンパスの南門から穴八幡に向って歩いていると、なつかしの食堂「稲穂」の前を通ったので、懐かしさのあまり思わずのぞいてみました。
木造二階建てのそこだけ昭和が残っているような店内は、18年もの時間を感じさせないような、懐かしい時間が流れていました。

当時は「たんめん」ばかり食べていたので、チャーシウメンと餃子を注文。鶏ガラと野菜のうま味がたっぷりと出た嫌味のない味と太目の弾力ある麺が、なんとも言えない、いい味でした。
餃子は初めて食べたのですが、味もにおいも明らかににんにくがたっぷりと入っているようで、後を引くような美味しさでした。
その後のアポイントさえなければビールを注文したくなる感じでしたね。

生協食堂 (西早稲田)

2006年04月10日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
大学院の集中講義の合間、授業が終わって携帯を確認すると、山のようにたまった勤務先からの転送メールが。あわててノートブックをひろげていたら昼休みが残り15分になってしまいました。

普段であればお昼を抜いてしまうのですが、腹が減っては授業に身が入らないと、約18年ぶりに生協食堂に行きました。

何を食べようか迷ったのですが、結局、選んだメニューは380円のカツカレー。普通のカレーが320円なので、たった60円の差額とはえらいコストパフォーマンスのよさだと妙に感心しました。
ちょっと小麦粉っぽい、いかにも給食のような感じで、スキー場や駅の構内にありがちな味。学生の分際でクルマを所有し、お金がなくて1ヶ月以上カレーを食べ続けた20歳の頃を思い出しました。

生協食堂のこの味こそ、私にとってのソウルフードなのかもしれません。

夢吟坊 (三宿)

2006年04月09日 | 食べ歩き (その他)
三宿で開かれた友人のライブの帰り、近くにある「天下一品」池尻店にでも寄って帰るつもりだと話したところ、そのすぐ近くに「夢吟坊」というとても美味しいうどん屋があるとのこと。
こってり系のラーメンよりは身体にやさしいだろうと、薦められるがままにその店を訪れることにしました。

日付をとうに越えた深夜ではありましたが、オススメの夢塩かきあげうどんを注文。ひと口だし汁を味わって、その自然な甘みと豊かな風味にていねいな仕事ぶりを感じました。
ベースは昆布と鰹でとって、野菜と鶏のスープをブレンドしたとのこと。
うどんも腰ともちもちとした歯ごたえがある程度に茹で上げられ、スープとの相性もよかったですね。

期せずして出合ったうどん屋ですが、夜中のラーメンよりは総じて満足度が高いように思えました。

丸正 新宿若松町店

2006年04月08日 | 日々雑感
大学院へは幸いにも徒歩20分程度で通えます。
その途中に食品スーパーの丸正 新宿若松町店があるため、帰宅の途中に立寄ることが多くなりました。

わが家の近くには、丸正以外にも三徳やよしや、ポロロッカ等の食品スーパーがたくさんあり、あえて丸正に行くことも少なかったのですが、丸正にはニッチな品揃えのビールがたくさんあるので、ついつい吸い込まれるように入ってしまいます。

例えば、私の大好きなヤッホー・ブルーイングのよなよなエールは常に260円で在庫していますし、めずらしいところでは、全国地ビール第一号の「エチゴビール」もラインナップされています。

このエチゴビールはピルスナータイプで、苦味もほどほどでクセがなく、個性を主張しないまでも、いつもと違った個性を感じられる味わいがあります。

この数年、この界隈もマンションの建設ラッシュなので、食品スーパーも新たな需要を見越して、これはという個性豊かなビールを、これからも置いて欲しいものです。

FAIRFAX GRILL/フェアファックスグリル (四谷三丁目)

2006年04月07日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
四谷三丁目から曙橋方面に少し下ったところにある「FAIRFAX GRILL」で食事をしました。

もともとここには「Sazio」というイタリア料理屋があり、雰囲気がよく、値段の割にはボリュームもたっぷりしていたので何度か通ったことがあります。
その後、数年前に「Sagio」が閉店。跡にできたのが広尾や恵比寿にあるレストラン「CARDENAS」の姉妹店「FAIRFAX GRILL」です。

ジャンルでいえば、カリフォルニアキュイジーヌというか、西海岸にありがちな魚介類や肉のグリル、パスタなどを中心にした料理です。
それほど広くはない店内ですが、道路に面した窓が広く開放感がありますし、夏にはその窓を開け放してオープンテラスになります。

料理はどれも手ごろでそこそこ美味しいのですが、ポーションはあまり大きくなく、店員が元気がよすぎるのか寿司屋か牛丼屋のように厨房とやり取りするのが少し気になりました。

ワインが手ごろな値段なので、軽食とワインを楽しむおしゃれな洋風居酒屋として使う分には、オススメの店ですね。

オーガニック・ビール 信州燦燦/Sun Sun

2006年04月06日 | お気に入りの食材
近所のスーパー「丸正」の新宿若松町店に行くと、必ず大好きなヤッホー・ブルーイングの「よなよなエール」を買うのですが、今回はそのとなりに陳列してあった「オーガニック・ビール 信州燦燦/Sun Sun」を買ってみました。

その名の通り、昨今の消費者の健康志向の高まりに応えるために開発されたビールで、すべて厳選された有機栽培の材料を使っているとのこと。
これだけのこだわりがありながらも、よなよなエールと同じ350ml缶で260円の価格を実現しているのは立派なことです。

肝心の味ですが、エールビールらしくほんのりと酸味のある個性的な味わいなのですが、強い刺激もなく全体的に柔らかな印象でやわらかな印象でした。

食事のときに自然に飲めるビールだと思いますね。

PHOTHAI/タイ国 ポータイ屋台料理 (赤坂)

2006年04月05日 | 食べ歩き (その他)
赤坂での打合せの後、ランチを食べようと溜池山王の方に向っているときに、「PHOTHAI/タイ国 ポータイ屋台料理」の看板が目に入りました。
ランチメニューはすべて790円とのこと。
そこに書かれている文字から異国情緒を感じたので、エスニック好きな私としては思いもよらぬ掘り出し物かもと、店のある雑居ビルの狭い階段をおりていました。

場所は山王パークタワーからアークヒルズに抜ける斜めの道沿い、赤坂国際ビルの真裏にあります。

改めてメニューを見ると、タイ料理のガパオやパッタイ、グリーンカレー、タイ汁そばなど定番メニューがすべて790円。炒めもの系かカレーか悩んだところ、2種類のカレーとガパオのスペシャルセットが1,000円だったので、少し多目かなと思いつつもそれを選択しました。

出てきた料理はボリューム満点。カレーは、下手をすればライスをすべて食べられるくらいの量でした。味は日本人向けにかなり辛さをアレンジしてあるようでしたが、トムヤムスープを勢いよく飲むと辛味と酸味で涙がじわっと出てきました。
脳天を突き刺すような本場の辛さではないものの、十二分に本格的でしょう。
とうもろこしの入ったタピオカのデザートがついていましたし、十二分に納得できるランチでした。

八海山 泉ピルスナー/IZUMI PILSNER

2006年04月04日 | お気に入りの食材
わが家の近くにあるスーパーでは、意外にも個性的なビールを手に入れることができます。
例えば、お気に入りのキリンの「ハートランドビール」はよしやの柳町店でいつでも買えますし、丸正の新宿若松町店にはヤッホー・ブルーイングの「よなよなエール」が常時在庫されています。

三徳新宿本店の向かいにあるリカーワールドでは、最近、新潟の株式会社八海山の「泉ピルスナー/IZUMI PILSNER」を置きはじめたので、試しに飲んでみることにしました。

新潟県南魚沼郡六日町にある泉ビールは、日本酒で有名な八海山の地ビール部門で、米どころ魚沼の霊峰 八海山のふもとでビール苑を経営する他、ピルスナー、ヴァイツェン、アルトの3種のビールを販売しています。

今回試した「泉ピルスナー/IZUMI PILSNER」は、まろやかなコクとほんのりした甘みの中に全体を締めるような苦味が効いて、さすが名酒の蔵元が作るビールといった感じです。

蕎麦や鮨はもちろん、どんな食事も合いそうなビールですので、お客様をお招きしたときは、是非、食卓に並べたいですね。

入学式

2006年04月03日 | 日々雑感
この歳で自分の入学式に出席するとは夢にも思いませんでしたが、小雨のぱらつく中、大学院の入学式に出席しました。

洒落で受けた大学院に通ったのが1ヵ月半前。入学式に出て初めてこれから始まる研究生活の実感がわいてきたような気がします。

講義要綱を見ると学校へは毎日行かなくても大丈夫そう、ということは少しは飲みにいく時間があると思った私は、まだまだ修行が足りなさそうです。

はまぐりの潮汁

2006年04月02日 | 趣味の手料理
たまには味噌汁ではなく、素材そのものの持ち味と塩味だけで調味した吸い物が飲んでみたくなり、はまぐりの潮汁を作ってみることに。

こんぶとはまぐりで出汁をとり、あくをていねいにとって日本酒と塩、白だしで味を整えました。

仕上げに2本まとめて結んだみつばを入れたのですが、香りがよく、上品に仕上がって満足でしたね。

つけ麺屋 ひまわり (高田馬場)

2006年04月01日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
高田馬場駅前のさかえ通りには、学生時代の甘酸っぱい思い出があるためなのか、ときどき自分探しをするように引き込まれてしまいそうになります。

昔、よく通った鳥安の向かいあたりに神夢彦(かむげん)といううどん屋があり、そこの肉味噌カレーうどんがお気に入りだったので食べに行ったところ、残念ながら別の店に変わっていました。

しかしながら、そこには私のハートをつかむ「つけ麺」と書いてあるのぼりが立っていたので、気付くと条件反射のように店に吸い込まれていました。
暖簾には「ひまわり」とあり、どこかで美味しいとの評判を聞いたことがある店です。

いつもはつけ麺屋では、判でおしたように「普通のつけ麺 並盛り 麺少なめ」を注文するのですが、今日に限っては迷ったあげく、トッピング全部盛りの特製つけ麺¥930の並盛りを注文。ちなみに、この店もつけ麺屋の文法にのっとって、並盛り、中盛り、大盛りの価格は同じです。

つけ汁はトンコツ系がベースなのか味は多少濃い目、海苔には削り節(魚粉?)がのっていました。ひと口食べた印象は、他のつけ麺屋より多少、酸味が少ないという感じ。
テーブルには、削り節、刻み玉ねぎ、お酢が用意されており、客の好みで味が調節できる仕組みのようです。

麺もべんてんのレベルではないものの、口あたりとのど越しがよく、なかなかレベルの高いつけ麺屋だと思いますね。