ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

箸置き。

2007年04月22日 | blog

たとえばソファとか、カラダを預けるような家具は、重いほうがいい。
なにかを預けたり、支えたりするものは、重いほうがいいとおもうんです。

もともと「雲」の箸置きを使っていたんですが、
ちょっと軽いんですね。
軽いと、滑ってころころ動いてしまう。

重いやつ、鋳物がいいなぁとおもっていたんですが、なかなかみつからず。

自由ヶ丘のJ.(ジェイ・ピリオド)で、やっとみつけました。
鋳物の箸置き。
ボリュームがあってしっかり重くて、かっちりしていてかっこいい。
鋳物のこれくらいの手触りと量感。
なんとなく知っている感触…?

ああ、あれです、ベーゴマ。
ちょっと軽いですけどね。
ベーゴマの感触って、覚えてますよねぇ。

鋳物なので、水気に注意が必要だそうです。

陶器のものは、妻が選んだスタンダードなもの。
こちらは箸を置くのに、「狙わなくて」いいところが、いいです。
雲は可愛いんですが、箸先を、そっと狙って置くのがちょっぴり気遣い。

あまり凝ってもきりがないですが、
使いにくいものはけっきょく使わなくなってしまう。

今度のは、ながく使えるといいな。