ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

D-BROS、ドラフト、Mirror card「Dear」。

2006年07月22日 | blog

鏡、です。

かたほうには、はんぶんのトンネル、
もうかたほうには、はんぶんの電車が印刷されています。

ひらくと電車がトンネルををををををををををwwww。。。



ほんらいグリーティング・カードですが、
素晴らしすぎて、何か書いたり送ったりする気になれません。


はぁ。


基本はいつも「紙」、なんですね。

紙の気軽さと、はかなさと強さ。
「紙」というものの性質が、
作り手の身体に、しっかり染み付いている。

小学生の頃、一枚30円の「工作用紙」(方眼のはいった厚紙)を買っては、
はさみで切ってセメダインでくっつけて、クルマやらいろいろを
作っていたことを思い出します。

当時は、「紙工作クラブ」なんてものまでありました。

no quiet。

2006年07月22日 | blog

原美術館でみつけました。
ごくふつうのチェーンをモチーフにした、カラビナです。

その無形なカンジが、スーパーノーマルっぽいというか、
without thoughtぽいなぁ。
とおもって買ってみました。

わたしはキーホルダーというものをつかわず、
キーをリングで数本つなげただけにしているのですが、
そういうなんでもない用途にいいかな、とおもったのですね。

でも「ちょっと」違ってました。

キーをつけるには、バネが弱くて脱落の危険がある。

そもそも、カラビナはその機能からあのような形状…
「ナスカン」なんて呼ばれますが、だから茄子型…
に、なってるわけですが、このカタチでは機能を果たさない。

そして、カラビナとしての機構がはいることで、
チェーンとしての機能も果たさないんですね。

ふむ。

なんてこまかいことは置いといて、
でもこのなんでもないカンジで、じつはなんでもなくない、
というさりげなさはけっこういいです。

何に使いますかね。
使いみちはないのだけれど。