妻が購入。
なんか「迷わず」購入してましたね。
「これ学校にあった」とか。
押すと確かな手応えで、細密でみっちりした霧がでます。
なかなか、いい感触。
この、つぼみとも果実ともつかない、微妙なモチーフと質感。
植物のイメージですよね。
かつて、こういう「テイスト」の「ジャンル」が、
確かにあったとおもいます。
わざとらしくないというか、けれんがないというか、
邪気がないというのかな。
なんだか文字どおり、「自然」だとおもうのです。
今このデザインをやったら、「狙いすぎ」になるというか。
かつてデザインに「拠るところ」がなかった時代。
モノのイメージがなかったころ。
テレビが「家具調」だった頃。
ときどきこんなふうに、「自然のもの」にモチーフを求めた。
のかもしれません。
デザインですけど、
「いわゆるデザイン」じゃなかった時代。
いま、成立しそうで成立しない感覚。
だとおもいます。